2020年2月の読書記録

随分遅くなりましたが、2月の読書記録を残しておきます。 

 

2月の読書メーター
読んだ本の数:18冊
読んだページ数:2163ページ
ナイス数:2812ナイス

生きてさえいれば (文芸社文庫NEO)生きてさえいれば (文芸社文庫NEO)感想
恋愛小説は苦手なのですが、小坂さんの作品との事で読みました。春桜も秋葉も可哀想すぎると思いました。のっぴきならない事情があって引き裂かれた二人だけれども、千景の行動のおかげで踏み出すことに。千景偉いね。ただ、冬月の気持ちがよくわからない。やはり小説の中のお話かなあと思い、現実感はありませんでした。恋愛小説が苦手な私の感想ということでお許しください。
読了日:02月25日 著者:小坂 流加
ねこの3つのねがいごとねこの3つのねがいごと感想
可愛らしい絵本でした。お腹を空かせた猫が捕まえた蛇を逃がしてやります。蛇は3つの願い事を叶えるというのですが、猫は天の邪鬼なのか、願い事なんてないと言い切ります。でもお腹が鳴り、…。結局3つの願い事全てが叶えられ幸せになる猫なのでした。
読了日:02月23日 著者:カリスタ・ブリル
ツナグ 想い人の心得ツナグ 想い人の心得感想
「プロボーズの心得」前作で気になっていた人のその後を知る事が出来て良かった。もう過去の呪縛に囚われる事なく幸せになってほしい。「歴史研究の心得」歴史上の人物に会いたいという依頼。不思議なご縁。「母の心得」これは切なかった。でも二人の母がこれからの人生をきっと幸せに歩んでいくだろうと思った。「一人娘の心得」歩美がお世話になっていた人の死。その一人娘の奈緒の気持ちの切り替えが素晴らしい。「想い人の心得」依頼人蜂谷とお嬢様との面会に立ち会った歩美。その事で自分の気持ちにも変化が。秋山家の当主杏奈がいい。
読了日:02月20日 著者:辻村 深月
風と木の詩 14 (フラワーコミックス)風と木の詩 14 (フラワーコミックス)感想
オーギュストの婚約を知って学院から逃走したジルベール。彼を連れ戻そうとするセルジュにパスカルやカールが力を貸す。どこまでも触れ合うことのなかったセルジュとジルベールがついに結ばれる。けれども周囲が二人をほっておいてはくれなかった。セルジュを守る為に自分の体を売るジルベールが哀れ。その為にセルジュはジルベールを誤解してしまう。秘密を知ったカール、早くセルジュに伝えてほしい。私が持っているのはこの巻まで。後は出版社が違うけれども図書館で借りるしかない。続きが気になる。
読了日:02月18日 著者:竹宮 恵子
風と木の詩 13 (フラワーコミックス)風と木の詩 13 (フラワーコミックス)感想
ついにオーギュストの手に落ちたセルジュ。そのことをジルべールに告げたことにより、オーギュストの館から学院へ帰されることになる。そしてジルベールはセルジュを追ってきた。二人の絆が試される。パスカルの妹のパトリシアがいい。しかしオーギュストの執拗な嫌がらせが…。ジルベールが行方をくらます。
読了日:02月17日 著者:竹宮 恵子
一切なりゆき 樹木希林のことば (文春新書)一切なりゆき 樹木希林のことば (文春新書)感想
樹木希林さんの日々の言葉の数々。ユニークで才能豊かな人というイメージがありましたが、やっぱりそうでした。若いころの写真を見るととても可愛らしいです。表紙の写真もとても素敵な笑顔です。樹木さんがどうしてマネージャーを置かずに一人で女優業を続けていらっしゃったのかの理由がわかりました。そういうことだったのですね。とても良い方だなと思いました。私も面白がって生きる事にします。
読了日:02月16日 著者:樹木 希林
風と木の詩 12 (フラワーコミックス)風と木の詩 12 (フラワーコミックス)感想
ジルベールとの距離が近づいたセルジュ。けれども、とうとうオーギュストが最後の手段にでた。ジルベールとセルジュを屋敷に呼び寄せた。ジルベールとの事をセルジュに見せつけるオーギュスト。本当に嫌になる。
読了日:02月15日 著者:竹宮 恵子
風と木の詩 11 (フラワーコミックス)風と木の詩 11 (フラワーコミックス)感想
オーギュストがあの手この手でセルジュをジルベールから引き離そうとする。セルジュにとってとても苦しい相手、アンジェリンを使ってまで。そして事件は起きる。セルジュは上級生たちにリンチをうけ大事な腕を負傷してしまう。ジュールに救われロスマリネの部屋で休む事になったセルジュ。悪夢にうなされるロスマリネに優しく接する。この事がロスマリネの心を動かす。しかしオーギュストってどこまで酷いのだろう?
読了日:02月13日 著者:竹宮 恵子
風と木の詩 10 (フラワーコミックス)風と木の詩 10 (フラワーコミックス)感想
叔母の策略でおばあ様の最期に立ち会う事が出来なかったセルジュ。さらに叔母から酷い仕打ちを受けて心の病を発症する。しかし名医に出会い、執事や召使たちに支えられ、静かな日々を過ごし、回復していく。皆良い人たち。やがてピアノを弾くことで叔母とも少し距離が縮まったかのように思われたが。叔母の娘、従妹のアンジェリンとの出会いと事件がセルジュを追い詰める。そして学院へ。ジルベールと出会う事になる。セルジュのジルベールに対する思いがだんだん強くなっていく。
読了日:02月12日 著者:竹宮 恵子
風と木の詩 9 (フラワーコミックス)風と木の詩 9 (フラワーコミックス)感想
アスランは何もかもを捨ててパイヴァと駆け落ちする。そしてセルジュ誕生。蛙の子は蛙でピアノが大好きなセルジュ。ジルベールとは真逆の両親の愛に恵まれた日々。けれども、幸せは長くは続かなかった。セルジュが父の子爵家に迎えられるまでのお話。幼い子供には過酷すぎる。ジルベールとは別の意味で。
読了日:02月12日 著者:竹宮 恵子
14歳、明日の時間割14歳、明日の時間割感想
こうきたか!と思いました。中学生が書いたとは思えません。中学校を舞台に、確かにこういう人、いると思えるお話でした。「体育」のおじいちゃんと茜ちゃんの関係がよかった。そして誰も悪者にしない、救いのあるラストでした。
読了日:02月12日 著者:鈴木 るりか
風と木の詩 8 (フラワーコミックス)風と木の詩 8 (フラワーコミックス)感想
アスランとオーギュストとの一瞬の出会い。若きオーギュストはやはり美形だし、迫力がありますね。バカロレアに合格して1年間の自由を得たアスラン。そしてパリオペラ座でのパイヴァとの運命の出会い。やがて二人は固い絆で結ばれていく。とてもロマンチック。
読了日:02月07日 著者:竹宮 恵子
風と木の詩 7 (フラワーコミックス)風と木の詩 7 (フラワーコミックス)感想
ボナールが一番もっともな事を言っていると思う。オーギュストにボナールが言った言葉。ジルべールと二人だけでどこかで暮らせばいい。本当にその通りだと思う。でも結局オーギュストも過去のトラウマから解放される事はなかったのだと思う。ジルベールをだしにして義兄から逃れる。ジルベールが学院へ入学する事になった理由がわかった。そして物語はセルジュの父、アスランの青春時代へ。
読了日:02月06日 著者:竹宮 恵子
黒猫の生涯 一話読切集 「喜怒哀楽」黒猫の生涯 一話読切集 「喜怒哀楽」感想
切ない。たった4ページの作品ですが、黒猫の気持ちも飼い主ご家族の気持ちもよくわかる。
読了日:02月06日 著者:タツノコ。
風と木の詩 6 (フラワーコミックス)風と木の詩 6 (フラワーコミックス)感想
ジルベールが身を守る為に下男を傷つけた為、オーギュストはパリへ発つことを決める。水を得た魚のように楽しむジルベール。ところがボナールと再会する。ボナールの人間らしい面が表れた巻。オーギュストは虐待を受けた義兄と再会する。義姉とも。次巻へ。
読了日:02月06日 著者:竹宮 恵子
手で見るいのち: ある不思議な授業の力手で見るいのち: ある不思議な授業の力感想
盲学校の生徒さんたちが骨を触って生物の事を学ぶ授業の様子と生徒たちのその後の進路についてや、その授業の先駆けとなった方の事などを記したノンフィクション。盲学校の生徒さんたちが素晴らしいです。骨を触ってどんな生物の骨なのかを、自分たちで骨の特徴をもとに考えていくところが素晴らしいです。目の見える私には出来ない。これこそ本当に生徒さんたちの考える力を伸ばす授業だと思いました。
読了日:02月06日 著者:柳楽 未来
風と木の詩 5 (フラワーコミックス)風と木の詩 5 (フラワーコミックス)感想
小悪魔的な魅力全開のジルベール。しかしボナール登場で、辛い展開に。オーギュストも又兄の犠牲者だった。でも父子(叔父と甥)でそんな事する?ちょっと引いてしまいます。そして下男に襲われたジルベールの仕返しを狙った不穏な微笑み。次巻へ。
読了日:02月04日 著者:竹宮 恵子
1980アイコ十六歳 (河出文庫 135A)1980アイコ十六歳 (河出文庫 135A)感想
昔読んだ時は面白いと思ったのですが、今読むとなんだか、チャカチャカしていてしんどかったです。それだけ私が歳をとったということでしょうか。先日読んだ鈴木るりかさんの方が読みやすいと思ってしまいました。でも、当時としては高校生が文藝賞を取ったという事で大騒ぎでしたね。そして著者自身が書いていらっしゃいますが、マスコミが嫌な事ばかり言うから避けていて、マスコミ嫌いと言われた事があったとありました。確かに当時のマスコミはアイドルにも嫌な質問をしていましたね。時代でしょうかね。
読了日:02月03日 著者:堀田 あけみ

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お笑い界の大御所、志村けんさんがお亡くなりになりました。

ここに謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

新型コロナウイルスに感染しての早すぎる死に、驚くと共に残念でなりません。

志村さんの死は多くの人に衝撃を与えたことでしょう。

そして新型コロナウイルスの脅威をも見せつけたことでしょう。

志村さんの死を無駄にしないためにも

ひとりひとりがよく考えて慎重に行動する事が大切だと思います。

私も気を付けます。

皆様もどうぞ気を付けて行動してくださいますように。。。