夏の思い出と8月の読書記録

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メリーちゃんと私


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メリーちゃんと私

8月14日にホーストレッキングに行ってきました。

森林の中を歩いたのでとても涼しくて楽しい時間を過ごせました。

私を乗せてくれたのは27歳のメリーちゃん。

カリフォルニア生まれのクォーターホースという品種の馬です。

だいたい35歳くらいまで生きるそうです。

そして死ぬまで仕事を続けるそうです。

なんだかちょっと切なくなりました。

トレッキングの後は厩舎で他の馬たちとも触れ合う事が出来ました。

皆大人しくて人懐っこくていい子たちばかりでした。

おでこを撫でてあげると気持ちよさそうに目をつぶって、とても可愛らしかったです。

皆、これからも元気でいてほしいなあと思いました。

そしてまた会いに行きたいと思いました。

 

 


随分と遅くなりましたが、8月の読書記録を残しておきます。

 

8月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:3617ページ
ナイス数:1558ナイス

たましくる―イタコ千歳のあやかし事件帖 (新潮文庫)たましくる―イタコ千歳のあやかし事件帖 (新潮文庫)感想
2作目から読んでしまったので、分からなかった人間関係がこれではっきり分かりました。イタコの千歳よりも幸代さんの方が霊感がありそうですね。でも、千歳の人間観察力と推理力はなかなかのものですね。でも『紅蓮』ではイタコの力を発揮して霊に語り掛けて真犯人が名乗り出るように仕向けたし、千歳って不思議な人です。
読了日:08月30日 著者:堀川 アサコ
一流の人が言わない50のこと一流の人が言わない50のこと感想
確かに人格の高い人はこういう事を言わないなあと思いました。こういう言葉を口にする人は自分に自信がないのだとずっと思っていましたが、やっぱりなあと思いました。そして自分も言ってしまっている言葉がありました。「不安だ」という言葉です。常に先行きに不安を抱えている私。言葉には言霊があることを分かっていながら、どうしても言ってしまう時があります。気を付けます。
読了日:08月27日 著者:中谷 彰宏
めんどくさがる自分を動かす技術めんどくさがる自分を動かす技術感想
年を取ると共に、だんだんめんどくさがる自分がいる事に気が付き、嫌悪感を抱きつつもどうにもしようがなくて、この本を手に取りました。若い時にはサクサク出来ていた事がどうして出来ないのか?どうにも億劫でしょうがない自分がいます。この本に書かれてある事は、若い時にはやっていたなあと思い出しました。最近はさぼっていましたね。目標達成に必要な「不足行動」と邪魔する「過剰行動」。 もう一度見直してみます。
読了日:08月26日 著者:冨山 真由
パパ ママ バイバイパパ ママ バイバイ感想
1977年9月に起きた米軍機墜落事件。そいういう事があったことは当時ニュースで知っていたけれども、子供だった私は無関心でした。子供なりの人間関係(虐め)や勉強の事など悩む事が多かったのです。恥じ入ります。無関心ほど悪いことはないですよね。この絵本を読んで本当にそう思いました。折角辛い治療に耐えたお母さんが、とても信じられない最期を迎えられたことがショックでした。そして幼い兄弟たちの最期の言葉に涙が出ます。裕ちゃんの「パパ、ママ、バイバイ」、康ちゃんの「はとぽっぽ」の歌。どうにも堪らなかったです。
読了日:08月25日 著者:早乙女 勝元,門倉 エイ,鈴木 たくま
夢の猫本屋ができるまで Cat’s Meow Books夢の猫本屋ができるまで Cat’s Meow Books感想
猫が本屋を助け、本屋が猫を助けるお店、そんなコンセプトの本屋さんを開業された安村さんの実体験。実際にどれくらいの経費がかかったとか、開業後の損益なども掲載されていて驚いた。読メのオフ会でお薦めされていた本。読んで良かった。とても楽しく読めました。資金集めにクラウドファンディング利用されていて最近の方法だなあと思った。私も馬関係のクラウドファンディングには資金を提供する側で参加しているので。そしてりんご猫という呼び方が可愛らしい。猫エイズキャリアの猫たちが店員としてお出向かえしてくれる素敵な本屋さん。
読了日:08月25日 著者:井上 理津子,安村 正也
死神の選択死神の選択感想
DR、死ぬ権利を行使できる世界。その専門医である神恵一と看護師の英理子。DRを行使しにくる人々と彼らとのやりとり。そして自分が殺してしまったと悩む恵一。そんな恵一を明るく支える看護師の英理子さんが良い。恵一は優しすぎる。軽い気持ちで受けた取材。それが雑誌に悪意のある書き方をされ、追い詰められていく。恵一を逆恨みして襲ってきた男に腹が立った。元はと言えば自分が蒔いた種だろうに。人のせいにしてなんて自分勝手な人なんだと思った。恵一が助かることを願うばかりだ。
読了日:08月20日 著者:嘉山 直晃
これはこの世のことならず: たましくる (新潮文庫)これはこの世のことならず: たましくる (新潮文庫)感想
2作目から読んでしまった。でも、お話に入り込むことは出来た。イタコの千歳の前に現れた霊の言葉。その意味が分かるまでに起こった悍ましい事件。霊よりも人間の方が恐ろしい。『魔所』も『これはこの世のことならず』も『白い虫』も人間の欲が怖かった。『馬市にて』東北のオシラサマの事を初めて知りました。姫の神様と馬の神様、バラバラにされていたオシラサマが一緒になれて良かった。幸代さんの「人間はどこら辺りまで人間なんでしょうね?」のセリフにドキッとした。確かに。現代だからこそ余計に考えてしまう…。
読了日:08月19日 著者:堀川 アサコ
人魚の傷 (るーみっくわーるどスペシャル)人魚の傷 (るーみっくわーるどスペシャル)感想
シリーズ2作目。『夢のおわり』のなりそこないの人生が切なかった。『約束の明日』苗さんが哀れだ。英二郎の狂った愛情が恐ろしい。『人魚の傷』8百年子供の姿のまま生き続ける男の子。憎まれ口をたたきながらも、涙をぬぐう姿にずっと孤独で寂しかったのだろうと感じた。湧太と真魚は一緒にいる限り孤独ではない。でも旅はいつまで続くか分からない。『舎利姫』我が子を愛する父親の愛。分からなくはないが、やはり神の領域に手を出すのはどうかと思う。なつめが哀れ。結局人間は普通に生き老い、死んでいくのがいいのだと思う。不老不死は不要だ
読了日:08月18日 著者:高橋 留美子
人魚の森 (るーみっくわーるどスペシャル)人魚の森 (るーみっくわーるどスペシャル)感想
人魚の肉を食べて不老不死になってしまった湧太。普通の人間に戻る為に人魚を探す旅を続けていて、ついに人魚を見つける。そこには真魚という少女がかくまわれていた。昔読んだ時は、萩尾望都様の『ポーの一族』を思い浮かべた。永遠に死ぬことも老いることもできない人生。人魚に関わった様々な人々のなんともいえない人生。悲しすぎる。湧太と真魚の旅は続く。
読了日:08月18日 著者:高橋 留美子
そよかぜさんそよかぜさん感想
仕掛け絵本。そよ風のいたずらでいろんな物を飛ばされた動物たちが追いかけていく内に一緒になってラストは…。かわいらしいお話でした。【2019花鳥風月読書会】
読了日:08月18日 著者:たちもと みちこ
アウシュヴィッツの図書係アウシュヴィッツの図書係感想
実話を元にした小説。でも実際にアウシュヴィッツに家族収容所があり、子供たちが学ぶ場所があったことに驚きました。そして『本』があり図書係の少女がその本を守り抜いたことにも驚きました。アウシュヴィッツと聞くと、ガス室で大勢のユダヤ人が虐殺されたとしか思い浮かばなかったのです。その中にあって勇気ある人々が生き抜いた姿に感動しました。ただ、あまりに酷い環境に身震いしました。そんな中、主人公の少女はよく生き抜いてくれました。確かに本ではお腹は膨れません。でも本によって希望を持つことは出来るのだと思いました。
読了日:08月17日 著者:アントニオ・G・イトゥルベ
いまのわたしにできることいまのわたしにできること感想
やっと犬を飼う事を許してもらったマディ。スターと名付けた子犬を飼うことになりました。そのスターのお母さん犬がシェルターから来た事を知ったマディ。シェルターへ行きたいと言います。そしてシェルターにいる犬や猫たちの現実を知ります。「いちばんだいじなことはずっとすきでいること」と教わったマディ。ママと話しているとママが「あなたにもできることがたくさんありそうね?」と言います。今の自分に出来ることをマディは一生懸命考えて行動していきます。幼い少女に出来たこと。私たちにも出来ると思いませんか?
読了日:08月11日 著者:リサ・パップ
きらきら眼鏡きらきら眼鏡感想
愛猫のペロを亡くし、会社の先輩からはアプローチを受け、自分の心の位置が定まっていなかった明海は、ふと手にした古本に挟まっていた名刺に興味を持ちます。名刺の持ち主のあかねと連絡を取るとその本は間違って売ってしまったものだから返してほしいとの事。こうして出逢った二人の微妙な距離を保ったお付き合いが始まります。大人の切ないラブストーリー。それにしても明海があっていた虐めは酷い。ましてや自分の息子を信じずに手を挙げる父親も酷いと思ってしまった。切ないけれども未来に希望が見えるお話でした。
読了日:08月09日 著者:森沢 明夫
キラキラ共和国キラキラ共和国感想
ポッポちゃんに会えました。モリカゲさんとQPちゃんと、とても温かい家族生活が見られて気持ち良かったです。周囲の人々も皆温かくやっぱり素敵なお話でした。ただ、鳩子の母親の唐突な登場には驚きました。本当に母親なのかしら?とずっと疑問を持ったまま読んでました。未だに疑問を持っています。あと、男爵の告白にも驚きました。どうなるのだろう?続きは出るのでしょうか?とても気になります。
読了日:08月06日 著者:小川 糸
ねこの風つくり工場ねこの風つくり工場感想
猫たちが工場で『風』を作っているという可愛らしいお話。猫たちと一緒に仕事がしたくてハックが工場で働き始めます。でもハックには秘密が…。ハックが又工場で猫たちと一緒に働けるようになって良かった。【2019年花鳥風月読書会】
読了日:08月04日 著者:みずの よしえ
コンパニオンバード No.29: 鳥たちと楽しく快適に暮らすための情報誌 (SEIBUNDO Mook)コンパニオンバード No.29: 鳥たちと楽しく快適に暮らすための情報誌 (SEIBUNDO Mook)感想
漸く読了。一番笑えたのがもふもふ川柳。うちの子にもあてはまるなあと。嘴の病気は参考になりました。気を付けてやろうと思います。
読了日:08月03日 著者: 

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