2022年10月の読書記録

10月の読書記録を残しておきます。

少しペースダウンしてしまいました。

 

10月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2310ページ
ナイス数:1726ナイス

丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。9 (角川文庫)丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。9 (角川文庫)感想
マメがどんなトラブルに巻き込まれているのかと心配したけれども、無事に解決して良かった。同時に東海林さんの長年の願いも叶いそうで、辛いけれども良かったと思います。それにしても澪は凄い能力を持っているのですね。勿論今回は一哉さんが助けてくれたのもありますが、もっと自分を褒めても良いと思います。第六の仲間たちとこれからも仲良く過ごしてほしいな。
読了日:10月31日 著者:竹村優希
サラブレッドは空も飛ぶ―馬と競馬の博物誌サラブレッドは空も飛ぶ―馬と競馬の博物誌感想
JRA競走馬総合研究所の楠瀬さんの書。競馬の事だけではなく馬の事も詳しく書かれてあり、分かりやすかったです。生まれたばかりの仔馬に餅がついている、って何?と思ったら、蹄餅【ていぺい】というもので、蹄で餅を握ったような態で生まれてくるとの事。母馬のお腹の中で仔馬の蹄で傷つけないようにする役割があるそうだ。これには驚いた。うまくできているものですね。白毛馬についても触れられているが、後にソダシのようにG1を勝つ馬が出てくるなんて当時は想像できなかった事でしょう。競走馬の為に研究が重ねられて今があるのでしょう。
読了日:10月26日 著者:楠瀬 良
帰り道 (ゾッとする怪談えほん)帰り道 (ゾッとする怪談えほん)感想
これは怖い。いつもの帰り道。ちょっと冒険心を出して違う道を通ることは子供ならありえる。そんな道の先にそんなものが待ち構えていたら怖い。やっと家に帰りついたのに、女の子の身に何が起こったのだろう?お母さんがどうしたのだろう?最後まで怖かった。
読了日:10月22日 著者:有田奈央(文),羽尻利門(絵)
おとうとおとうと感想
泣けました。犬のポンタが人間の弟のひろきを温かい目で見守る、犬と人とのやさしいお話でした。
読了日:10月22日 著者:ひびちょん,あくびもも
黄金の旅路 人智を超えた馬・ステイゴールドの物語黄金の旅路 人智を超えた馬・ステイゴールドの物語感想
大好きなステイゴールドの事をもっと知りたくて手に取りました。まさかステイゴールドの父親のサンデーサイレンスメジロマックイーンが、種牡馬の放牧地で仲良しだったとは驚きでした。そしてメジロマックイーンの血をひく牝馬ステイゴールドとの間の産駒が大活躍する事になるなんて。メジロ牧場が解散して散らばってしまった牝馬を、血眼で探しだして買い戻す騒ぎが起きていたとは。それだけどういう配合をすれば走る馬が生まれるかなんて分からなかい事が多いから,、少しでも良いデータが得られたらそういう騒ぎになるのですね。
読了日:10月18日 著者:石田 敏徳
きのう何食べた?(12) (モーニング KC)きのう何食べた?(12) (モーニング KC)感想
分け目の7:3や 8:2や 9:1の話は納得です。そういうことなんですね。タブチ君、それはちょっと酷いと思う。女心を分かっていない。ビンタの後が痛々しい。でもちゃっかりケンジさんを利用して料理させるなんて流石です。さらにはシロさんがまさか口説かれるとは!ケンジさんには絶対バレちゃダメだよね。弁護士事務所の新しい事務の人、勘が鋭いですね。シロさんの事、気づいてる。でも秘密は守ってくれるようで良かった。さつま芋ご飯、炊いたことがあります。美味しいです。つくりたくなりました。
読了日:10月15日 著者:よしなが ふみ
狐笛のかなた狐笛のかなた感想
素敵なお話でした。私好みのファンタジーで読みやすくてすぐにお話の世界に入り込めました。小夜が賢くて用心深い上に可愛らしかったです。野火は小夜への一途な思いがいじらしかったです。どうなるのかとハラハラしましたが、小夜と野火が幸せならばこれで良かったのだと思いました。
読了日:10月10日 著者:上橋 菜穂子
ミルコ・デムーロ×クリストフ・ルメール 勝利の条件ミルコ・デムーロ×クリストフ・ルメール 勝利の条件感想
JRA所属騎手になって2年目の頃のミルコ・デムーロ騎手とクリストフ・ルメール騎手への1問1答型式のインタビュー。競馬の事だけではなく好きな日本食や苦手な事など幅広く質問を受けて誠実に答えてくれている。しかも日本愛にあふれている。二人とも同じ回答もあれば全然違うものもあり興味深い。当時はミルコ騎手の方が活躍していてルメール騎手が早くミルコ騎手のようになりたいとコメントしている。後にアーモンドアイという素晴らしい馬に出会えたのも地道に努力された結果なのでしょう。
読了日:10月08日 著者:ミルコ・デムーロ,クリストフ・ルメール
水を縫う水を縫う感想
ある家族のお話。各々に思うところがあり、悩みがあり、家族なのに本音を話せないなどもどかしいところもある。でも皆、自分らしく生きることに気がついたように思う。寺地さんの小説は私に合っているみたいで読みやすいし、すっと心の中に入ってくる。私自身も経験した事がある事が出てくるので余計に馴染みやすいのかもしれない。流れる水は淀まない。その通りだと思う。
読了日:10月08日 著者:寺地 はるな
浅田家! (徳間文庫)浅田家! (徳間文庫)感想
面白かったです。勿論、東日本大震災が出てくるのでシリアスな面もありました。でも政志にはずっと家族写真を撮り続けて欲しいし、浅田家の写真もずっと続いていってほしいです。
読了日:10月03日 著者:中野量太
ひとり吹奏楽部 ハルチカ番外篇 (角川文庫)ひとり吹奏楽部 ハルチカ番外篇 (角川文庫)感想
久しぶりのハルチカシリーズ。カイユ、後藤朱里、芹澤直子、片桐圭介、マレン、成島美代子、穂村千夏、上条春太、草壁信二郎、名越俊也、麻生美里、懐かしい名前が連なる。表題作にファイター、シンカー、ビリーバー、コネクター、リアリスト、各々が揃ったからこそ、吹奏楽部が復活したのだと知って、青春って良いなあと思った。
読了日:10月02日 著者:初野 晴

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