2021年4月の読書記録

5月になりましたね。

4月の読書記録を残しておきます。

 

 

 4月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:3142ページ
ナイス数:2338ナイサウ

花まんま花まんま感想
『トカビの夜』『妖精生物』『摩訶不思議』『花まんま』『送りん婆』『凍蝶(いてちょう』の6篇。どれも大阪を舞台にしたノスタルジーあふれる作品だった。差別や貧困、DVなど暗い部分もあるけれども、そういった事と不思議な事が同居していた時代だったと思う。朱川さんらしいお話でした。
読了日:04月29日 著者:朱川 湊人
幸福な食卓幸福な食卓感想
いきなり父親が父親であることを辞めると宣言する所から始まり、戸惑ったけれども、だんだん事情が飲み込めた。皆がバラバラでいるようで繋がっている不思議な家族。母親が家を出たわけも私は理解できた。でも兄の直ちゃんは綱渡りしているような生き方だなあと感じた。途中で変わってきたけれども。小林ヨシコさんのお蔭で。強烈なキャラクターの持ち主だけれども、救世主なのかもしれない。佐和子と大浦君とのやりとりは微笑ましくて好きだ。だから突然の事に呆然としてしまった。
読了日:04月28日 著者:瀬尾 まいこ
聞こえているのに聞き取れないAPD【聴覚情報処理障害】がラクになる本聞こえているのに聞き取れないAPD【聴覚情報処理障害】がラクになる本感想
APD (聴覚情報処理障害)という症状を全然知りませんでした。読んでみて自分はたぶん違うだろうと思いました。「聞こえているのに聞き取れない」事があるので読んでみたのですが、チェック項目には当てはまりませんでした。元々左耳の聴力が弱かったのですが、今年の検査では更に悪くなっていました。ストレスで発症した耳鳴りの影響もあるようです。APD の人も周囲の協力を得られれば、普通に暮らせると書かれてありました。APD の事がもっと広く知られるようになれば、生きづらさを抱えて悩む人も減るのだろうと思いました。
読了日:04月26日 著者:平野 浩二
ねことじいちゃん (メディアファクトリーのコミックエッセイ)ねことじいちゃん (メディアファクトリーのコミックエッセイ)感想
大吉じいちゃんと猫のタマの日常。とてもほっこりしました。お料理上手ですね。奥さんの三回忌に息子さんだけしか帰ってこないなんて薄情では?、と思ってしまいました。猫の集会はあるあるですよね。大吉さんが倒れたときはどうなることかと気をもみましたが助っ人登場でほっとしました。
読了日:04月25日 著者:ねこまき(ミューズワーク)
今日もお疲れさま パンとスープとネコ日和今日もお疲れさま パンとスープとネコ日和感想
相変わらずしまちゃんはシオちゃんに手厳しい!もう少し優しくしてあげてもいいのにと思うのはいけない事でしょうか?仕入れ先のパン屋さんが諸事情で閉めることになり、新しくお付き合いすることになったパン屋さんがとても素敵です。個人経営は【人】が頼りだから難しいですね。アキコもしまちゃんが休んだ時にそれを痛感する。うちも零細企業だから誰かが倒れたら本当に大変なので。住職の訃報はちょっと複雑でしたね。奥様は元気そうでホッとしましたが。
読了日:04月25日 著者:群ようこ
すぐわかる水墨画の見かたすぐわかる水墨画の見かた感想
『線は、僕を描く』を読んで水墨画に興味を、ほんの少しですが持ったので、図書館で借りました。とても初歩的な説明をされてあるのですが、やっぱり私には難しいです。『線は、僕を描く』でも出てきますが、筆遣いを体感できないと理解は難しいと感じました。そんな中にあって、久隅守景(くすみもりかげ)の「納涼図屏風」の親子3人の絵には心魅かれました。家族が崩壊して自身も破門になりながら描いたこの絵には、彼の家族団らんへの思いが感じられ切なかったです。
読了日:04月22日 著者: 
廉太郎ノオト (単行本)廉太郎ノオト (単行本)感想
音楽の授業で瀧廉太郎さんの事を本の少し習う程度でよく知りませんでした。作曲家としての瀧さんの方を習った程度でピアノ奏者としての瀧さんを知りませんでした。若き天才の喜びや悲しみ、悲嘆、絶望が胸に迫ります。又幸田露伴の妹の延や幸が天才バイオリニストだった事も知りませんでした。明治の時代に凄いですね。作詞家東くめと作った幼稚園唱歌、いいですね。皮肉屋の新聞屋に廉太郎の気持ちが伝わって良かった。
読了日:04月21日 著者:谷津 矢車
続々・怪談和尚の京都怪奇譚 (文春文庫)続々・怪談和尚の京都怪奇譚 (文春文庫)感想
『天眼』『嘘』『孤独』『憑依』『現身』の5つのテーマで書かれてありました。怪談ですが、仏様の教えでもあります。今この世で努力して完成できずとも、来世でその続きが出来るのならばいいかもしれませんね。今の努力は決して無駄ではないのだと思えると希望がもてます。
読了日:04月16日 著者:三木 大雲
散歩するネコ れんげ荘物語散歩するネコ れんげ荘物語感想
シリーズ4作目。キョウコの母親は脳内出血で認知症になってしまった。キョウコの事を全く覚えていない事に返ってほっとしながらお見舞いに行く姿になんだかなあと思ってしまった。コナツさんの我儘ぶりには呆れてしまったが、最後はまあなんとかなったようで良かった。ただ、おまけがついてきて驚いたが。問題はキョウコだと思う。母親の花器を義姉にお願いして勝手に持ち出して使うなんていいのだろうか?実の娘だから母親の許しが無くてもいいのだろうか?いくら認知症になっているからといってそれはないんじゃないの?と思ってしまった。
読了日:04月12日 著者:群ようこ
ネコと昼寝―れんげ荘物語ネコと昼寝―れんげ荘物語感想
シリーズ3作目。部屋にやってくるようになった猫に萌えるキョウコ。気持ちは分からないでもない。コナツさんには困ったものだと思った。でも適材適所ということもあるからね。コナツを食事に誘うキョウコはお人好しにも思えるけれども、基本的には世話好きなのかもしれない。キョウコの母親が倒れ、これからどうなるのかが気になるところで次巻へ。
読了日:04月11日 著者:群 ようこ
しょうたとなっとう (ふしぎいっぱい写真絵本)しょうたとなっとう (ふしぎいっぱい写真絵本)感想
しょうた君は納豆が嫌いです。私も納豆は苦手だったので気持ちはよく分かります。おじいさんがしょうた君を畑に誘います。おじいさんの畑仕事を手伝っていくうちに納豆がどうやって出来るかを知ります。しょうた君、納豆が好きになって良かったね。私もお酢をかけると納豆を食べられるようになりました。
読了日:04月11日 著者:星川 ひろ子,星川 治雄,小泉 武夫
あおあお感想
可愛らしいお話でした。青いものが大好きなバーティー。可愛い犬と出会って飼う事になったけれども、犬は青くない。困った。どうしよう?彼が考えた事が可愛らしいです。想像はつきますが。。。
読了日:04月11日 著者:ポリー ダンバー
働かないの―れんげ荘物語働かないの―れんげ荘物語感想
れんげ荘での生活も3年となり、すっかりその生活に馴染んだものと思いきや、そこは真面目なキョウコ。悩みつつ生活していました。東日本大震災にもれんげ荘は無事で新しくチユキさんが入居。彼女もまた素敵な女性です。それにしても月10万円で、家賃3万円は固定費で出ていく残額で国保や年金も払いつつ生活できるものなのだろうか?役所から電話がかかってきた時はその件かと思ったら、働いて税金を納めてほしいという事だったか。ただ、今は健康でもいつ怪我や病気をするか分からないから、やっぱり備えは大切だと思ってしまう心配性の私です。
読了日:04月11日 著者:群 ようこ
線は、僕を描く線は、僕を描く感想
とても良かったです。高校生の時に両親を亡くし、叔父夫婦に良くしてもらいながらも、心の中が真っ白になって生きる気力を無くしていた青山霜介。大学に入って唯一出来た友達の古前君からある展示会のパネル設置のアルバイトを頼まれる。そこで出会ったのが水墨画の大家、篠田湖山だった。全くの素人の霜介になぜ声をかけたのか?それは物語を読み進めるうちに分かってきます。一人の孤独な青年の成長物語。生きるということを取り戻した青年のお話でした。
読了日:04月08日 著者:砥上 裕將
フラミンゴボーイ (児童単行本)フラミンゴボーイ (児童単行本)感想
戦争と差別と障害。とても良かったです。ヴィンセントと同じ気持ちでケジアに早く続きを語ってもらいたくて、はやる気持ちを抑えて、仕事や家事の合間に読みました。フラミンゴボーイ、素敵な言葉です。ロレンゾの不思議な能力(フラミンゴや動物の気持ちが分かる力と傷ついたものを癒す力)を羨ましく思いました。戦争や差別と戦った家族と、人の心を失わなかった兵士との素敵なお話でした。
読了日:04月04日 著者:マイケル モーパーゴ
動物警察24時動物警察24時感想
Tokyo Animal Police 通称TAPのメンバー璃々と涼太。そして警察官の天野。この3人が動物たちを救うために必死に行動する姿が描かれてある。璃々が熱くなりすぎるきらいがあるけれども、気持ちは凄くわかる。モノ言えぬ動物たちを酷い目に遭わせることは、私も許せないと思うから。無償の愛を注いでくれる動物たちは愛しい存在だ。
読了日:04月01日 著者:新堂冬樹

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