2022年の読書記録

2022年度の読書記録のまとめです。

 

2022年の読書メーター
読んだ本の数:213冊
読んだページ数:43129ページ
ナイス数:20257ナイス

それでも猫は出かけていくそれでも猫は出かけていく感想
面白かったのですが、壮絶でもありました。いろんな猫たち、家猫も外猫にも作者の愛が溢れていました。病気を持っていたり障害をもっていたりする猫を捨てるのは酷い。そしてそういった猫たちをお世話する著者は凄い。そして文句を言いながらも診てくださるD病院の院長も素晴らしい人だと思います。避妊手術をうけさせて不幸な外猫を増やさない。生き物を飼うのならば最後まで責任を持ってほしい。登場する猫たちが個性的でした。
読了日:12月27日 著者:ハルノ 宵子
きのう何食べた?(14) (モーニング KC)きのう何食べた?(14) (モーニング KC)感想
シロさん、客先からまさかのクレーム。でもそれは絶対ありえないと所長が突っぱねてくださった。当然よね。シロさんはその手のお店に興味がありませんものね。結局客先の人が勝手なことをしていたことが判明し、謝罪に来られた。やれやれですね。ケンジさんのお店の店長、ついに奥さんに三行半をつきつけられた。ケンジさんが思っていた通りの展開。ところが、そのせいでケンジさんは店を任せられる事に。
読了日:12月25日 著者:よしなが ふみ
ベルサイユのばら 5 (集英社文庫(コミック版))ベルサイユのばら 5 (集英社文庫(コミック版))感想
アンドレを失ったオスカルはそれでも部下たちを引き連れ民衆の為に闘い、壮絶な死を迎えた。ここも涙した。フェルゼンの手配に寄りマリー・アントワネットや国王一家を国外逃亡させようとしたが、バカなフランス側の部下のせいで失敗する。そして処刑の日。マリー・アントワネットは最後まで王妃として誇りをもってふるまった。哀れだ。ボタンの掛け違いで彼女の運命は大きく狂ったと思う。ラスト、フェルゼンも又民衆の手によって命を落としたことが描かれ幕を下ろす。豪華で壮大で悲しみに満ちた物語だった。
読了日:12月11日 著者:池田 理代子
ベルサイユのばら 4 (集英社文庫(コミック版))ベルサイユのばら 4 (集英社文庫(コミック版))感想
パリの民衆の不満は膨れ上がり、オスカルの部隊は王宮を守る為に民衆を迎え撃つ役割を与えられる。オスカルはアンドレを愛している事を自覚しついに二人は結ばれる。オスカルは民衆側につくことを決意し、アンドレ以下部下たちも付き従う。そしてアンドレを失う。一番涙した場面。
読了日:12月11日 著者:池田 理代子
ベルサイユのばら 3 (集英社文庫(コミック版))ベルサイユのばら 3 (集英社文庫(コミック版))感想
パリの街に出没し貴族の屋敷を襲う黒い騎士を追い詰めたオスカルとアンドレアンドレが黒い騎士に目を傷つけられてしまう。これが後にアンドレを苦しめることになる。オスカルは近衛隊を辞めて衛兵隊に。荒くれ兵士たちはオスカルをバカにして従わない。しかし本気で兵士たちの事を思うオスカルの気持ちがやがて伝わっていく。が、オスカルの父親がオスカルに結婚話を薦める。追い詰められたアンドレはオスカルを道連れに死のうとするが直前で思いとどまる。好きな場面だ。アンドレは片目に追ったケガの影響で両目とも見えなくなりつつあった。
読了日:12月11日 著者:池田 理代子
ベルサイユのばら 2 (集英社文庫(コミック版))ベルサイユのばら 2 (集英社文庫(コミック版))感想
ロザリーの母の仇は皮肉な事に自分の産みの親のポリニャック婦人だった。娘として正式に引き取りたいと言う申し出を断る。当然よね。馬車でひき殺しておきながら平然と立ち去った女ですものね。マリー・アントワネットの母で偉大なオーストリアの女帝マリー・テレジアの逝去。娘のマリー・アントワネットの事がさぞかし心配だったことだろう。マリー・アントワネットは僅か14歳で嫁ぎ子供だった。彼女をちやほやした廻りの大人が悪い。
読了日:12月11日 著者:池田 理代子
ベルサイユのばら 1 (集英社文庫(コミック版))ベルサイユのばら 1 (集英社文庫(コミック版))感想
宝塚歌劇団の公演を見てすっかりファンになった作品。原作を読んだことはなく、今回図書館で借りて初めて読みました。オスカル他フェルゼン、マリー・アントワネットの3人の誕生。そしてオスカルは男性として育てられ近衛隊所属に。マリー・アントワネットはフランスへ嫁ぎ、フェルゼンとの運命的な出会い。貧しい家の娘ロザリーとの出会い。と盛りだくさん。
読了日:12月10日 著者:池田 理代子
声の在りか声の在りか感想
あるあるとうなずきながら読みました。現実にありうることばかりですっと物語の世界に入り込めました。スマホの画面ばかり見て希和の話を全然聞いていない夫には、生活全般の面で腹が立ちましたが、最後の方で希和に漏らした言葉で、え?本当にそう思っていたの?と驚いてしまいました。でも歩みよりの姿勢が見られて希望があります。保護者の中にはボスになりたい人はいますよね。上から目線で人の話をちゃんと聞かない。子供に恥ずかしくないのかと思います。
読了日:12月09日 著者:寺地 はるな
あずかりやさん 満天の星あずかりやさん 満天の星感想
『金魚』『太郎パン』『ルイの涙』『シンデレラ』の4篇。『ルイの涙』はそれこそ涙腺崩壊。ダメですね。動物ものは。ルイの健気さに抱きしめたくなりました。
読了日:12月06日 著者:大山 淳子
きのう何食べた?(13) (モーニング KC)きのう何食べた?(13) (モーニング KC)感想
佳代子さんの旦那さん、最高に笑わせてもらいました。ケンジさん、シロさんとの初詣楽しみにしていたのにまさかの発熱。でもシロさんが優しいと喜ぶ姿がカワイイです。お誕生日えおお祝いする場面では、年齢にこだわるケンジさんにそんなにこだわらなくてもカッコいいよと思ってしまいました。同級生が病死したり孫がいたり、シロさんもそういう年齢になったのですね。私もだ。
読了日:12月03日 著者:よしなが ふみ
星新一 空想工房へようこそ (とんぼの本)星新一 空想工房へようこそ (とんぼの本)感想
星新一氏の創作メモや蔵書や所持品などと、関係のあった新井素子さんやお嬢さんのマリナさんの書かれた星さんについての事、楽しく読ませて頂きました。主に中学から高校の頃、SFにどっぷりはまり、星さんの作品もその頃に読んでいました。作品を又読み返したくなりました。マリナさんが書かれていた、大阪万博は行列に並ぶことなくパビリオンを見る事が出来たなんて羨ましい限りです。でも私も幼かったから、太陽の塔アメリカ館しか覚えていないのですけれどもね。
読了日:12月01日 著者: 
教室の灯りは謎の色教室の灯りは謎の色感想
学習塾を舞台にしたちょっとしたミステリーと主人公の少女(並木遥)の成長物語。ミステリー事態は日常に起こりうる可能性のあるもので、その謎を解く黒澤先生のキャラクターの方がミステリーだと感じました。遥の虐め問題の方が読んでて辛かった。安奈はもっときつかったことだろう。心の傷は深い。でもラストには少し希望が見えた。さらっと読めます
読了日:11月28日 著者:水生 大海
ポーの一族 秘密の花園 (1) (フラワーコミックススペシャル)ポーの一族 秘密の花園 (1) (フラワーコミックススペシャル)感想
アーサー卿との出会い、そしてランプトンの絵が描かれることになった経緯が描かれる。アランが眠り続ける為にアーサー卿の館に留まることになってしまったエドガー。彼の行動を見るとやはりバンパイアなのだと改めて見せつけられる。全てはアランの為。エドガーが中毒になるなんて驚いた。
読了日:11月26日 著者:萩尾 望都
だいすきだよ おつきさまにとどくほどだいすきだよ おつきさまにとどくほど感想
お月さまに届くほど大好きとは凄いと思いました。そんな表現思いつきませんでした。お月さまに届くほどの愛情っていいなあと思います。
読了日:11月26日 著者:アメリア・ヘプワース
よもつひらさかよもつひらさか感想
『見知らぬあなた』『ささやく鏡』『茉莉花』『時を重ねて』『ハーフ▪アンド▪ハーフ』『双頭の影』『家に着くまで』『夢の中へ』『穴二つ』『遠い窓』『生まれ変わり』『よもつひらさか』の12編。ゾッとするお話が多かった。人以外の話よりも、思い詰めた人の恐ろしさと愚かさと憐れさが、読んだ後もいつまでもつきまとうような、そんな印象が残った。
読了日:11月25日 著者:今邑 彩
和家具の世界: 歴史とくらしがつくってきた日本の美和家具の世界: 歴史とくらしがつくってきた日本の美感想
和家具は正に芸術品ですね。美しい棚や箪笥の数々。畳の部屋には和家具が似合います。面白かったのはちゃぶ台と座卓の章。戦後西洋風にダイニングキッチンが登場するとちゃぶ台は廃れていく。奥さんが立ったり座ったりしなくていいテーブルは楽ですものね。座卓はお客様を迎える為高級感のあるものになっていく。今でもどこかに文化財級の和家具が眠っているかもしれない。その価値を知られず埃を被ってひっそりと捨て置かれているかもしれない。そう思うと切ない。
読了日:11月20日 著者:小泉和子
死体格差 解剖台の上の「声なき声」より死体格差 解剖台の上の「声なき声」より感想
義父も義母も司法解剖だったので、なんとなく我が家では馴染みのある法医学。テレビドラマと現実はやはり違う。どうして亡くなられたのかを真摯に解明しようと頑張ってくださっている解剖医の方々に感謝したい。ただその人数が少ないとのこと。少しでも法医を目指す方が増えるといいなと思います。遺族にとって身内がどうして亡くなったのかを知る事は重要です。それによって死を受け入れて前に進めるのですから。少なくとも私はそうでした。
読了日:11月18日 著者:西尾 元
ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)感想
罪を犯して少年院に入る事になった少年たちの中には、反省以前の子供たちがいるー。発達障害や知的障害、その境界の境界知能について力説されてある。いつも思っていた。どうしてそんなことが出来るのか?しかも反省している様子もない。その背景には虐待や困っている事に気づいてもらえず何の対処もされず過ごしてきた事に原因があったのか。確かに病院は薬を処方する事が主だ。『コグトレ』は少年たちだけではなく、私でもやってみたいと思った。
読了日:11月15日 著者:宮口 幸治
おじさまと猫(10) (ガンガンコミックスpixiv)おじさまと猫(10) (ガンガンコミックスpixiv)感想
主が夜逃げしてゴミ屋敷に置き去りにされた猫を救うべく向かった冬樹たち。そこにはガリガリに痩せ細り世の中に絶望したシャム猫がいた。捕獲して冬樹の家に連れてこられたが、なんとふくまるに喧嘩をしかけた。九重君のお陰で人を信じかけたシャム猫がいじらしい。子猫やシャム猫に冬樹を取られたように感じてストレスで吐いちゃったふくまるが可愛そうだった。でもふくまるはやっぱり優しくて強い。皆を受け入れる度量の広さに益々ふくまるが可愛くて好きになった。
読了日:11月13日 著者:桜井海
ミナトホテルの裏庭にはミナトホテルの裏庭には感想
祖父に頼まれてミナトホテルの裏庭の鍵と猫を探すことになった芯。ミナトホテルの持ち主、湊篤彦の母、陽子と芯の祖父木山と福田、美千代は昔『我儘を言い合い、聞き合う互助会』を結成し、今は亡き陽子の一周忌をその裏庭で開こうとしていた。ミナトホテルにやって来る訳ありの人たちや芯、同僚の花岡さんも皆、本当の気持ちを吐き出せずに抱え込んでイッパイイッパイになってしまっていた。人間てそういう時ってあると思う。『手の中にある』では陽子も又そういう状況で苦しんでいた事が分かる。なので互助会が出来た。良い友人たちで羨ましい。
読了日:11月12日 著者:寺地 はるな
ビオレタビオレタ感想
婚約者から突然別れを言い渡された妙。結婚の準備の為に会社も退職してしまっていた。雨の中道端で泣いていた彼女に声をかけて連れ帰ったのが菫だった。菫が経営する『ビオレタ』で働き始めた妙。そこは雑貨屋なのだが棺桶という美しい箱も売っていた。菫の元夫千歳や息子の蓮太郎、時折訪れるビオレタのお客と日々過ごす内に、妙も立ち直っていく。人は思い込みによって他人を判断しがちだ。かくいう私も。色眼鏡無しで他人を見る事、こうあるべきという考え方を改める事、色んな事が詰まっていた。不思議な作品だった。
読了日:11月09日 著者:寺地 はるな
みとりねこみとりねこ感想
『ハチジカン』『こぼれたび』~旅猫リポート外伝。『猫の島』『トムめ』『シュレーディンガーの猫』『粉飾決算』『みとりねこ』の7編。好みは『ハチジカン』と『こぼれたび』と『シュレーディンガーの猫』及び『みとりねこ』かな。猫が賢くて可愛くて一途で切ない。
読了日:11月07日 著者:有川 ひろ
弥生、三月 (徳間文庫)弥生、三月 (徳間文庫)感想
桜と弥生と太郎。高校生の時出会って仲良しになり、強い絆で繋がった仲間。桜が卒業式を待たずに亡くなり、弥生と太郎は互いに惹かれあいながらも別々の道を歩むことに。3月1日から31日までの日付順に色んな年代の出来事や各々の気持ちが綴られる面白い形式で話が進む。3月31日のお話で3人が出会ったのは運命?宿命?だったのだと思った。
読了日:11月03日 著者:遊川和彦,南々井梢
女性の死に方女性の死に方感想
女性が迎えた様々な『死』について法医の立場から書かれた書。今現在家族で暮らしているが、義母の時を思い出した。一緒に暮らしていても、すぐに気づいてあげられなかったので切ない。将来夫と二人暮らしになってどちらかが認知症になったりしたらと思うと、他人事ではない。最後に著者は「自分らしさを大切にし、女性の皆さんには豊かな人生を送っていただきたい」と締めくくっておられる。そうありたい。
読了日:11月02日 著者:西尾 元
丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。9 (角川文庫)丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。9 (角川文庫)感想
マメがどんなトラブルに巻き込まれているのかと心配したけれども、無事に解決して良かった。同時に東海林さんの長年の願いも叶いそうで、辛いけれども良かったと思います。それにしても澪は凄い能力を持っているのですね。勿論今回は一哉さんが助けてくれたのもありますが、もっと自分を褒めても良いと思います。第六の仲間たちとこれからも仲良く過ごしてほしいな。
読了日:10月31日 著者:竹村優希
サラブレッドは空も飛ぶ―馬と競馬の博物誌サラブレッドは空も飛ぶ―馬と競馬の博物誌感想
JRA競走馬総合研究所の楠瀬さんの書。競馬の事だけではなく馬の事も詳しく書かれてあり、分かりやすかったです。生まれたばかりの仔馬に餅がついている、って何?と思ったら、蹄餅【ていぺい】というもので、蹄で餅を握ったような態で生まれてくるとの事。母馬のお腹の中で仔馬の蹄で傷つけないようにする役割があるそうだ。これには驚いた。うまくできているものですね。白毛馬についても触れられているが、後にソダシのようにG1を勝つ馬が出てくるなんて当時は想像できなかった事でしょう。競走馬の為に研究が重ねられて今があるのでしょう。
読了日:10月26日 著者:楠瀬 良
帰り道 (ゾッとする怪談えほん)帰り道 (ゾッとする怪談えほん)感想
これは怖い。いつもの帰り道。ちょっと冒険心を出して違う道を通ることは子供ならありえる。そんな道の先にそんなものが待ち構えていたら怖い。やっと家に帰りついたのに、女の子の身に何が起こったのだろう?お母さんがどうしたのだろう?最後まで怖かった。
読了日:10月22日 著者:有田奈央(文),羽尻利門(絵)
おとうとおとうと感想
泣けました。犬のポンタが人間の弟のひろきを温かい目で見守る、犬と人とのやさしいお話でした。
読了日:10月22日 著者:ひびちょん,あくびもも
黄金の旅路 人智を超えた馬・ステイゴールドの物語黄金の旅路 人智を超えた馬・ステイゴールドの物語感想
大好きなステイゴールドの事をもっと知りたくて手に取りました。まさかステイゴールドの父親のサンデーサイレンスメジロマックイーンが、種牡馬の放牧地で仲良しだったとは驚きでした。そしてメジロマックイーンの血をひく牝馬ステイゴールドとの間の産駒が大活躍する事になるなんて。メジロ牧場が解散して散らばってしまった牝馬を、血眼で探しだして買い戻す騒ぎが起きていたとは。それだけどういう配合をすれば走る馬が生まれるかなんて分からなかい事が多いから,、少しでも良いデータが得られたらそういう騒ぎになるのですね。
読了日:10月18日 著者:石田 敏徳
きのう何食べた?(12) (モーニング KC)きのう何食べた?(12) (モーニング KC)感想
分け目の7:3や 8:2や 9:1の話は納得です。そういうことなんですね。タブチ君、それはちょっと酷いと思う。女心を分かっていない。ビンタの後が痛々しい。でもちゃっかりケンジさんを利用して料理させるなんて流石です。さらにはシロさんがまさか口説かれるとは!ケンジさんには絶対バレちゃダメだよね。弁護士事務所の新しい事務の人、勘が鋭いですね。シロさんの事、気づいてる。でも秘密は守ってくれるようで良かった。さつま芋ご飯、炊いたことがあります。美味しいです。つくりたくなりました。
読了日:10月15日 著者:よしなが ふみ
狐笛のかなた狐笛のかなた感想
素敵なお話でした。私好みのファンタジーで読みやすくてすぐにお話の世界に入り込めました。小夜が賢くて用心深い上に可愛らしかったです。野火は小夜への一途な思いがいじらしかったです。どうなるのかとハラハラしましたが、小夜と野火が幸せならばこれで良かったのだと思いました。
読了日:10月10日 著者:上橋 菜穂子
ミルコ・デムーロ×クリストフ・ルメール 勝利の条件ミルコ・デムーロ×クリストフ・ルメール 勝利の条件感想
JRA所属騎手になって2年目の頃のミルコ・デムーロ騎手とクリストフ・ルメール騎手への1問1答型式のインタビュー。競馬の事だけではなく好きな日本食や苦手な事など幅広く質問を受けて誠実に答えてくれている。しかも日本愛にあふれている。二人とも同じ回答もあれば全然違うものもあり興味深い。当時はミルコ騎手の方が活躍していてルメール騎手が早くミルコ騎手のようになりたいとコメントしている。後にアーモンドアイという素晴らしい馬に出会えたのも地道に努力された結果なのでしょう。
読了日:10月08日 著者:ミルコ・デムーロ,クリストフ・ルメール
水を縫う水を縫う感想
ある家族のお話。各々に思うところがあり、悩みがあり、家族なのに本音を話せないなどもどかしいところもある。でも皆、自分らしく生きることに気がついたように思う。寺地さんの小説は私に合っているみたいで読みやすいし、すっと心の中に入ってくる。私自身も経験した事がある事が出てくるので余計に馴染みやすいのかもしれない。流れる水は淀まない。その通りだと思う。
読了日:10月08日 著者:寺地 はるな
浅田家! (徳間文庫)浅田家! (徳間文庫)感想
面白かったです。勿論、東日本大震災が出てくるのでシリアスな面もありました。でも政志にはずっと家族写真を撮り続けて欲しいし、浅田家の写真もずっと続いていってほしいです。
読了日:10月03日 著者:中野量太
ひとり吹奏楽部 ハルチカ番外篇 (角川文庫)ひとり吹奏楽部 ハルチカ番外篇 (角川文庫)感想
久しぶりのハルチカシリーズ。カイユ、後藤朱里、芹澤直子、片桐圭介、マレン、成島美代子、穂村千夏、上条春太、草壁信二郎、名越俊也、麻生美里、懐かしい名前が連なる。表題作にファイター、シンカー、ビリーバー、コネクター、リアリスト、各々が揃ったからこそ、吹奏楽部が復活したのだと知って、青春って良いなあと思った。
読了日:10月02日 著者:初野 晴
うまたん ウマ探偵ルイスの大穴推理うまたん ウマ探偵ルイスの大穴推理感想
関西弁を喋る元競走馬のルイスと牧場の一人娘で女子高生の牧陽子。身近で起きた殺人事件や窃盗、金銭トラブルの謎を解いていく。殺人はあるけれどもさらっと読める軽いミステリーですね。おがわじゅりさんの馬のイラストが可愛いです。
読了日:09月29日 著者:東川 篤哉
鎌倉あやかしシェアハウス (双葉文庫)鎌倉あやかしシェアハウス (双葉文庫)感想
就職したばかりの会社が夜逃げ同然で無くなってしまい、祖母の営むシェアハウスを代理で手伝うことになった景子。彼女はいわゆる視える人だった。子供の頃からその力を隠して目だたないようにしてきた。唯一同じ能力を持つ祖母と視る能力はないけれども母は理解してくれていた。祖母の営むシェアハウス『孔雀荘』の住人たちは大半が人ならぬ者たちだった。ちょっとドキッとする展開もあったけれども、シェアハウスの住人たちは良い人(?)だった。さらっと読めます。
読了日:09月28日 著者:遠藤 遼
カエルの楽園カエルの楽園感想
痛烈な皮肉▪批判ですね。今の日本の姿をこれでもかと見せつけられているようで、読んでいて心苦しかったです。自国を守る事は必要なことと思います。平和ボケしてしまっている自分に何が出来るのか?考え込んでしまいました。
読了日:09月25日 著者:百田尚樹
甘いもんでもおひとつ 藍千堂菓子噺甘いもんでもおひとつ 藍千堂菓子噺感想
腕のいい職人の茂市と同じく職人の晴太郎と商才にたけた弟の幸次郎。彼らが営む和菓子司の藍千堂は贔屓のお客もあり、順調だった。ある一点をのぞけば。兄弟の実家の百瀬屋を営む叔父夫婦の嫌がらせだった。兄弟を追い出してなぜそこまで追い詰めようとするのかが分かりませんでしたが、最後にその理由が明かされます。正直そんな理由で?と思ってしまいました。たぶん同じ菓子職人としての意地とか、プライドなのかもしれません。ただ何もかも言い合った両者の、これからの関係は変わっていくのかも知れません。
読了日:09月22日 著者:田牧 大和
サラブレッドと暮らしています。 (ヤングアニマルコミックス)サラブレッドと暮らしています。 (ヤングアニマルコミックス)感想
園田競馬の厩務員さんの実話を元にした日常を描いたコミック。競走馬にも個性があるので各々に合わせたお世話は大変そうだ。ヤンチャされて蹴られたり噛まれたりして怪我しても、ちゃんとお世話する姿に尊敬します。ラストは辛かった。いつかはお別れの時がくることは分かっていても、そんなお別れは辛すぎる。競走馬の幸せが、生きている間にどんな人がそばにいてくれたかってことならば、全ての馬たちに良い厩務員さんがそばにいてほしい。
読了日:09月18日 著者:田村正一
ぎっちょんちょんぎっちょんちょん感想
夫の離婚したい理由に驚いた。でも女はいったん決めると行動が早い。エリコさんの行動力に拍手。娘のチカに夫婦の不仲が悪影響を与えていたしね。三味線に興味をもつ所まではついていけたけれども、習っておまけに芸者になるだなんてビックリです。私にはそんな行動力はないなあ。プロとしてのエリコさんに幸あれ。
読了日:09月18日 著者:群 ようこ
ほたるいしマジカルランドほたるいしマジカルランド感想
ほたるいしマジカルランドで働く社員やアルバイトや業者の人達の、日常や悩み事や様々な思いなど。身近にいそうな人々の事をさらっと書ける寺地さんは、やっぱり良いなあと思う。私には合います。引き続き少しずつ読んでいこうと思う。
読了日:09月13日 著者:寺地 はるな
おもてにゃし 酒場の癒やしにゃんこたち (saita mook)おもてにゃし 酒場の癒やしにゃんこたち (saita mook)感想
酒場の看板猫たち。可愛いです。呑めないけれど、雰囲気は好きなので、そんな場所に猫がいたら最高です。
読了日:09月12日 著者: 
あんこの本 何度でも食べたいあんこの本 何度でも食べたい感想
もう餡子好きにはたまらない本です。洋菓子よりも和菓子が好き。餡子は粒あんこしあんも好き。上生菓子とお抹茶は特に大好き!表紙の写真を見ただけで涎が出そうです。気になるお店はチェック済。お取り寄せできるお店もあるのですが、いつか行って現場で食べたい。作り立てが一番美味しいですものね。
読了日:09月09日 著者:姜 尚美
注文の多い競馬場注文の多い競馬場感想
今回はほとんどが海外の競馬の話だったので、馬の名前に全然馴染みがなく、そういう馬がいたんだとか、当時の海外の競馬事情はそうだったんだといった感じでの読了となった。凱旋門賞に出た武豊騎手や婚約者の佐野量子さんが同行していた事とかは興味深かかった。ライスシャワーの悲劇の死の事が書かれてあった。以前、京都競馬場に行った時に記念碑にお参りしたので、唯一その名前だけは分かった。それにしても、直子さんは馬を見る目がおありですね。馬券をよく当てていて、ちょっぴり羨ましかった。
読了日:09月06日 著者:高橋 直子
パドックのシンデレラパドックのシンデレラ感想
この時代になると知っている名前が登場する。ビワハヤヒデナリタタイシンウイニングチケットホクトベガニシノフラワーナイスネイチャetc. ナイスネイチャは毎年バースデードネーションに参加している。現役の頃は知らないけど名前には馴染みがある。岡騎手が落馬して亡くなる話が出てくる。予後不良の馬たちの事も。今も昔も、騎手や競走馬は命懸けなのだ。胸が傷む。けれども、競馬を見てしまう。応援してしまう。無事を祈りながら。
読了日:09月05日 著者:高橋 直子
ペットはあなたのスピリチュアル・パートナーペットはあなたのスピリチュアル・パートナー感想
ペットと飼い主との関係は、基本的には人間同士との関係と同じで、大我の愛で接することでお互いの魂を高めていける。セキセイインコの場合は、気持ちが分からないと思うかも知れませんがそんな事はありません。以前、指に止まっていたユキを、水入れに近づけてやったら水を飲んだ事があった。なぜかその時はユキが水を飲みたがっていると分かった。この本の中でもオーラとテレパシーで感じとる事が出来ると書かれていて、そうだったのかと納得できた。
読了日:09月04日 著者:江原 啓之
芦毛のアン芦毛のアン感想
著者の芦毛好きがよく分かる。私も芦毛の馬が大好き。人間のように芦毛馬たちの心情を言葉で現す手法に思わず笑ってしまいました。芦毛の馬たちがそんな会話をしていたらと想像すると可笑しかったのです。
読了日:08月31日 著者:高橋 直子
中沢啓治著作集 3 オキナワ中沢啓治著作集 3 オキナワ感想
ベトナム戦争アメリカの支配下にあった沖縄。基地問題核兵器。戦争でお金儲けを企む人間。当時の日本や沖縄の嫌な面を見せつけられて心苦しかった。でも戦争を無くそうと未来を見つめる日米の若者の姿に少し救われた。
読了日:08月29日 著者:中沢 啓治
幽★遊★白書 19 (ジャンプコミックス)幽★遊★白書 19 (ジャンプコミックス)感想
幽助がl提案した魔界のトーナメント。優勝した者の言う通りにすること。3年後に又行って勝者が魔界をどうするかを決めることが出来る。シンプルで分かりやすいが、勝者の意思でどうにでもなるところがちょっと恐ろしい。でも穏やかな妖怪が勝利してホッとした。そのお陰(?)で魔界と人間界が近くなった。共生出来るのかな?幽助たち各々のそれからの話も良かった。
読了日:08月27日 著者:冨樫 義博
幽★遊★白書 18 (ジャンプコミックス)幽★遊★白書 18 (ジャンプコミックス)感想
魔界の三大勢力、雷禅、黄泉、むくろ。各々幽助、鞍馬、飛影の3人もその勢力の元につき、修行をする。飛影の出生の秘密が分かってちょっと切ない。そして雷禅と人間の女性との出会い。口説いたには笑ってしまった。雷禅亡き後の幽助の行動には驚く。でもそれが一番いいと思った。
読了日:08月27日 著者:冨樫 義博
マンガでわかるLGBTQ+マンガでわかるLGBTQ+感想
LGBTQ+についてマンガで分かりやすく解説されてあります。私も正直、完全に理解出来てはいなかったので、勉強できて良かったです。『きのう何食べた』で男性同士のカップルの生活を読んで別に違和感は感じなかったのですが、マンガの世界の話なので、現実ではどうだろう?と思うともっと知りたくなりました。
読了日:08月24日 著者:パレットーク,ケイカ
幽★遊★白書 17 (ジャンプコミックス)幽★遊★白書 17 (ジャンプコミックス)感想
魔族として目覚めた幽助。仙水との戦いに勝利するも他の力が働いたことに納得がいかない。そして魔界から使者が。鞍馬、飛影の元にも。
読了日:08月23日 著者:冨樫 義博
幽★遊★白書 16 (ジャンプコミックス)幽★遊★白書 16 (ジャンプコミックス)感想
とうとう最終決戦。桑原、鞍馬、飛影が樹の能力で閉じ込められ、仙水とひとりで向き合った幽助。ただ今の幽助の力では仙水に遠く及ばなかった。仙水に命を奪われた幽助の敵をとる為に、仙水を追って魔界へと向かう桑原、鞍馬、飛影。そしてプーちゃんが変身して幽助の元に現れる。幽助は生きていた!?まさか幽助が魔族の末裔だったとは。プーちゃんの背中に乗ってコエンマと共に魔界へ向かう幽助。果たして仲間を助けることが出来るのか?
読了日:08月19日 著者:冨樫 義博
幽★遊★白書 15 (ジャンプコミックス)幽★遊★白書 15 (ジャンプコミックス)感想
桑原がさらわれた。仙水の仲間たちと闘いながら進む幽助たち。天沼と対戦したときのゲーム械ひと昔前の物で時代を感じる。まさか戸愚呂兄が食われた人物を乗っ取っていたとは。そして鞍馬の術にはまる。永遠に。
読了日:08月18日 著者:冨樫 義博
幽★遊★白書 14 (ジャンプコミックス)幽★遊★白書 14 (ジャンプコミックス)感想
霊界探偵の先輩である仙水。幽助は仲間と共に闘いに臨む。ただ相手の能力が分からない為に苦戦を強いられる。そして桑原が新しい力に目覚める兆しが。仙水の暗い思惑は果たして遂げられるのか?幽助は?
読了日:08月18日 著者:冨樫 義博
おっちゃん、なんで外で寝なあかんの?―こども夜回りと「ホームレス」の人たちおっちゃん、なんで外で寝なあかんの?―こども夜回りと「ホームレス」の人たち感想
かつて近所の公園に野宿者が暮らしていた。公園の掃除をしてくれたり、子供たちの登下校を見守ってくれていたので 嫌な感じはなかった。ただ、最後に居着いた人に、私の目の前で息子が脅されて怖くて、当時町会長をしていた義父になんとかならないかと訴えた。それがトラウマになっていて、野宿者に声をかけることも近づくことも出来ない。関わりたくないと思っている。この本のように大勢で協力してならば接することは可能かもしれない。でも何よりも行政がもっと支援してくれればいいのにと思ってしまいます。
読了日:08月17日 著者:生田 武志
きのう何食べた? 通常版(11) (モーニング KC)きのう何食べた? 通常版(11) (モーニング KC)感想
豚まんの温め方は知ってました。関西人ならたぶん知っているのではないかしら?三つ葉だけの茶碗蒸しは私は嫌だな。具だくさんの方が好き。お花見、皆さんの配慮でシロさん、ケンジさんとの夜桜を楽しめて良かったですね。志乃さんが御主人の為にシロさんにヒントをもらって料理するのが素敵です。2品ノンオイルルールっていいと思うのに、弁護士事務所の皆さんには不評なんですね。我が家は午後8時以降は食べない。よっぽどの事情がある時以外は。ケンジさんのスーツ姿が怖いけど、中身とのギャップが可愛い。
読了日:08月16日 著者:よしなが ふみ
3月のライオン 15 (ヤングアニマルコミックス)3月のライオン 15 (ヤングアニマルコミックス)感想
随分待ちました。やっと図書館の順番が回ってきました。久しぶり過ぎて前巻の内容が思い出せません。でも十分楽しめました。桐山君、やっとひなちゃんと両思いになれたね。本当にもうひやひやしながら見守ってきたからほっとしました。将棋は全く分からないけれども、対局の場面では、棋士の過酷さが伝わってきます。よくがんばったな、って背中におかれた手が温かくて良いですね。
読了日:08月16日 著者:羽海野チカ
ペットは生まれ変わって再びあなたのもとにやってくる "光の国に還った魂"からのメッセージペットは生まれ変わって再びあなたのもとにやってくる "光の国に還った魂"からのメッセージ感想
アニマルコミュニケーターって知りませんでした。動物とコミュニケーションがとれたらいいなあと思います。ペットたちが生まれ変わって又やって来てくれるのならば、寂しくはないですね。ユキが死んだ時、ひとりで逝かせてしまったと悔やんだけれども、この本の中に同じような事例があってその内容に救われました。ユキも又生まれ変わってやって来てくれる。きっと。
読了日:08月11日 著者:杉 真理子
自殺遺族になっちゃった!! (BAMBOO ESSEY SELECTION)自殺遺族になっちゃった!! (BAMBOO ESSEY SELECTION)感想
離婚をしようとしていた夫が自殺してしまい、自殺遺族になってしまったぺるみさん。不動産管理会社や大家さんから莫大な金額の損害賠償請求をされてしまう。でも弁護士さんに相談して解決していくのですが、そんなことになるなんて全然知りませんでした。それにしても、夫の浮気が原因で離婚しようとしただけなのに、当て付けのように自殺されて、夫の家族や親族から恨まれて、御近所にも一方的な噂を流されて、ぺるみさんが可哀想過ぎる。残された者に迷惑をかけるような死に方はしたくないと思いました。
読了日:08月10日 著者:宮本 ぺるみ
猫は生きている (理論社のカラー版愛蔵本)猫は生きている (理論社のカラー版愛蔵本)感想
戦争は悲惨だ。一般市民の生活を壊し、命を奪う。この絵本では普通の家族が家の床下に暮らしていた野良猫母子と、爆撃で火の海になる中、必死に生き延びようとした姿が描かれてある。本当に切ない。辛い。戦争は二度と起こしてはならない。
読了日:08月08日 著者:早乙女 勝元
幽★遊★白書 13 (ジャンプコミックス)幽★遊★白書 13 (ジャンプコミックス)感想
遂に終わった。勝利した幽助。左京も戸愚呂も死にたかったのだろうか?幻海と戸愚呂の霊界での会話が切ない。ほっとしたのもつかの間、幽助が何者かにさらわれた。助けに向かった鞍馬たち。そこには特殊能力をもった少年たちが待ち構えていた。それにしても鞍馬はいったいどんな顔をして海藤を負かしたのか、知りたい。
読了日:08月07日 著者:冨樫 義博
幽★遊★白書 12 (ジャンプコミックス)幽★遊★白書 12 (ジャンプコミックス)感想
左京は異常としか思えない。桑原が戸愚呂兄を倒し、いよいよ幽助と戸愚呂弟との対戦。戸愚呂の100%の姿は気持ち悪過ぎるし、何もかも異常だ。。
読了日:08月06日 著者:冨樫 義博
幽★遊★白書 11 (ジャンプコミックス)幽★遊★白書 11 (ジャンプコミックス)感想
いよいよ決勝戦。幻海の代わりにコエンマがチームに加わる。鴉vs鞍馬。鞍馬の命をかけた作戦。飛影vs武威。飛影が極めた黒龍波、凄すぎる。ただ飛影の寝顔は可愛い。桑原vs戸愚呂兄。圧倒的に戸愚呂兄が強いかと思われたが。桑原の反撃が始まる。
読了日:08月06日 著者:冨樫 義博
幽★遊★白書 10 (ジャンプコミックス)幽★遊★白書 10 (ジャンプコミックス)感想
妖狐鞍馬格好いい❗ごたくを並べたわりには死々若丸、弱すぎ。幻海にあっさり倒されちゃった。美しい魔闘家鈴木、こちらはもっと弱くてあっけなかった。戸愚呂と幻海。幻海の言う通りだと思う。「あんたが年をとればあたしも年をとる。それでいいじゃないか」年をとった幻海をガラクタと言う戸愚呂の方が憐れに見えるのはなぜだろう?
読了日:08月06日 著者:冨樫 義博
事故物件怪談 恐い間取り2事故物件怪談 恐い間取り2感想
事故物件にしてしまった為に(自殺)遺族に損害賠償請求がくるとは思いませんでした。しかも次の入居者が決まるまでの家賃まで払えとは。例えば我家の場合交通事故で義父を死なせた加害者は刑事罰(執行猶予付)は受けたけれども民事の方は無視して逃亡している。この場合その人の親兄弟に損害賠償を求める事は出来ない。当事者が亡くなっている場合、成人なのだから遺族に損害賠償を求める事は出来ないと思っていた。本作の中で経験談の本が紹介されてあったので後日読んでみたいと思います。数多くの遺族が損害賠償をしているのかが気になります。
読了日:08月05日 著者:松原 タニシ
これは経費で落ちません! 8 ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)これは経費で落ちません! 8 ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)感想
沙名子は本当に凄い!ちょっとした違和感からからくりを見破ってしまう。そしてそれを相手と対峙して確かめる勇気と、丸く収める大人の対応が出来る。見習いたいものです。それにしても志保はやっかいな性格ですね。こういう人とは一緒に仕事をしたくないものです。でも経理に憧れを強くもているようです。新しい営業部員の亜希さん、かっこいいです。反対に鎌本は相変わらず女性蔑視でイライラしました。太陽は相変わらずですね。沙名子とはうまくいっているようで良かったです。そして真夕ちゃん、安定の可愛らしさです。
読了日:08月01日 著者:青木 祐子,uki
幽★遊★白書 9 (ジャンプコミックスDIGITAL)幽★遊★白書 9 (ジャンプコミックスDIGITAL)感想
桑原復活! 雪菜さん、よくぞ競技場に来てくれた! 愛の力は強し。それにしても場外乱闘(幽助の母や桑原の姉や螢子対妖怪)も面白すぎる。霊界獣、可愛い❗ 全然覚えていないので、これから先が楽しみ。幽助が試練を乗り越えようと戦っている間、飛影や鞍馬が武術大会で凄みをみせる。そして妖狐鞍馬が姿を現す。
読了日:07月31日 著者:冨樫義博
幽★遊★白書 8 (ジャンプコミックスDIGITAL)幽★遊★白書 8 (ジャンプコミックスDIGITAL)感想
ドクターイチガキ、汚い手を使った割には自分自身はメチャクチャ弱かった。陣や画魔のこと、テレビアニメで見た事を思い出した。凍矢や爆拳の事は覚えてなかった。それにしても幽助は段々強くなっている。
読了日:07月31日 著者:冨樫義博
幽★遊★白書 カラー版 7 (ジャンプコミックスDIGITAL)幽★遊★白書 カラー版 7 (ジャンプコミックスDIGITAL)感想
大会の対戦相手は狡い手を使ってきたりして、なかなかなものです。でも鞍馬は頼もしい。そして飛影はまだコントロール出来ない『邪王炎殺拳』を繰り出し、勝利したものの、ダメージを受ける。皆必死だ。幽助も霊丸の連射を初めて行い霊力を使い果たす。肉弾戦になり、そして-。外伝では鞍馬と飛影の出会いが描かれ、ちょっとほっこり。
読了日:07月31日 著者:冨樫義博
必死すぎるネコ ~ 一心不乱篇必死すぎるネコ ~ 一心不乱篇感想
『必死すぎるネコ』シリーズ3作目。前足を広げて空中に浮かんでいるみたいな写真が好きです。凄い瞬間を撮ったものですね。どう見ても必死には見えず、ダラーンとして寝ているネコちゃんもいます。でも癒されました。
読了日:07月30日 著者:沖 昌之
アーロ ねむれないライオンアーロ ねむれないライオン感想
なんとも穏やかなライオンです。どうしても眠れないライオンにフクロウがアドバイスします。ぐっすり眠れたライオン。ところが今度はフクロウが。。。でもラストはホッコリできるお話でした。
読了日:07月30日 著者:キャサリン・レイナー
競馬の国のアリス競馬の国のアリス感想
著者が競馬にのめり込んでいく様が自分と重ね合わせて面白く、又芦毛好きな点にも共感しながら読みました。ただ、よい芦毛、わるい芦毛、ふつうの芦毛という区分けには?と思いましたが。私にとっては同じ芦毛でも惹かれる子とそうでない子がいるだけです。ちょっと前の話なので知らない馬がたくさん出てきました。『罪の快楽』の章では、衝撃をうけました。昭和の時代とはいえ、会社のお金で競馬をして全部すってしまう男性が出てくるのですが、それって横領でしょ?その後どうなったのでしょうね。
読了日:07月29日 著者:高橋 直子
夜が暗いとはかぎらない夜が暗いとはかぎらない感想
閉店が決まったあかつきマーケット。そのゆるキャラであるあかつきんが出没しつつ、いろんな人々の日常が描かれてありました。寺地さんの書かれる人々の心の内は、私にはとてもすっと入っていきやすく、読みやすいです。ただ、『赤い魚逃げた』のお話だけはちょっと理解できず、狐につままれたような気がしました。『バビルサの船出』には心魅かれました。死をみつめる動物と言われる珍獣バビルサと、大沢君の事を重ね合わせた和樹君の心境の変化が良かったです。
読了日:07月26日 著者:寺地 はるな
幽★遊★白書 6 (ジャンプコミックスDIGITAL)幽★遊★白書 6 (ジャンプコミックスDIGITAL)感想
飛影の妹の雪菜を助け出す為に垂金の別荘に向かった幽助と桑原。そこには戸愚呂兄弟が待ち受けていた。いよいよ暗黒武術大会開幕。はたして幽助たちは勝ち残れるのか?
読了日:07月24日 著者:冨樫義博
事故物件怪談 恐い間取り事故物件怪談 恐い間取り感想
事故物件に自ら住むという松原タニシさんの、体験談と、他の方の体験談等。全ての事故物件に霊障が起きるとは思わない。この世に未練を残す人ばかりではないだろう。ただ、あえて何か起こりそうな場所ばかり選んでいるようだ。後半は霊の目撃がある場所に行ったりもしているし、大丈夫なのかなと思う。現実に三木大雲さんから注意を受けたらしいし。ちょっと心配です。
読了日:07月23日 著者:松原 タニシ
幽★遊★白書 5 (ジャンプコミックスDIGITAL)幽★遊★白書 5 (ジャンプコミックスDIGITAL)感想
妖魔街に乗り込んだ幽助・桑原・鞍馬・飛影。4人の絆が深まっていい感じ。素直でない飛影が好きかも。
読了日:07月21日 著者:冨樫義博
幽★遊★白書 4 (ジャンプコミックスDIGITAL)幽★遊★白書 4 (ジャンプコミックスDIGITAL)感想
幻海師範の元へ潜入捜査に入り込んだ幽助だったが、そこには桑原もいた。二人は幻海師範の奥義を受け継ぐための審査の大会に臨む。幽助は勝ち残って乱童が奥義を受け継ぐのを阻止しなければならない。そしてー。再び鞍馬と飛影が登場してワクワク。幽助と桑原と4人の活躍がこれから始まる。
読了日:07月20日 著者:冨樫義博
幽★遊★白書 3 (ジャンプコミックスDIGITAL)幽★遊★白書 3 (ジャンプコミックスDIGITAL)感想
早速試練が。霊界探偵として、霊界から盗み出された三大秘宝を取り戻す事を要請される。ここで鞍馬と飛影登場。幽助って頭いいよね。咄嗟の判断が凄い。無事に三大秘宝を取り戻す事が出来たのに、新たな試練が。
読了日:07月18日 著者:冨樫義博
幽★遊★白書 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)幽★遊★白書 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)感想
なんだかんだ色々あったけれども、最終的には螢子ちゃんのおかげで現世に戻る事ができた幽助。良かったね。でもこれからが試練との事。
読了日:07月16日 著者:冨樫義博
霊視刑事夕雨子2 雨空の鎮魂歌 (講談社文庫)霊視刑事夕雨子2 雨空の鎮魂歌 (講談社文庫)感想
もうっすっかり夕雨子の能力を使って成績を上げて本庁へ帰るつもり満々の友梨香。でも、だんだん夕雨子との阿吽の呼吸みたいなものが出来てきて、相棒らしくなってきたかもしれません。友梨香のせいで仲間が死んだと思っている本庁の男性刑事たちの、女性である夕雨子や友梨香への態度が、小説とはいえ、腹が立ちます。現実はどうなんだろう?夕雨子の親友の件、友梨香が追っている事件の犯人の件、どうなっていくのか、続きが気になります。
読了日:07月15日 著者:青柳 碧人
霊視刑事夕雨子1 誰かがそこにいる (講談社文庫)霊視刑事夕雨子1 誰かがそこにいる (講談社文庫)感想
霊が見える夕雨子。子供の頃行方不明になった親友を探すために刑事になったのだけれども、凶悪事件とは関わりたくないというちょっと弱気な態度。ところが相棒となった本庁から左遷されてきた野島友梨香に振り回されて、いろんな事件に巻き込まれていく。夕雨子の能力を知った彼女は、最大限利用して事件を解決しようとする。デパート狂騒曲が良かった。
読了日:07月13日 著者:青柳 碧人
幽★遊★白書 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)幽★遊★白書 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)感想
ずっと前にテレビアニメで見た事があり、読んでみたくなって図書館で借りました。幽助ってワルだけれども、心は純粋で優しい。桑原も。
読了日:07月10日 著者:冨樫義博
楽園ジューシー ホテルジューシー (角川書店単行本)楽園ジューシー ホテルジューシー (角川書店単行本)感想
ホテルジューシー、相変わらずのオーナー代理、懐かしく読みました。ザックの自信のなさにちょっとうんざりする事もあったけれども、オーナー代理が言うようにザックは優しくて気遣いが出来ますね。今回は皆、ザックに冷たすぎないかしら?と思いました。もっとちゃんと教えてあげてよ。ザックは沖縄で揉まれてて少しは成長できたのかな?ちょっと心もとないような気もするけれども、また行きたいと思えるという事は良かったのかもしれない。
読了日:07月10日 著者:坂木 司
そらから おちてきてんそらから おちてきてん感想
空から落ちてきたモノ。驚きでした。嫌な予感は当たったね。頑固な亀とアルマジロと蛇。良い取り合わせ。ラストにはちょっと驚いた。
読了日:07月02日 著者:ジョン・クラッセン
ガラスの海を渡る舟ガラスの海を渡る舟感想
情緒ある大阪の空堀商店街が舞台。発達障害と思われる兄の道。なんでも平均的にこなせるが、特別な何かがみつからない妹の羽衣子。幼い頃、手のかかる兄に付きっきりの母に愛されたくて仕方がなくて、兄に反感を持ってしまう羽衣子の気持ちは良くわかる。そんな二人が大好きだった祖父のガラス工房を引き継ぐことになる。お互いの路線が違う為に反発し、なかなか上手くいかない。硝子の骨壺を作りたいと言う道。そんなもの縁起でもないと嫌い、可愛らしい雑貨を置きたい羽衣子。私は道の気持ちの方が理解しやすかった。お互いの歩み寄りが良かった。
読了日:06月30日 著者:寺地 はるな
きのう何食べた?(10) (モーニング KC)きのう何食べた?(10) (モーニング KC)感想
シロさんのお母さんの手術も無事に済み、ホッと一息。タブチ君の一言で深く傷ついたケンジさん。シロさんの髪を恨めしく思うその気持ち、よーく分かります。夫は年齢の割に白髪が少なくて黒黒。反対に私は若白髪の家系で染めないと全然ダメ。羨ましい。髪を短くして金髪に染めてきたケンジさん。よく似合ってます。
読了日:06月26日 著者:よしなが ふみ
きのう何食べた?(9) (モーニング KC)きのう何食べた?(9) (モーニング KC)感想
行きつけの安売りスーパーの閉店にショックを受けるシロさん。ところが。。。小日向さんとこの冷蔵庫が故障して食材をシロさんの所へ持参。でも全て入りきらず、料理することに。ジルベールは相変わらず我儘ですね。助っ人に呼ばれた佳代子さん、流石です!ローストビーフ美味しそうです。シロさんの事故物件発言にはビックリ!そりゃあケンジさんも真実を知ったら寝てられないでしょうね。そこは秘密のままで。今度はシロさんのお母さんが入院することに。お花見が切ない。
読了日:06月25日 著者:よしなが ふみ
ステイゴールド物語: 遥かなる黄金旅程ステイゴールド物語: 遥かなる黄金旅程感想
競走馬のステイゴールドの誕生から競馬引退までのお話。読みやすかったです。私が競馬を始める前に他界しているので、ステイゴールドが活躍していた頃の事は知りません。ラストレースの香港でG1をハナ差で勝ったという事や気性の激しい馬だったという事ぐらいしか知りませんでした。本当に魅力的な馬だと思います。ステイゴールドを勝たせるために、辛抱強く支え続けた池江調教師や厩舎の方々、騎手の皆さんの姿に感動しました。人も又同じなのでは?と思いました。人を育てるという事も又辛抱強くなくてはいけないのかもしれません。
読了日:06月24日 著者:高橋 直子
アイドルホース列伝 1970-2021 (星海社新書)アイドルホース列伝 1970-2021 (星海社新書)感想
1970年から2021年までの101頭の競走馬の事が書かれた本。楽しませて頂きました。ハイセイコーは歌まで出来てラジオから流れていたのを覚えています。バースデードネードネーションに参加しているナイスネイチャの事も詳しく知りました。カレンチャンロードカナロアから猛アタックを受けていたとは驚きでした。でも一番の驚きはメジロマックイーンでした。1着でゴールしたのにまさかの18着降着。当時のパトロールビデオを見て、あちゃ~と思いました。名手武騎手も若かりし頃にこんな大失敗をしていたのですね。
読了日:06月22日 著者:小川 隆行,一瀬 恵菜,鴨井 喜徳,久保木 正則,後藤 豊,所 誠,榊 俊介,広中 克生,福嶌 弘,三木 俊幸,宮崎 あけみ,吉川 良,和田 章郎
きのう何食べた?(8) (モーニング KC)きのう何食べた?(8) (モーニング KC)感想
ふたりで京都旅行。おおはしゃぎのケンジさん。ところがシロさんのあまりにも普段と違う態度に疑念を抱いたケンジさんが問い詰めると、意外な答えが返ってきた。お互いにほっとしてやっと旅行を楽しめた。なんだか二人とも可愛いです。それにしてもシロさんのお母さんはそんなにも無理をしていたなんて。どうしても受け入れられないことは仕方がないことですね。でも喜んでいたケンジさんがちょっぴり可哀想です。ホウレン草の梅びたし、簡単だし美味しそうなので作ってみようと思います。
読了日:06月18日 著者:よしなが ふみ
神様のケーキを頬ばるまで神様のケーキを頬ばるまで感想
『泥雪』『七番目の神様』『龍を見送る』『光る背中』『塔は崩れ、食事は止まず』の5篇。雑居ビルの中の、ちょっと生きる事に無器用な人々の、悩ましい日常。悩みを持たない人っていないんじゃないかな?皆、各々新しい一歩を踏み出せそうな予感。
読了日:06月15日 著者:彩瀬 まる
きのう何食べた?(7) (モーニング KC)きのう何食べた?(7) (モーニング KC)感想
ケンジさんとジルベール(ワタル)とのバチバチのやり取りに笑えました。本人たちはいたって真面目なのでしょうが。シロさんの実家に連れて行ってもらったケンジさん。シロさんの御両親、そんなことを気にしていたのですね。ケンジさんの涙にこちらもホロリときました。ふたりが寄りそう姿に気持ち悪いとは酷い言葉。私は町で見かけてもそんなふうには思わない。暴言をはいたり暴力を振るったりする方がよっぽど気持ち悪いし軽蔑する。シロさんとケンジさん、いつまでも幸せに。
読了日:06月11日 著者:よしなが ふみ
おひるね動物園おひるね動物園感想
『おやすみ動物園』と同じで動物たちのの無防備な寝顔に癒されました。
読了日:06月11日 著者:たちばな れんじ
県庁おもてなし課県庁おもてなし課感想
高知県県庁のおもてなし課を舞台にしたお話。高知県の観光をアピールするために、とりあえず他県もやっているからとなんの準備もせずに観光特使を依頼して、依頼された作家からダメ出しされる姿に笑ってしまった。お役所だよなあと。民間では考えられない緩さ。でも掛水さんは頑張ったと思う。多記ちゃんも。まんまと有川さんの策略にはまり、高知県に行きたくなってしまいました。
読了日:06月11日 著者:有川 浩
タイムマシンに乗れないぼくたちタイムマシンに乗れないぼくたち感想
初読み作家さん。『コードネームは保留』『タイムマシンに乗れないぼくたち』『口笛』『夢の女』『深く息を吸って、』『灯台』『対岸の叔父』7編。どの作品もすっと心の中に入り込んできました。この作家さん、好きだなあと思いました。生きづらさをかかえながら生きている人たち。応援したくなる人たちでした。そして自分ともかぶる部分がありました。
読了日:06月08日 著者:寺地 はるな
ライオンのおやつライオンのおやつ感想
若くして病気で余命を告げられた雫は、瀬戸内のある島のホスピスで過ごす事に決めた。そこは『ライオンの家』と呼ばれていた。そして日曜日に食べるおやつをリクエストすることができた。誰かひとりの人生の最後に食べたい思い出のおやつ。抽選で選ばれるおやつ。その人のおやつとの関係を知ると切ない。自分ならどんなおやつを望むだろうと思ってしまった。こんなホスピスが実際にあれば良いなあと思ってしまった。生きる事と死ぬこと。考えさせられました。
読了日:06月05日 著者:小川 糸
おやすみ動物園---眠る前に見たい動物たちの寝顔おやすみ動物園---眠る前に見たい動物たちの寝顔感想
動物園の動物たちの無防備な寝姿。もう可愛らしくてたまりません。私も眠くなってきました。今夜はよく眠れそうです。
読了日:06月04日 著者:たちばな れんじ
丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。8 (角川文庫)丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。8 (角川文庫)感想
吉原不動産の大規模開発の為に海辺の民宿の心霊調査をすることになった第六のチーム。民宿の主人、賢太郎が出迎えてくれるが、妻の姿はなく、母親の尚江も一行をよく思わない。賢太郎の弟の隆也が目の前の海で亡くなり、その霊が彷徨っていると言われれば、母親としては辛いよね。リアムと井原も調査に勝手についてきて海辺にテントを張る。このふたり、今回なかなかいい感じ。霊能者に言われて立てた慰霊碑。ちゃんとして供養しないと碌なことはない。澪は恐ろしい目に遭ったけれども、解決して良かった。後は、マメの事が心配。
読了日:06月02日 著者:竹村優希
ポーの一族 ユニコーン (1) (フラワーコミックススペシャル)ポーの一族 ユニコーン (1) (フラワーコミックススペシャル)感想
1976年。エディスの事件でアランとエドガーは消息をたっていた。そして2016年。エドガーがファルカの前に現れる。アランの亡骸(炭)を抱えて。アランがよみがえるならば何でもするというエドガー。ダイモンと共にファルカの元を去っていく。ダイモン、いろんな名前を持ち、昔エドガーたちと会っていた上に、アランに秘密を打ち明けていた。アランは蘇るのか?
読了日:05月30日 著者:萩尾 望都
ポーの一族 ~春の夢~ (フラワーコミックススペシャル)ポーの一族 ~春の夢~ (フラワーコミックススペシャル)感想
1944年1月。ドイツからイギリスに避難していた姉のブランカと弟のノア。彼女たちの近所にエドガーとアランが住んでいた。エドガーに恋するブランカ。そしてエドガーたちと同じように生き続ける同族のファルカ登場。悲劇が起こり、ブランカは。。。ポーの一族のお話はいつも切ない。
読了日:05月29日 著者:萩尾 望都
きのう何食べた?(6) (モーニング KC)きのう何食べた?(6) (モーニング KC)感想
ゲイのカップルの各々の胸の内が切ない。男女の恋人同士の気持ちとそこは変わりないのですね。二人で近所の商店街に買い物に行くだけでも、ケンジさんは嬉しいのですね。いいな。ケンジさん、可愛らしくて。
読了日:05月29日 著者:よしなが ふみ
陽気なギャングの日常と襲撃 (祥伝社文庫)陽気なギャングの日常と襲撃 (祥伝社文庫)感想
今回も面白かった。銀行強盗なのに、普段の生活の中で各々が人助けをする様が新鮮でした。そしてそれが繋がっていってラストはスカッとしました。それにしても成瀬は人が悪い。響野と久遠が可哀想でした。柔道着の人たちには驚くと共に笑ってしまいましたが。
読了日:05月27日 著者:伊坂 幸太郎
きのう何食べた?(5) (モーニング KC)きのう何食べた?(5) (モーニング KC)感想
シロさんとスーパーのベテラン店員さんとのバトル(?)が面白い。二人で指輪を購入。指輪をうっとり見つめる姿や、シロさんが指輪をつけていってくれないと泣くケンジさんが可愛い。
読了日:05月22日 著者:よしなが ふみ
きのう何食べた?(4) (モーニング KC)きのう何食べた?(4) (モーニング KC)感想
シロさんが風邪をひいて寝込んでいると嬉しそうなケンジさん。料理したりお世話が出来るのが本当に嬉しいのね。キャラメルりんごのトースト、美味しそうでたまりませんでした。
読了日:05月21日 著者:よしなが ふみ
おじさまと猫(9) (ガンガンコミックスpixiv)おじさまと猫(9) (ガンガンコミックスpixiv)感想
動物病院で出会った犬のむぎろうとご主人との関係が素敵すぎて。ふくまるもむぎろうに諭されてワクチン接種をうけたものの、副反応で倒れてしまう。猫でも副反応あるのね。むぎろうの家にいる猫がふくまるとよく似ている。ラスト保護に向かった家の猫の涙だけがみえる姿にとても辛くなる。ちゃんと保護されてほしい。
読了日:05月20日 著者:桜井海
ふだんの暮らしがおもてなしふだんの暮らしがおもてなし感想
訪問する時に気のはるお土産もいいけれども、おかずを作って持参する。いいですね。お客様を手料理でもてなす。大げさな御馳走でなくてもいい。なんだか肩の力が抜けました。人と人との関係って難しいけれども、やっぱり、類は友を呼ぶで、似たような考え方の人が集まるのかもしれない。そういった人たちとの気取らない関係がいいなあと思いました。
読了日:05月18日 著者:山本 ふみこ
眼が見えない猫のきもち眼が見えない猫のきもち感想
徳大寺さんが猫好きとは知らず。巻頭の著者と猫のチャオとの写真が良い。徳大寺さんの表情が何とも優しくて。盲目の捨て猫を飼う事になった著者と奥様。チャオと名付けられた猫はまるで見えているかのように家の中で過ごし、散歩まで行く。猫エイズのキャリアだけれども、皆に愛されて幸せそうだ。
読了日:05月16日 著者:徳大寺 有恒
私の前にある鍋とお釜と燃える火と―石垣りん詩集私の前にある鍋とお釜と燃える火と―石垣りん詩集感想
石垣りんさんのお名前は存じ上げていましたが、作品は読んだことがありませんでした。紹介してくれた読友さんに感謝です。衝撃的でした。こんなにも鋭い感性と鋭い言葉で綴られた詩を知りません。胸の内に突き刺さって言葉がありませんでした。
読了日:05月12日 著者: 
3人で親になってみた ママとパパ、ときどきゴンちゃん3人で親になってみた ママとパパ、ときどきゴンちゃん感想
杉山文野さんのことはテレビでお見かけしたことはあったのですが、トランスジェンダーでいらっしゃったとは知りませんでした。LGBTQの勉強をしようと思って手に取った本がまさか杉山さんが作者だったとは。杉山さんと奥さんと、お子さんの生物学上の父であるゴンちゃんとの子育てについて書かれてありました。親がふたり、祖父母が4人でも大変なのに、親が3人、祖父母が6人ともなれば本当にややこしいし大変だ。でもその都度話し合って解決しようとする姿勢はいいなあと思いました。
読了日:05月11日 著者:杉山 文野
ピアノの森(26)<完> (モーニング KC)ピアノの森(26)<完> (モーニング KC)感想
ショパンコンクールで優勝したら手術を引き受けるという医者。好きになれない性格だけど、カイ自身のことじゃなかったんだ。やっぱりカイは良い子だなあ。そうだよね。事故の時から時代は進んでいるから阿字野先生の手を治せる可能性はあるよね。そしてリハビリに付き添うカイ。ラストの復活コンサート、二人が輝いていた。未来は明るい。
読了日:05月06日 著者:一色 まこと
ピアノの森(25) (モーニング KC)ピアノの森(25) (モーニング KC)感想
もう感動しかありません。カイ、おめでとう。阿字野先生、良かったね。皆、素晴らしかったです。
読了日:05月05日 著者:一色 まこと
黄金旅程黄金旅程感想
大好きな馬の話。それもステイゴールドをモデルにしたお話で夢中で読みました。種牡馬になれなかった競走馬の末路は知っているので、少しでも命を助けたくて引退馬協会に寄付しているが、その引退馬協会の事も出てきて良かった。生産者・育成者・馬主・厩舎・騎手の競走馬に対する熱い思いが伝わってきました。引退した馬たちがゆっくり余生を過ごせる養老牧場がもっと増えるといいなあ。
読了日:05月05日 著者:馳 星周
霊能動物館霊能動物館感想
狼・狐・龍蛇・狸・鳥達・馬・憑きもの・猫・人魚の各部屋をめぐるようになっている霊能動物館。各部屋ではその生き物たちと人間との関わりやどうして崇められるようになったかなど知る事が出来るが、全てを知る事は出来ない。研究はまだまだこれからも続くのだろう。
読了日:05月02日 著者:加門 七海
ピアノの森(24) (モーニング KC)ピアノの森(24) (モーニング KC)感想
カイはすべてを出し切って演奏し、観客を感動の渦に巻き込んだ。全て出し切る事が出来て良かったね、カイ。そして興奮冷めやらぬ中、最後の演奏者、シマノフスキが登場する。
読了日:05月01日 著者:一色 まこと
ピアノの森(23) (モーニング KC)ピアノの森(23) (モーニング KC)感想
パンも又このコンクールで成長した。吹っ切れたようで良かった。シマノスキは本当に面倒くさい子だ。何かと意地悪してきた相手のカイに励まされるなんて。そしてカイのコンクール最後の演奏が始まる。
読了日:05月01日 著者:一色 まこと
ピアノの森(22) (モーニング KC)ピアノの森(22) (モーニング KC)感想
仲直りした修平とカイはすっかり共にコンクールに臨む仲間、完全に親友になったように思う。佐賀先生にマリアの事がバレたのは御愛嬌。そしてパン・ウェイは憧れの阿字野と話す。これでパンも何かを掴むのかな?
読了日:05月01日 著者:一色 まこと
ピアノの森(21) (モーニング KC)ピアノの森(21) (モーニング KC)感想
カイと修平が仲直りできて良かった。二人で練習する姿に心から良かったって思えた。ただ、カイが修平に話した大事な事ってなんだろう?カイが手術しなければならないことって気になる。パン▪ウェイの生い立ちが書かれた記事がばらまかれた。そしてゴシップネタを探す魔の手が森の端にも迫る。
読了日:04月30日 著者:一色 まこと
いつもの毎日。いつもの毎日。感想
著者の衣食住や仕事に関するエッセイ。毎日を丁寧に暮らしていらっしゃると感じた。好きなもの、機能的なもの、丈夫なもの、靴など修繕のできるもの、そういったものに囲まれてシンプルに暮らす。素敵です。人それぞれスタイルがあるから、真似しようとは思わないけれども、私なりのシンプルで快適な暮らしを目指したい。
読了日:04月28日 著者:松浦 弥太郎
光と影の法則光と影の法則感想
著者のセミナーに参加された女性の体験がモデルとなった物語。光と影の法則。自分だけが損をしていると感じる。許せない人がいる。自分に嫌いなところがある。自分の周りに嫌な人がいる。仕事と家庭のうち、仕事を優先する。ひとりで仕事を抱えていっぱいになる。自分にも当てはまる事が多々あり、後半は久しぶりに泣きそうになりながら読みました。主人公の女性の気持ちがよく分かったから。「本当の問題」と「原因」思い当たる事があります。
読了日:04月25日 著者:心屋仁之助
ピアノの森(20) (モーニングKC) (モーニング KC)ピアノの森(20) (モーニングKC) (モーニング KC)感想
公園でカイに会った修平はついに心の中にあった事をぶちまけてしまう。そして激しく自己嫌悪。一方カイも深く傷ついてしまった。二人が心配。修平が姿を消した。必死に探す父親。ショパンの命日のミサで父親は気づいた。修平も又立ち直れたようだ。良かった。父子で長い話になりそうだ。後心配なのはカイ。修平、カイを見つけて仲直りして。
読了日:04月24日 著者:一色 まこと
ピアノの森(19) (モーニング KC)ピアノの森(19) (モーニング KC)感想
カイは残れたが、修平はファイナルに残れなかった。強いショックを受ける修平。シマノスキは意地悪だ。修平が心配だけど、父親の方も気になる。カイと修平が真の意味で良きライバルで良き親友になれる日は来るのだろうか?
読了日:04月24日 著者:一色 まこと
ピアノの森(18) (モーニング KC)ピアノの森(18) (モーニング KC)感想
良かった。修平が自分のピアノをついに見つけた。アダムスキの言葉を胸に、ピアノと繋がり、自分のピアノを弾ききった。カイもその演奏に聞き入り生涯忘れないと思う。ただ、今度は修平の父親の方が心配だ。どうしてそこまで神経質になるのだろう?息子の成長を素直に喜べないなんて切ない。はたしてファイナルに進めるのは誰なのか?
読了日:04月24日 著者:一色 まこと
トワイライト・シャッフルトワイライト・シャッフル感想
房総半島のとある街を舞台にした短編集。男女の心の機微を描いた作品が多いかな。『私のために生まれた街』が一番のお気に入り。病気で入退院を繰り返す上品な婦人と彼女の庭を造る職人との、人間的な交流が気持ちいい。
読了日:04月21日 著者:乙川 優三郎
老鳥との暮らしかた: 穏やかで安心な環境づくりから、リハビリ、メンタルケアまで老鳥との暮らしかた: 穏やかで安心な環境づくりから、リハビリ、メンタルケアまで感想
今年10歳を迎える我が家のセキセイインコのトワを幸せに過ごさせたくて読みました。今はまだ元気だけれども、いずれやってくる老い。目を背けるわけにはいかないので、その時のために、心の準備の為に。
読了日:04月19日 著者:細川 博昭
お寺の掲示板お寺の掲示板感想
お寺の掲示板の言葉を集めた作品。面白かったです。驚いたのが「おまえも死ぬぞ」なるほどなあと思ったのが「言っていることではなく やっていることがその人の正体」「人生が行き詰るのではない 自分の思いが行き詰るのだ」
読了日:04月17日 著者:江田智昭
ピアノの森(17) (モーニングKC)ピアノの森(17) (モーニングKC)感想
コンクールの難しさ。当落の基準の曖昧さだろうか。審査員の匙加減だろうか。アダムスキと話して気持ちが少し楽になった修平。でもまだ心の闇は深そうだ。ウェイ▪パンもカイに負けず劣らずの生い立ちだったのですね。それにしても不遇な生い立ちの人間の方がピアノコンクールで勝てるような流れが気になる。次巻が楽しみ。
読了日:04月17日 著者:一色 まこと
ショートショートドロップスショートショートドロップス感想
女性作家ばかりの短編小説を集めた作品。三浦しをんさんの『冬の一等星』だけ既読。望都様の『子供の時間』は望都様らしい作品。新津きよみさんの『タクシーの中で』が気に入りました。掘真湖さんの『トレインゲーム』も面白かったです。
読了日:04月15日 著者:新井素子 編
ピアノの森(16) (モーニング KC)ピアノの森(16) (モーニング KC)感想
カイの演奏は聴衆をひきつけた。しかし審査員は一筋縄ではいかない。自国ポーランドを愛するあまり、カイの演奏を否定する者もいる。しかし、カイの子供の頃の日々が本当に過酷で可愛そうなくらいだ。でも母親と阿字野が守ってきたのですね。そしてそれに応えようと努力してきたカイが素晴らしいです。反対に修平が心配。彼の精神は大丈夫なのだろうか?
読了日:04月11日 著者:一色 まこと
虹色の空―“カンボジア虐殺”を越えて1975‐2009虹色の空―“カンボジア虐殺”を越えて1975‐2009感想
ポル・ポトの大虐殺という言葉は知っていた。でも当時子供だった私にはよく分からなかった。この本はその大虐殺から生き残り日本へやってきた少女の成長と心の軌跡だ。そんな幼い少女が過酷な強制労働や病気からよくぞ生き残ったと思う。本当に酷い状況だったのだ。強制的にプノンペンの住民を移住させて強制労働させ、元々いる住民からも差別される。人間は我が身が可愛いからそういう状況になると残酷な事もできてしまう。そして知識人を虐殺し、労働力にならない人間を虐殺する。いったいポル・ポトは何をしたかったのかが分からない。
読了日:04月11日 著者:久郷 ポンナレット
ねこのシェリー (ciel books)ねこのシェリー (ciel books)感想
飼い猫のシェリーと野良猫の物語。シェリーが野良猫と一緒に生きていく事を選んだことに驚く。飼い主さんが可哀想。
読了日:04月10日 著者:なかえ よしを
世界中の息子たちへ世界中の息子たちへ感想
「たとえどんな大義があろうとも 私はあなたが殺されるのを見たくはない それにもまして たとえどんな大義があろうとも 私はあなたが殺すのを見たくない」心に刺さる。今まさにウクライナで起きていることへの思いそのもだ。
読了日:04月09日 著者: 
15ひきのおしかけねこ15ひきのおしかけねこ感想
ジュリエットさんが亡くなって面倒をみてもらっていた猫たちが大騒ぎ。そして目をつけられたのがテディベアのお医者さんのおじいさん。日に日に集まってくる猫たちを見ないようにしていたが、とうとう根負けしてご飯の面倒を見るようになったしまった。猫の餌の缶詰の値段の計算をして頭を悩ますおじいさんが気の毒。それでも猫たちの面倒をみるおじいさんが可愛らしくて素敵です。
読了日:04月09日 著者:ガブリエル バンサン
働く台所働く台所感想
台所って私にとってはずっと母がたっている場所だった。お手伝いでお米を研いだり、洗い物をしたり、一緒におにぎりを作ったりしてはいたけれども、母の城だった。やがて結婚したけれども義母と同居だったので台所は義母の城だった。義母が亡くなってから漸く私の城になった。古民家が好きなので、思わず見入ってしまった。新居は古民家なのだが、キッチンはリフォームされてしまっている。ただ戸棚は昔ながらの木製だ。これからの参考にしつつ、私なりの台所=城に作り替えていきたいと思った。
読了日:04月08日 著者: 
妻のトリセツ (講談社+α新書)妻のトリセツ (講談社+α新書)感想
『夫のトリセツ』に引き続き今度はこちらを。確かに女性脳ってそうなんだろうなあと思える。共感してほしいだけなのに、夫は解決策を求めようとするし、それが見つからない時は「おまえは人の気分を悪くする」と怒り出す。違うよ。ただ聞いてほしいだけ。それを分かってもらえない。
読了日:04月07日 著者:黒川 伊保子
夜叉の瞳 (少年サンデーコミックススペシャル―高橋留美子人魚シリーズ 3)夜叉の瞳 (少年サンデーコミックススペシャル―高橋留美子人魚シリーズ 3)感想
『舎利姫』真魚と出会う前の湧太。なつめが切ない。湧太についていきたかったのだろうなあ『夜叉の瞳前編・後編』湧太が昔使えたお屋敷の姉弟の悲しいお話。晶子と新吾。この最期で良かったのかな?『最後の顔前編・後編』息子をめぐる実の母親と義理の母親の争い。けれども実の母親がとった手段は好きになれない。子供を道連れにするのはおかしいと思うから。
読了日:04月03日 著者:高橋 留美子
アレッポのキャットマンアレッポのキャットマン感想
シリア内戦で行き場をなくした猫たちの世話を始めたアラーさん。やがて支援が集まって猫だけではなくいろんな動物たちを助けられるようになり、そして子供たちのために公園も作りました。なんて凄い人なんだろう。尊敬します。今、ウクライナでも行き先をなくした動物たちがいるのだろう。悲しいですね。
読了日:04月03日 著者:アイリーン・レイサム,カリーム・シャムシ・バシャ
高橋留美子傑作集 赤い花束 (BIG COMICS SPECIAL)高橋留美子傑作集 赤い花束 (BIG COMICS SPECIAL)感想
『日帰りの夢』『おやじグラフィティ』『義理のバカンス』『ヘルプ』『赤い花束』『パーマネント▪ラブ』の6作品。同窓会、親子、姑と嫁、介護、家庭を省みなかった夫とその妻、単身赴任など身近に起こりうる事をユーモラスに、でもちょっと身にしみる部分もあって良かったです。特に『赤い花束』はお気に入り。
読了日:04月02日 著者:高橋 留美子
きのう何食べた?(3) (モーニング KC)きのう何食べた?(3) (モーニング KC)感想
お正月に実家に行きたくないと愚痴るシロさんにケンジさんはいつもと違った反応。珍しく真面目に怒ってたと反省したシロさんはケンジさんの好物を料理して実家へ帰省することを伝える。やっぱりこのふたりの関係って良いなあ。ただケンジさんの家族の事って確かに分からない。いずれ出てくるのかな?。実家を離れていたら実家には実家の世界が出来上がっていても不思議はないよね。しかし女性の司法修習生相手にテンパってしまったシロさん、ちょっと笑えた。
読了日:04月02日 著者:よしなが ふみ
ピアノの森(15) (モーニング KC)ピアノの森(15) (モーニング KC)感想
レフ▪シマノスキ、凄い人だったのですね。気になるのはエミリアのこと。後で出てくるのかな?いよいよカイの登場。どんな曲でも森に連れて行ってしまうって、いったいどんな演奏なんだろう?
読了日:04月02日 著者:一色 まこと
ピアノの森(14) (モーニング KC)ピアノの森(14) (モーニング KC)感想
いよいよ修平がショパンコンクール本選に登場。人気ピアニストのアダムスキの次にピアノを弾いた。素晴らしい腕前にスタンディング▪オベーションが起きる。しかし演奏の合間にしきりに鍵盤を拭く姿に修平。さらにトイレで手を洗い続ける姿に異常さを感じる。倒れた修平を介抱したアダムスキ。修平の心の深い闇を感じ取って助言するが、今の修平には届かない。心配だ。そしてアダムスキ、いい人だ。
読了日:04月01日 著者:一色 まこと
ピアノの森 13 (モーニングKC (1554))ピアノの森 13 (モーニングKC (1554))感想
誉子の手がよくなって良かった。ショパンコンクールの本選開始。個性的なコンテスタントたち。楽しみだ。
読了日:03月30日 著者:一色 まこと
夫のトリセツ (講談社+α新書)夫のトリセツ (講談社+α新書)感想
どうしても夫と話が合わない時があるので勉強するために読んだ。私は愚痴を聞いてくれるだけでいいのに、夫はその解決策を探ろうとする。女性は共感が大事。男性は沈黙と問題解決が大事。女性脳と男性脳の違いがよく分かった。夫にものを頼むときは具体的に言わないとダメ。先日寝込んでしまって、夫に買い物を頼んだ時にその事は痛感した。いつも私が料理した物を見ていたはずなのに、いえ、間違ってはいないのですが、種類が沢山あるから別の種類を買ってきてしまってかえって手間が増えてしまったことがあった。難しい。
読了日:03月30日 著者:黒川 伊保子
[図解]他人を攻撃せずにはいられない人 職場、家庭の困った人から身を守る処方箋40[図解]他人を攻撃せずにはいられない人 職場、家庭の困った人から身を守る処方箋40感想
他人を攻撃せずにはいられない人。今の世の中、というか私の周囲には結構いる。聞き流せばいいものをつい逆らってしまうので、対処のしかたを学びたかった。さらに私自身の為にも読んだ。私もイライラして人に当たることがあるからだ。自分への戒めとして。
読了日:03月29日 著者:片田 珠美
今日は心のおそうじ日和 素直じゃない小説家と自信がない私 (メディアワークス文庫)今日は心のおそうじ日和 素直じゃない小説家と自信がない私 (メディアワークス文庫)感想
夫に浮気をされた上に離婚を切り出され、娘をつれて実家へ戻った涼子。実家には兄夫婦とその息子が同居していた。肩身の狭い涼子だが専業主婦だった為なんのスキルも持っていなかった。父の薦めで作家の家政婦をすることになる。この作家がまた心を閉ざしてしまっていて偏屈だ。でも家事の腕はプロ級の涼子。掃除を通して作家と気持ちが繋がっていき、夫との離婚の財産分けの話し合いも最後にはスカッと言うことが出来て私もスッキリしました。主婦を馬鹿にするなかれ、ですね。家事を完璧にこなす涼子を尊敬します。
読了日:03月27日 著者:成田 名璃子
ピアノの森 12 (モーニングKC (1509))ピアノの森 12 (モーニングKC (1509))感想
初めてコンクールでの賞を手にしたカイ。おめでとう。さらにM 響との共演。そしてショパンコンクールの予備選へ。思いがすれ違う修平とカイ。なんだかなあ。「ピアノは誰かと勝負するもんじゃない。勝負すべき相手がいるとしたら自分自身だ」カイの言葉。
読了日:03月26日 著者:一色 まこと
海のアトリエ海のアトリエ感想
素敵な絵本でした。学校に行けなくなった少女が、海の見えるアトリエの絵描きの女性と一緒に過ごした夏の1週間のお話。ふたりの距離感が良くて静かに時間が流れていく様に落ち着いた気持ちで読めました。
読了日:03月26日 著者:堀川理万子
おまわりさんと招き猫 あやかしの町のふしぎな日常 (ことのは文庫)おまわりさんと招き猫 あやかしの町のふしぎな日常 (ことのは文庫)感想
人語を解する猫と交番のおまわりさんと町の人たちとの日常のお話。少し不思議なこともあるけれども基本ほのぼの。
読了日:03月25日 著者:植原翠
ピアノの森 11 (モーニングKC (1483))ピアノの森 11 (モーニングKC (1483))感想
コンクールでのカイの演奏。カイはやっぱり凄いね。森を思ってのベートーベンの月光。聞いてみたい。そしてカイと誉子との再会。良かったね、誉子。本気で手を治すことだろう。
読了日:03月23日 著者:一色 まこと
ピアノの森 10 (モーニングKC (1449))ピアノの森 10 (モーニングKC (1449))感想
妬みからの邪魔が入ったけれども冴ちゃんとカイが上手くいって良かった。全てのバイトを辞めてピアノに専念するカイ。目指すは1年後。一方、誉子はカイを探してコンクール三昧の日々をおくっていた。そして司馬先生と出会う。ふたりがコンクールで出会う日が楽しみ。
読了日:03月22日 著者:一色 まこと
さくらい動物病院の不思議な獣医さん(6) (双葉文庫)さくらい動物病院の不思議な獣医さん(6) (双葉文庫)感想
動物の声が聞こえなくなってしまった亜希。手塚くんはそんな亜希を優しくサポートする。でもそんな彼も保護犬施設で出会ったリクという名の犬を救おうと、何もかもひとりで抱え込んで倒れてしまう。二人の心の距離がもどかしい。お互いを強く思っているだけに厄介だ。信じられる仲間や家族はありがたい。一人じゃないのですよね。動物の声が聞こえなくても大丈夫。ハッピーエンド万歳。
読了日:03月20日 著者:竹村 優希
おともだち できた? (講談社の創作絵本)おともだち できた? (講談社の創作絵本)感想
引っ越ししてきた家で親や近所の人が「おともだちできた?」と少女に尋ねる。「できたよ」という少女の顔が怖すぎる!近所の犬は気づいているのね。
読了日:03月19日 著者:恩田 陸,石井 聖岳
ピアノの森(9) (モーニング KC)ピアノの森(9) (モーニング KC)感想
“オプション① 心を正常に戻す時間” 素敵な時間、言葉。スランプを抜け出した修平は前に進み出した。修平のお父さんの人の心を癒すピアノって良いなあ。修平も自分のピアノの音を見つけてほしい。送り出す父親の言葉が良かった。そして冴ちゃん登場。良い子だけど何歳なんだろう?
読了日:03月17日 著者:一色 まこと
ピアノの森 8 (モーニングKC (1445))ピアノの森 8 (モーニングKC (1445))感想
スランプに陥った修平は帰国してカイを探す。しかし皆、何かを知っているようなのにカイの行方を知らないと口を閉ざす。漸く会えたカイの姿に驚いた。カイは再会を喜んで修平を自宅に招く。そして、カイの努力の跡を見つけた修平は言葉を失う。本当に凄いです❗
読了日:03月16日 著者:一色 まこと
ピアノの森 7 (モーニングKC (1444))ピアノの森 7 (モーニングKC (1444))感想
森のピアノは雷で燃えてしまった。大切なピアノを失ったカイは仕事に励む。そしてガラスのピアノと運命の出合いをする。自分にはピアノが必要だと悟ったカイは阿字野に教えをこう。一方、修平はピアノを学ぶ為に留学することを決める。二人のこれからが楽しみだ。ただ、カイには傷害が多すぎる。
読了日:03月16日 著者:一色 まこと
とりが にげた (めくりしかけえほん)とりが にげた (めくりしかけえほん)感想
可愛らしい仕掛け絵本。頁毎に様々なものを10個みつける楽しみがある。真剣に探してしまった。
読了日:03月15日 著者:フランシスリンカーンチルドレンズブックス
多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。 (サンクチュアリ出版)多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。 (サンクチュアリ出版)感想
『会社の人間関係がしんどい』確かに1歩外に出ればただの人。でもうちみたいに私生活にも口出ししてくる場合はそうもいってられない。なのでやったことは期限を決めて逃げ出す為の準備をすることだった。今でもパワハラ役員の声を聞いたり姿を見ると体に異変が起きる。でも彼を可哀想な人と思える瞬間も出来てきたので少しずつ前に進んでいると思う。心が軽くなる考え方の数々が掲載されてあって良い本だと思います。
読了日:03月15日 著者:Jam
ふれられるよ今は、君のことをふれられるよ今は、君のことを感想
中学教師の楓と時々いなくなる不思議な彼との不思議なお話。野崎先生から楓に押しつけられた生徒の市田君も不思議な少年だ。でも、そういうつきあい方というか、距離の取り方、嫌いじゃない。楓と彼のこれからは結構辛いものになるかもしれないけれど、楓にはその覚悟が出来たということなのでしょう。
読了日:03月12日 著者:橋本 紡
妻の病気の9割は夫がつくる (医師が教える「夫源病」の治し方)妻の病気の9割は夫がつくる (医師が教える「夫源病」の治し方)感想
夫原病という言葉は知っていましたが、どういう症状の事を言うのかは知りませんでした。夫の言動が原因で妻の体調が悪くなるという事。そして夫もまた世間の荒波にもまれて精神や体調に不調を起こす。それが家庭で妻に影響する。という事もあるらしい。我家は同じ職場で共働き。結婚当初からずっと。さらに言うならば夫の両親と同居で仕事も一緒。それでもその頃は体調不良になる事はなかった。楽しい日々だった。年を取るにつれ色々なことが起こってきて現在に至る。やっぱり今は夫の方が精神的にも肉体的にも参っているのだろう。
読了日:03月09日 著者:石蔵文信
みんな「夫婦」で病んでいるみんな「夫婦」で病んでいる感想
私が夫の言動にイライラすることがあるように、夫も私の言動にイライラすることがあるのだろうと思った。やっぱりお互い様の精神が大切なのかもしれない。この本に登場するような極端な例は困るけれども、お互い別の環境で育ってきた赤の他人が結婚して一緒に暮らすのだから、その都度話し合いが大事なのだろう。
読了日:03月07日 著者:本田 りえ
ピアノの森 6 (モーニングKC (1438))ピアノの森 6 (モーニングKC (1438))感想
いよいよピアノコンクールの本選。クラスの皆で会場に行くことになったが、カイは行けなかった。修平は完璧に弾き優勝を確信する。しかしそこに誉子が立ちはだかる。カイの助言を受けて自分のピアノの弾き方を見つけた彼女の音に修平は圧倒される。カイがピアノが弾きたくてたまらなくなっていく気持ちが伝わってきた。しかし森のピアノに災難が。次巻が気になる。
読了日:03月06日 著者:一色 まこと
トリッポンのこねこトリッポンのこねこ感想
萩尾望都さまの絵本。トリッポンが飼っていた白い猫のカエルが行方不明になってしまった。探しに出掛けたトリッポンはねこの国にたどり着く。そこにはたくさんの猫たちがいた。カエルとも無事に出会えて良かった。カエルが家に帰らなかった理由が可愛い。今度はトリッポンと仲良くね。
読了日:03月05日 著者:萩尾 望都
きのう何食べた?(2) (モーニング KC)きのう何食べた?(2) (モーニング KC)感想
史朗さんと賢二さんとの出合いが分かった。そうかあ、ゲイの世界では短髪▪ヒゲ▪ピタピタの服にガチムチの体形がモテるのですね。それにしてもセロリを無駄にしてしまった時の史朗さんの落ち込みようが凄い。相変わらず史朗さんの料理は手が込んでいて美味しそうです。史朗さんの手料理を食べられる賢二さんは幸せ者ですね。史朗さんのお父さんの手術は無事に終わったのですよね?気になる。
読了日:03月05日 著者:よしなが ふみ
ふしぎ遊戯 白虎仙記 (1) (フラワーコミックスアルファ)ふしぎ遊戯 白虎仙記 (1) (フラワーコミックスアルファ)感想
ふしぎシリーズ、単行本はこれが最後。まだ次の巻は出ていない。大杉の娘鈴乃。大杉も又本の処分に頭を痛めていた。そんなある日関東大震災が起こる。大杉は四神天地書に鈴乃を託す。いきなり知らない世界に飛ばされたまだ8歳の鈴乃。虎人のネイラン、カサル▪カルム兄弟との出合い。直ぐに現実世界に戻れたが、両親を失った鈴乃をあの及川先生が引き取って育ててくれた。時は流れ18歳になった鈴乃。四神天地書は行方不明になっていたが、その世界の記憶に苛まれていた。そして、学校の図書室でついに四神天地書と出会う。はたして鈴乃の運命は?
読了日:03月04日 著者:渡瀬 悠宇
ピアノの森 5 (モーニングKC (1437))ピアノの森 5 (モーニングKC (1437))感想
いよいよコンクール。個性豊かな誉子。カイの励ましで自分らしい演奏が出来た。カイは優しい。修平は完璧な演奏をし、自信を深める。しかし、カイは誉子を励ました言葉で自分自身をも覚醒させることが出来た。打ちのめされる修平。けれどもカイは予選通過は叶わなかった。コンクールのワクにはまらないー、修平の父の言葉が全てをあらわしている。カイのこれからが楽しみだ。修平の今後も。
読了日:03月01日 著者:一色 まこと
ピアノの森 4 (モーニングKC (1436))ピアノの森 4 (モーニングKC (1436))感想
森のピアノが元々阿字野先生の物だったと気づいた修平は、カイがコンクールに出るのかどうかを訪ねに行った。そんな彼をガラの悪い連中が取り囲む。そこにカイの母親が現れて助かる。修平とカイは話をしてコンクールで全力で勝負することになった。カイの頭に出てくるモーツアルトたちが面白い。しかしカイ少年、コンクールに出る事を母親に話してなかったのね。
読了日:02月28日 著者:一色 まこと
ピアノの森 3 (モーニングKC (1431))ピアノの森 3 (モーニングKC (1431))感想
カイ少年が阿字野先生のピアノ指導を受けることになった。修平はモヤモヤ。虐めに遭っていたカイを庇ったのに、反対にカイに暴言をはかれてカイに言い返してその場を去る。そしてコンクールに向けて練習に励む。阿字野先生は、指導をして弾きたかったショパンの曲が弾けるようになったカイに、コンクールに出るように告げる。修平と競うことになるのかな?続きが気になる。
読了日:02月27日 著者:一色 まこと
馬と明日へ (ノベルズ・エクスプレス 53)馬と明日へ (ノベルズ・エクスプレス 53)感想
乗馬倶楽部に通う少年少女たちの成長の物語。馬はやっぱり優しい。人の気持ちに敏感で素敵な仲間だ。ラスト、楓と悠斗がした冒険は面白かった。たぶん私もするに違いない。そしてSNS が発達している今は彼らのように直ぐに御用となることだろう。
読了日:02月27日 著者:杉本 りえ
ピアノの森 2 (モーニングKC (1430))ピアノの森 2 (モーニングKC (1430))感想
元有名なピアニストである阿字野先生。修平からカイ少年が森のピアノを弾けることを知り確かめに行く。そうかあ、先生のピアノだったのですね。それにしても虐めや児童虐待やら嫌な場面が多いですね。カイ少年の母親の職場の常連客 酷すぎる。医者と知って驚いた。音楽に目覚め始めたカイ少年。修平の気持ちも複雑そうだ。はたしてどうなっていくのだろう?
読了日:02月27日 著者:一色 まこと
鳥のお医者さんのためになるつぶやき集鳥のお医者さんのためになるつぶやき集感想
横浜小鳥病院の院長先生の本。『お世話のコツ』『鳥の心を知る』『鳥の体を知る』『病院・病気を知る』の4つの章で鳥の事を教えてくれています。勉強になりました。特に『鳥の心を知る』の章で鳥は人のことがわかる、は納得できました。我家のセキセイインコも私が落ち込んでいるときは肩に乗ってきて寄り添ってくれます。いつもは一番に大好きな夫の肩に飛んで行くのに。インコは集団で生活する鳥だから人も仲間だと認識していて、その気持ちがわかるのかなあと夫といつも話していたのです。
読了日:02月25日 著者:海老沢 和荘
ピアノの森 1 (モーニングKC (1429))ピアノの森 1 (モーニングKC (1429))感想
タイトルだけは知っていたが読むのは初めて。森にピアノが打ち捨てられてあり、カイ少年だけが弾きこなせるという不思議。転校生の修平は虐めに遭いながらも、家族に打ち明けられず、カイ少年に連れられて森のピアノを弾きに行く。カイ少年を自分の家に誘うと、ピアノの鍵盤を恐ろしく強くたたきつける。ナルホド、この弾き方に謎を解くカギがありそうです。
読了日:02月23日 著者:一色 まこと
犬夜叉 (1) (少年サンデーコミックス)犬夜叉 (1) (少年サンデーコミックス)感想
タイトルは知っていたが読むのは初めて。ふ~ん、こういうお話なのですね。桔梗の生まれかわりのかごめが否応なく犬夜叉たちの世界に巻き込まれていくという展開。それにしてもかごめの祖父のお札の威力弱すぎ!
読了日:02月23日 著者:高橋 留美子
ふしぎ遊戯 玄武開伝 (12) (フラワーコミックス)ふしぎ遊戯 玄武開伝 (12) (フラワーコミックス)感想
俱東国の軍が迫る中、多喜子の強い願いに寄り、玄武召喚の儀式が行われる。しかし、俱東国軍との戦いや空から降ってきた巨大な雹が降り注ぐ。無事に玄武召喚を成し遂げた多喜子は願うたびに玄武に食われていく。そして3つ目の願いをする前に、父と繋がる。そうか、そういう事だったのか。『ふしぎ遊戯』で語られていた父娘の心中の真実はこういう事だったのですね。【四神天地書】は大杉の手に渡る。物語は白虎へと続くのですね。
読了日:02月22日 著者:渡瀬 悠宇
ふしぎ遊戯 玄武開伝 (11) (フラワーコミックス)ふしぎ遊戯 玄武開伝 (11) (フラワーコミックス)感想
やっと女宿はテグを探し出した。そしてハーガスもその場に現れる。しかし、ハーガスは命を落とす。兄テグと一つになり、危宿が誕生した。なんて残酷な運命。さらに女宿は父テムダン王と再会するが、その命は奪わなかった。そんな女宿にテムダン王は後を継げと宝である生命石を渡す。ここに北甲国の新たな王が誕生した。しかし、ホッとしたのもつかの間、俱東国の軍勢がせまる。
読了日:02月22日 著者:渡瀬 悠宇
ふしぎ遊戯 玄武開伝 10 (フラワーコミックス)ふしぎ遊戯 玄武開伝 10 (フラワーコミックス)感想
多喜子は病を隠して、自分の命を玄武を召喚し北甲国を救う事に捧げると決める。女宿の求婚を断って。テムダン王に会う為に王宮へ侵入する。フィルカの正体には驚いた。でも彼女のおかげでピンチを逃れ多喜子たちは女宿の母、テムダン王の妃に会う事が出来た。眠ったままの妃に斗宿が触れて多喜子に過去に何があったのかを見せる。やっぱりそうだったのか。予言はテギルの仕業だった。そしてテグが初めて喋った。
読了日:02月22日 著者:渡瀬 悠宇
インコがやっぱり、いちばんかわいい!インコがやっぱり、いちばんかわいい!感想
インコの生態をやさしく解説してくれています。既に知っている事も多数ありますが、復習できて、しっかり又頭に入れることが出来ました。我家のセキセイインコは今年10歳になるので、色々と気をつけてやらないといけません。
読了日:02月21日 著者:只野 ことり
インコのおねだりインコのおねだり感想
インコのおねだりという形でインコたちの事を詳しく教えてくれる本。我家のインコにも当てはまる事がたくさん。お気に入りの人の順番は確かにある。放鳥の時、好きな人の所に一番に飛んで行くもの。我家では夫。嫌な事をしないからね。私は爪を切ったり体重を測ったりするからちょっと警戒されている。夫とのスキンシップが終わったら、私の肩や指にも来てくれるので嫌われてはいないようです。インコは本当に可愛い。
読了日:02月14日 著者: 
ふしぎ遊戯 玄武開伝 (9) (フラワーコミックス)ふしぎ遊戯 玄武開伝 (9) (フラワーコミックス)感想
現実世界へ戻った多喜子に母を東京で見てくれていた医師の及川が嫁に欲しいと願い出る。しかし多喜子も又母と同じ病にむしばまれていた。父から七星士たちの本当の気持ちを知らされた多喜子は再び本の中に戻っていく。必ず巫女としての役割を果たすと誓って。娘の事をただ本を読んで見守るだけしか出来ない父親の気持ちってどんなだろう?辛い事だろう。
読了日:02月12日 著者:渡瀬 悠宇
ふしぎ遊戯 玄武開伝 (8) (フラワーコミックス)ふしぎ遊戯 玄武開伝 (8) (フラワーコミックス)感想
多喜子たちの前に現れたフィルカという謎の少女と星護族。玄武の巫女と七星士を手厚く迎えた。しかし、太一君は女宿に玄武の巫女の宿命を告げる。玄武の巫女の事を知った七星士たちは多喜子を現実世界へ帰るように仕向ける。皆の気持ちが痛い。
読了日:02月12日 著者:渡瀬 悠宇
ふしぎ遊戯 玄武開伝 (7) (フラワーコミックス)ふしぎ遊戯 玄武開伝 (7) (フラワーコミックス)感想
多喜子と女宿を助けるために自ら犠牲になったソルエン。悲しい。それにしてもテグの力って恐ろしい。味方のはずの七星士の力を無力にしてしまうなんて。
読了日:02月12日 著者:渡瀬 悠宇
ふしぎ遊戯 玄武開伝 (6) (フラワーコミックス)ふしぎ遊戯 玄武開伝 (6) (フラワーコミックス)感想
無事に牛宿を仲間にすることが出来た。最後の七星士危宿の元へ向かう。なんと最後の七星士危宿は女宿の命を狙っていたハーガスだった。そしてハーガスには双子の兄テグがいて、二人揃って危宿だった。複雑だ。兄テグを自分が助けると宣言する多喜子。果たして。。。
読了日:02月06日 著者:渡瀬 悠宇
風車小屋ねこカッチェ風車小屋ねこカッチェ感想
カッチェは風車小屋で粉屋のニコと楽しく働いていました。けれどもニコにお嫁さんが出来てその生活は変わってしまいました。やがて赤ちゃんが生まれ、カッチェは家から追い出され、風車小屋で一人で暮らし始めます。ある日堤防が切れ大洪水が起きます。カッチェはゆりかごにのった赤ちゃんを守りました。凄いです!それからのカッチェは家に入れてもらえるようになりました。良かった。実話をもとにしたお話。
読了日:02月05日 著者:グレッチェン ウェルフレ
ねがいごとねがいごと感想
自分にさよならの時が近づいていることを知った猫のミイ。サヨナラの時がきたら一つだけねがいごとができるという話を信じ、どんな願い事をすればサキちゃんを喜ばせられるかを探し続ける。ミイが健気です。そしてミイの願い事は本当にサキちゃんを喜ばす事が出来た。良かった。悲しいけれどもほっこりできるお話です。
読了日:02月05日 著者:あさのますみ
ふしぎ遊戯 玄武開伝 (5) (フラワーコミックス)ふしぎ遊戯 玄武開伝 (5) (フラワーコミックス)感想
現実世界に引き戻された多喜子。初恋の大杉と思わぬ再会をする。大杉は娘が熱を出した為東京へ帰るところだった。そこへ本を読んで娘の動きを知っていた父が迎えに現れる。娘を守る為に本を隠す父。しかし多喜子は再び本の中へと帰っていった。七星士探しの旅が始まる。そして牛宿登場。
読了日:02月05日 著者:渡瀬 悠宇
ふしぎ遊戯 玄武開伝 (4) (フラワーコミックス)ふしぎ遊戯 玄武開伝 (4) (フラワーコミックス)感想
斗宿登場。虚宿との間にそんな事があったのですね。でも斗宿の妹のアイラを助け出したために動き始めた妖魔に襲われ、斗宿の眼を見てしまった多喜子は現実世界に引き戻されてしまった。
読了日:02月05日 著者:渡瀬 悠宇
ふしぎ遊戯 玄武開伝 (3)ふしぎ遊戯 玄武開伝 (3)感想
七星士の居場所を知るために巫大師のもとを訪れた多喜子。アンルウ様に会うように助言を受ける。しかし敵に命を奪われてしまう。こんな幼い少女である巫大師の命を奪うなんて酷い。さらにアンルウ様はもっと幼い少女だった。彼女にまで敵は手をかける。アンルウ様は七星士のひとり、壁宿をずっと守っていてくださったのだ。アンルウ様から首飾りと壁宿を託された多喜子の旅は続く。巫女には試練が負わされるものなのですね。
読了日:02月02日 著者:渡瀬 悠宇
ふしぎ遊戯 玄武開伝 (2)ふしぎ遊戯 玄武開伝 (2)感想
巫女になる女性は美朱といい多喜子といい無茶をする性格のようです。でもふたりの性格、好きです。苦労の末室宿を仲間に加える事ができた。
読了日:02月02日 著者:渡瀬 悠宇
ふしぎ遊戯 玄武開伝 (1)ふしぎ遊戯 玄武開伝 (1)感想
これが四神天地書の始まり。玄武の巫女となった多喜子の物語。病気の母や自分を省みない父に反発して、父が訳して大切にしていた『四神天地書』を破ろうとしたところ、本の中に吸い込まれてしまう。「ふしぎ遊戯」にも登場した虚宿がこんなに早くから多喜子と関わっていたのですね。女宿と多喜子との出会いは衝撃的。虚宿とふたりで七星士集めに旅立つ多喜子の前途は多難の様子。
読了日:02月01日 著者:渡瀬 悠宇
ふしぎ遊戯 18 (フラワーコミックス)ふしぎ遊戯 18 (フラワーコミックス)感想
最終巻。「己を知り、己を信じ、己に打ち勝つこと」やったね!皆の勝利だ。天罡は哀れでしたね。でもこれで七星士たちも生まれ変われる。四神天地書も燃えて消えてしまった。これでもう巫女も七星士たちも大変な思いをすることはない。皆幸せに。
読了日:02月01日 著者:渡瀬 悠宇
ふしぎ遊戯 (17) (少コミフラワーコミックス)ふしぎ遊戯 (17) (少コミフラワーコミックス)感想
天罡は非情ですね。姉弟で愛し合った為に魔物になってしまった魅たちを役に立たなかったからと言って消してしまうなんて。仲間を大切にする朱雀七星士たちと美朱と大違い。そして井宿の過去が明らかに。そんな事があったのですね。井宿の顔の傷の事が分かりました。親友も又魔道に落ちていたのですね。井宿にとっては辛い戦いでしたね。そしてまさかの鬼宿の登場!
読了日:01月31日 著者:渡瀬 悠宇
ふしぎ遊戯 16 (フラワーコミックス)ふしぎ遊戯 16 (フラワーコミックス)感想
しかしまあ、あの手この手で敵は美朱と魏を攻撃してくる。魏のアパートが爆発してしまった。果たして魏の運命は?
読了日:01月30日 著者:渡瀬 悠宇
ねことじいちゃん(6) (メディアファクトリーのコミックエッセイ)ねことじいちゃん(6) (メディアファクトリーのコミックエッセイ)感想
柱時計、うちの実家にもありました。懐かしい。大吉さんの柱時計への想いが良いなあと思いました。東京にまで出かけて修理にだす場面の店主とのやり取りも好きです。若先生が看取りばかりで海を眺めている姿に先日読んだ在宅医療の本を思い出した。いい先生ですね。大吉さん始め島の人たちは親切で良いですね。ほのぼのします。
読了日:01月30日 著者:ねこまき(ミューズワーク)
贖い贖い感想
読み応えがありました。とても重いテーマのお話でした。東京、埼玉、愛知で子供の殺人事件が起きる。犯人は最初から想像がつくのですが、なぜそんな事をしたのかを推理しながら読みました。途中でなんとなく分かってはくるのですが、その理由に驚愕します。犯人の気持ちは痛いほど分かる。でもその為に子供の命を奪うのはどうなのかと、考え込んでしまいました。果たして自分が同じ立場だったら、謝罪されれば少しは気が済むかもしれないけれども、それでも相手を殺してやりたいほど憎むだろうなあと思いました。直接手を下すことはないにしても。
読了日:01月26日 著者:五十嵐 貴久
猫を愛する人のための猫絵本ガイド猫を愛する人のための猫絵本ガイド感想
猫の絵本のガイドブック。読みたい絵本がたくさんみつかりました。少しずつ読んでいきたいと思います。
読了日:01月24日 著者:さわだ さちこ
ふしぎ遊戯 15 (フラワーコミックス)ふしぎ遊戯 15 (フラワーコミックス)感想
鬼宿と世界の危機から守る為に四神天地書の中の世界と現実世界とで、美朱の闘いが始まる。唯も巻き込まれて負傷する。朱雀七星士たちも戦いに巻き込まれていく。どうにももどかしい。
読了日:01月18日 著者:渡瀬 悠宇
ふしぎ遊戯 14 (フラワーコミックス)ふしぎ遊戯 14 (フラワーコミックス)感想
朱雀星君に呼び出され、鬼宿と世界の危機から救ってほしいとまた無茶な頼み事をされてしまう。心宿が集めていた魔神が世界を手に入れようと動き出した。全て終わったのではなかったのね。まだ試練が続く。
読了日:01月18日 著者:渡瀬 悠宇
警備員さんと猫 尾道市立美術館の猫 (KITORA)警備員さんと猫 尾道市立美術館の猫 (KITORA)感想
テレビで猫と警備員さんの攻防を知ってこの本を手に取りました。黒猫さんは美術館のそばの飼い猫のケンちゃん。そしてもう一匹、地域猫のゴッちゃんもいたのですね!でもゴッちゃんは里親さんに引き取られていったとの事。引き取られていく前のケンちゃんとゴッちゃんの様子を写真と文を読むと、別れを分かっていたように思えます。切ない。でもゴッちゃんが幸せになる為の別れですものね。警備員さんもは優しそうな人だから、ケンちゃんはわざとやっているようにも見えますね。警備員さんの気をひくために。
読了日:01月17日 著者:にごたろ
きのう何食べた?(1) (モーニング KC)きのう何食べた?(1) (モーニング KC)感想
面白かったです。同性愛者(ゲイ)の弁護士と美容師の日常生活と美味しそうな料理。引き込まれました。引きつづき読んでいきたいです。
読了日:01月16日 著者:よしなが ふみ
兄の終い兄の終い感想
こんなお兄さんがいたらやっぱり迷惑だと思うかもしれない。著者の気持ちが良くわかる。でも生活保護を受けながら就職も決まって新しい制服も用意してあったなんてことを知ったら、ちょっと可哀想だなと思ってしまいました。まさか突然死ぬなんて思っていなかったでしょうから。まして父親が倒れているのをみつけた息子さんはどれほどショックだったことでしょう。家族の事をこんなにも赤裸々に綴った著者は凄いと思いました。
読了日:01月16日 著者:村井 理子
ふしぎ遊戯 13 (フラワーコミックス)ふしぎ遊戯 13 (フラワーコミックス)感想
現実世界での激しい戦い。唯は三つ目の願いをかけ、ついに青龍に食われてしまう。しかし、全てを理解した唯が美朱に全てを託したものだった。唯のおかげで朱雀を呼び出した美朱は唯を取り戻し、青龍を封印した。死んだ七星士たちの残留思念も現れ美朱と鬼宿に手を貸し、ついに勝利して元の世界に戻っていく。美朱は朱雀に食われる事がなかった。そして三つ目の願いで美朱は鬼宿が自分の世界に生まれ変わって自分と一緒にいられるように願う。ラスト生まれ変わった鬼宿と再会。
読了日:01月15日 著者:渡瀬 悠宇
ふしぎ遊戯 12 (フラワーコミックス)ふしぎ遊戯 12 (フラワーコミックス)感想
ついに唯が青龍を呼び出してしまった。青龍と交わった唯は願いを3つだけ叶える事が出来る。そして一つ目。朱雀を封印した為朱雀七星士はその力を失う。二つ目、鬼宿と美朱を引き離すために自分と美朱を元の世界に戻すように願う。ところが鬼宿が一緒に来てしまった。そして角宿まで現実世界へやってきた。現実世界での戦いが始まる。
読了日:01月15日 著者:渡瀬 悠宇
ふしぎ遊戯 (11) (少コミフラワーコミックス)ふしぎ遊戯 (11) (少コミフラワーコミックス)感想
唯の誤解は解けぬまま、とうとう神座宝は二つとも唯の手のもとに。子供で何も出来ないと嘆く張宿が敵と戦ってとった手段が切ない。
読了日:01月15日 著者:渡瀬 悠宇
やめるときも、すこやかなるときもやめるときも、すこやかなるときも感想
恋愛ものは苦手なのですが、この話は好きです。とても静かにテンポがゆったりしていて、お話の世界に引き込まれていきました。心に深い傷を負う家具職人の壱晴と、恋の仕方が分からない桜子。二人の思いのすれ違いがもどかしくもあり、でもなんとかなると思ったり、落ち着いて読めました。
読了日:01月14日 著者:窪 美澄
いのちの停車場いのちの停車場感想
救命救急センターで働いていた医師の咲和子は、責任を取る形で辞めて、故郷の金沢に戻り、まほろば診療所で訪問診療医になる。命を助けることをしてきた咲和子にとって訪問診療は「看取り」の場。戸惑うことばかりだった。老々介護、四肢麻痺のIT社長、ゴミ屋敷住人、末期のガン患者の元官僚、6歳の小児がんの少女。さまざまなケースに、患者に寄り添いながら診療していく姿に感動した。ただ父親の積極的安楽死を願う気持ちに娘として医師として葛藤する。難しい問題だ。
読了日:01月11日 著者:南 杏子
ふしぎ遊戯 (10) (少コミフラワーコミックス)ふしぎ遊戯 (10) (少コミフラワーコミックス)感想
角宿だと思ったら亢宿だった。記憶を失いながらも生きていたことに美朱は喜ぶ。しかし本当は戦いに疲れて記憶を失ったふりをしていただけだった。朱雀七星士は皆お互いに思いあっているのに青龍七星士は、心宿の非情さが目立つ。仲間を仲間とも思わない態度に房宿の気持ちが揺らぐ。
読了日:01月08日 著者:渡瀬 悠宇
ふしぎ遊戯 9 (フラワーコミックス)ふしぎ遊戯 9 (フラワーコミックス)感想
柳宿の死に動揺した美朱。でも仲間の言葉に励まされ踏み出す。試練に耐え神座宝を手に入れたのも束の間、青龍の七星士に奪われてしまう。皆のためにただひとり心宿の元に向かった美朱は、心宿の手にかかる。鬼宿の前から姿を消した美朱の前に青龍七星士の角宿が現れる。
読了日:01月08日 著者:渡瀬 悠宇
ふしぎ遊戯 8 (フラワーコミックス)ふしぎ遊戯 8 (フラワーコミックス)感想
一番辛い巻。柳宿の最期に涙が止まらない。
読了日:01月08日 著者:渡瀬 悠宇
ふしぎ遊戯 7 (フラワーコミックス)ふしぎ遊戯 7 (フラワーコミックス)感想
神座宝を手に入れる為に玄武の国へ向かうことになる。鬼宿の家族が惨殺されて辛い。柳宿が女装するようになったわけが切ない。柳宿好きだな。
読了日:01月08日 著者:渡瀬 悠宇
ふしぎ遊戯 6 (フラワーコミックス)ふしぎ遊戯 6 (フラワーコミックス)感想
鬼宿が戻らないと絶望した美朱が入水自殺をはかるが星宿に助けられる。美朱を殺す為に乗り込んできた鬼宿と星宿との対決が凄い。美朱のお陰でやっと鬼宿が元に戻り四神天地書も手に入れていよいよ朱雀を呼び出す儀式が行われた。しかし失敗に終わる。がまだ方法があると太一君に言われ、美朱は朱雀の巫女として立ち上がる。
読了日:01月08日 著者:渡瀬 悠宇
ふしぎ遊戯 5 (フラワーコミックス)ふしぎ遊戯 5 (フラワーコミックス)感想
朱雀七星士の最後のひとりの、張宿が見つかった。鬼宿を迎えにいくが、彼は心宿の罠にかかり、美朱を殺そうとする。とても切なく辛い巻。心宿が小鳥を握り潰す場面が嫌い。見ていられない。
読了日:01月08日 著者:渡瀬 悠宇
走ろうぜ、マージ走ろうぜ、マージ感想
著者が初めて飼ったバーニーズ・マウンテン・ドッグのマージ。彼女が11歳の時に悪性組織球症を発症する。余命3ヶ月。馳さんは軽井沢でマージと同じ犬種の雄のワルテルと共に過ごすことを決める。マージの最期にはウルっと来てしまった。そう、動物には弱いし涙が出てくることは分かっているけれども吸い込まれるように読んでしまった。馳さんと奥様とマージとワルテル。家族愛が凄い。最後まで必死にお世話をする姿に本当に胸が熱くなる。マージは自分と一緒にいて幸せだったのだろうか?と馳さんは問いかける。絶対幸せだったと思う。
読了日:01月05日 著者:馳 星周
さくらい動物病院の不思議な獣医さん(5) (双葉文庫)さくらい動物病院の不思議な獣医さん(5) (双葉文庫)感想
シリーズ5冊目。だんだん亜希と手塚君の距離が縮まってきたというか、亜希が自分の気持ちに気が付き始めたといったところでしょうか。コノハカメレオン、そんな小さなカメレオンがいるのですね。むくどりにはちょっと驚きましたが、ショック療法みたいなものだったのですね。黒猫はちょっと可哀想でしたね。野良猫なので人間を信用してくれない限り難しいですよね。盲導犬はかつて(’高校生時代点訳をしてた関係で)勉強した事があったので安心して読めました。
読了日:01月01日 著者:竹村 優希

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