2022年4月の読書記録

4月の読書記録を残しておきます。

体調不良により、コミックがほとんどでした。

でも『ピアノの森』は良かったです。

 

そして新しい家族を迎え入れました。

ユキを2月に失って心の中にぽっかり穴が開いていたのですが、

家族と相談して雛鳥を迎えました。

奇しくも2月生まれとの事。

とても可愛いです。

セキセイインコのルチノーの女の子(恐らく?)で、ナナと名付けました。

動物病院で健康診断を受けましたが、健康との事でした。

毎日癒されています。

 

4月の読書メーター
読んだ本の数:24冊
読んだページ数:4249ページ
ナイス数:2032ナイス

ピアノの森(21) (モーニング KC)ピアノの森(21) (モーニング KC)感想
カイと修平が仲直りできて良かった。二人で練習する姿に心から良かったって思えた。ただ、カイが修平に話した大事な事ってなんだろう?カイが手術しなければならないことって気になる。パン▪ウェイの生い立ちが書かれた記事がばらまかれた。そしてゴシップネタを探す魔の手が森の端にも迫る。
読了日:04月30日 著者:一色 まこと
いつもの毎日。いつもの毎日。感想
著者の衣食住や仕事に関するエッセイ。毎日を丁寧に暮らしていらっしゃると感じた。好きなもの、機能的なもの、丈夫なもの、靴など修繕のできるもの、そういったものに囲まれてシンプルに暮らす。素敵です。人それぞれスタイルがあるから、真似しようとは思わないけれども、私なりのシンプルで快適な暮らしを目指したい。
読了日:04月28日 著者:松浦 弥太郎
光と影の法則光と影の法則感想
著者のセミナーに参加された女性の体験がモデルとなった物語。光と影の法則。自分だけが損をしていると感じる。許せない人がいる。自分に嫌いなところがある。自分の周りに嫌な人がいる。仕事と家庭のうち、仕事を優先する。ひとりで仕事を抱えていっぱいになる。自分にも当てはまる事が多々あり、後半は久しぶりに泣きそうになりながら読みました。主人公の女性の気持ちがよく分かったから。「本当の問題」と「原因」思い当たる事があります。
読了日:04月25日 著者:心屋仁之助
ピアノの森(20) (モーニングKC) (モーニング KC)ピアノの森(20) (モーニングKC) (モーニング KC)感想
公園でカイに会った修平はついに心の中にあった事をぶちまけてしまう。そして激しく自己嫌悪。一方カイも深く傷ついてしまった。二人が心配。修平が姿を消した。必死に探す父親。ショパンの命日のミサで父親は気づいた。修平も又立ち直れたようだ。良かった。父子で長い話になりそうだ。後心配なのはカイ。修平、カイを見つけて仲直りして。
読了日:04月24日 著者:一色 まこと
ピアノの森(19) (モーニング KC)ピアノの森(19) (モーニング KC)感想
カイは残れたが、修平はファイナルに残れなかった。強いショックを受ける修平。シマノスキは意地悪だ。修平が心配だけど、父親の方も気になる。カイと修平が真の意味で良きライバルで良き親友になれる日は来るのだろうか?
読了日:04月24日 著者:一色 まこと
ピアノの森(18) (モーニング KC)ピアノの森(18) (モーニング KC)感想
良かった。修平が自分のピアノをついに見つけた。アダムスキの言葉を胸に、ピアノと繋がり、自分のピアノを弾ききった。カイもその演奏に聞き入り生涯忘れないと思う。ただ、今度は修平の父親の方が心配だ。どうしてそこまで神経質になるのだろう?息子の成長を素直に喜べないなんて切ない。はたしてファイナルに進めるのは誰なのか?
読了日:04月24日 著者:一色 まこと
トワイライト・シャッフルトワイライト・シャッフル感想
房総半島のとある街を舞台にした短編集。男女の心の機微を描いた作品が多いかな。『私のために生まれた街』が一番のお気に入り。病気で入退院を繰り返す上品な婦人と彼女の庭を造る職人との、人間的な交流が気持ちいい。
読了日:04月21日 著者:乙川 優三郎
老鳥との暮らしかた: 穏やかで安心な環境づくりから、リハビリ、メンタルケアまで老鳥との暮らしかた: 穏やかで安心な環境づくりから、リハビリ、メンタルケアまで感想
今年10歳を迎える我が家のセキセイインコのトワを幸せに過ごさせたくて読みました。今はまだ元気だけれども、いずれやってくる老い。目を背けるわけにはいかないので、その時のために、心の準備の為に。
読了日:04月19日 著者:細川 博昭
お寺の掲示板お寺の掲示板感想
お寺の掲示板の言葉を集めた作品。面白かったです。驚いたのが「おまえも死ぬぞ」なるほどなあと思ったのが「言っていることではなく やっていることがその人の正体」「人生が行き詰るのではない 自分の思いが行き詰るのだ」
読了日:04月17日 著者:江田智昭
ピアノの森(17) (モーニングKC)ピアノの森(17) (モーニングKC)感想
コンクールの難しさ。当落の基準の曖昧さだろうか。審査員の匙加減だろうか。アダムスキと話して気持ちが少し楽になった修平。でもまだ心の闇は深そうだ。ウェイ▪パンもカイに負けず劣らずの生い立ちだったのですね。それにしても不遇な生い立ちの人間の方がピアノコンクールで勝てるような流れが気になる。次巻が楽しみ。
読了日:04月17日 著者:一色 まこと
ショートショートドロップスショートショートドロップス感想
女性作家ばかりの短編小説を集めた作品。三浦しをんさんの『冬の一等星』だけ既読。望都様の『子供の時間』は望都様らしい作品。新津きよみさんの『タクシーの中で』が気に入りました。掘真湖さんの『トレインゲーム』も面白かったです。
読了日:04月15日 著者:新井素子 編
ピアノの森(16) (モーニング KC)ピアノの森(16) (モーニング KC)感想
カイの演奏は聴衆をひきつけた。しかし審査員は一筋縄ではいかない。自国ポーランドを愛するあまり、カイの演奏を否定する者もいる。しかし、カイの子供の頃の日々が本当に過酷で可愛そうなくらいだ。でも母親と阿字野が守ってきたのですね。そしてそれに応えようと努力してきたカイが素晴らしいです。反対に修平が心配。彼の精神は大丈夫なのだろうか?
読了日:04月11日 著者:一色 まこと
虹色の空―“カンボジア虐殺”を越えて1975‐2009虹色の空―“カンボジア虐殺”を越えて1975‐2009感想
ポル・ポトの大虐殺という言葉は知っていた。でも当時子供だった私にはよく分からなかった。この本はその大虐殺から生き残り日本へやってきた少女の成長と心の軌跡だ。そんな幼い少女が過酷な強制労働や病気からよくぞ生き残ったと思う。本当に酷い状況だったのだ。強制的にプノンペンの住民を移住させて強制労働させ、元々いる住民からも差別される。人間は我が身が可愛いからそういう状況になると残酷な事もできてしまう。そして知識人を虐殺し、労働力にならない人間を虐殺する。いったいポル・ポトは何をしたかったのかが分からない。
読了日:04月11日 著者:久郷 ポンナレット
ねこのシェリー (ciel books)ねこのシェリー (ciel books)感想
飼い猫のシェリーと野良猫の物語。シェリーが野良猫と一緒に生きていく事を選んだことに驚く。飼い主さんが可哀想。
読了日:04月10日 著者:なかえ よしを
世界中の息子たちへ世界中の息子たちへ感想
「たとえどんな大義があろうとも 私はあなたが殺されるのを見たくはない それにもまして たとえどんな大義があろうとも 私はあなたが殺すのを見たくない」心に刺さる。今まさにウクライナで起きていることへの思いそのもだ。
読了日:04月09日 著者: 
15ひきのおしかけねこ15ひきのおしかけねこ感想
ジュリエットさんが亡くなって面倒をみてもらっていた猫たちが大騒ぎ。そして目をつけられたのがテディベアのお医者さんのおじいさん。日に日に集まってくる猫たちを見ないようにしていたが、とうとう根負けしてご飯の面倒を見るようになったしまった。猫の餌の缶詰の値段の計算をして頭を悩ますおじいさんが気の毒。それでも猫たちの面倒をみるおじいさんが可愛らしくて素敵です。
読了日:04月09日 著者:ガブリエル バンサン
働く台所働く台所感想
台所って私にとってはずっと母がたっている場所だった。お手伝いでお米を研いだり、洗い物をしたり、一緒におにぎりを作ったりしてはいたけれども、母の城だった。やがて結婚したけれども義母と同居だったので台所は義母の城だった。義母が亡くなってから漸く私の城になった。古民家が好きなので、思わず見入ってしまった。新居は古民家なのだが、キッチンはリフォームされてしまっている。ただ戸棚は昔ながらの木製だ。これからの参考にしつつ、私なりの台所=城に作り替えていきたいと思った。
読了日:04月08日 著者: 
妻のトリセツ (講談社+α新書)妻のトリセツ (講談社+α新書)感想
『夫のトリセツ』に引き続き今度はこちらを。確かに女性脳ってそうなんだろうなあと思える。共感してほしいだけなのに、夫は解決策を求めようとするし、それが見つからない時は「おまえは人の気分を悪くする」と怒り出す。違うよ。ただ聞いてほしいだけ。それを分かってもらえない。
読了日:04月07日 著者:黒川 伊保子
夜叉の瞳 (少年サンデーコミックススペシャル―高橋留美子人魚シリーズ 3)夜叉の瞳 (少年サンデーコミックススペシャル―高橋留美子人魚シリーズ 3)感想
『舎利姫』真魚と出会う前の湧太。なつめが切ない。湧太についていきたかったのだろうなあ『夜叉の瞳前編・後編』湧太が昔使えたお屋敷の姉弟の悲しいお話。晶子と新吾。この最期で良かったのかな?『最後の顔前編・後編』息子をめぐる実の母親と義理の母親の争い。けれども実の母親がとった手段は好きになれない。子供を道連れにするのはおかしいと思うから。
読了日:04月03日 著者:高橋 留美子
アレッポのキャットマンアレッポのキャットマン感想
シリア内戦で行き場をなくした猫たちの世話を始めたアラーさん。やがて支援が集まって猫だけではなくいろんな動物たちを助けられるようになり、そして子供たちのために公園も作りました。なんて凄い人なんだろう。尊敬します。今、ウクライナでも行き先をなくした動物たちがいるのだろう。悲しいですね。
読了日:04月03日 著者:アイリーン・レイサム,カリーム・シャムシ・バシャ
高橋留美子傑作集 赤い花束 (BIG COMICS SPECIAL)高橋留美子傑作集 赤い花束 (BIG COMICS SPECIAL)感想
『日帰りの夢』『おやじグラフィティ』『義理のバカンス』『ヘルプ』『赤い花束』『パーマネント▪ラブ』の6作品。同窓会、親子、姑と嫁、介護、家庭を省みなかった夫とその妻、単身赴任など身近に起こりうる事をユーモラスに、でもちょっと身にしみる部分もあって良かったです。特に『赤い花束』はお気に入り。
読了日:04月02日 著者:高橋 留美子
きのう何食べた?(3) (モーニング KC)きのう何食べた?(3) (モーニング KC)感想
お正月に実家に行きたくないと愚痴るシロさんにケンジさんはいつもと違った反応。珍しく真面目に怒ってたと反省したシロさんはケンジさんの好物を料理して実家へ帰省することを伝える。やっぱりこのふたりの関係って良いなあ。ただケンジさんの家族の事って確かに分からない。いずれ出てくるのかな?。実家を離れていたら実家には実家の世界が出来上がっていても不思議はないよね。しかし女性の司法修習生相手にテンパってしまったシロさん、ちょっと笑えた。
読了日:04月02日 著者:よしなが ふみ
ピアノの森(15) (モーニング KC)ピアノの森(15) (モーニング KC)感想
レフ▪シマノスキ、凄い人だったのですね。気になるのはエミリアのこと。後で出てくるのかな?いよいよカイの登場。どんな曲でも森に連れて行ってしまうって、いったいどんな演奏なんだろう?
読了日:04月02日 著者:一色 まこと
ピアノの森(14) (モーニング KC)ピアノの森(14) (モーニング KC)感想
いよいよ修平がショパンコンクール本選に登場。人気ピアニストのアダムスキの次にピアノを弾いた。素晴らしい腕前にスタンディング▪オベーションが起きる。しかし演奏の合間にしきりに鍵盤を拭く姿に修平。さらにトイレで手を洗い続ける姿に異常さを感じる。倒れた修平を介抱したアダムスキ。修平の心の深い闇を感じ取って助言するが、今の修平には届かない。心配だ。そしてアダムスキ、いい人だ。
読了日:04月01日 著者:一色 まこと

読書メーター