2018年12月の読書記録

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します<(_ _)>


12月の読書記録を残しておきます。
12月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:4231ページ
ナイス数:2144ナイス

ファラオの墓 (3) (小学館叢書)ファラオの墓 (3) (小学館叢書)感想
壮大な物語だった。愛がテーマだと思う。親子の愛、兄弟の愛、王と臣下の愛、仲間との愛、恋人との愛…。人にとって孤独ほど辛いものはない。スネフェルが哀れだった。アンケスエンも…。
読了日:12月31日 著者:竹宮 惠子
ファラオの墓 (2) (小学館叢書)ファラオの墓 (2) (小学館叢書)感想
真の砂漠の鷹となったサリオキス。そこに妹ナイルキアとの出会いと皮肉な運命が襲いかかる…。一番切なくて心を揺さぶられる巻です。スネフェルもサリオキスもナイルキアもアンケスエンも、皆が哀れで辛いです。
読了日:12月31日 著者:竹宮 惠子
おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典感想
面白かったです。確かになんでそうなったの?と思える生き物がチラホラ…。一番驚いたのがワニ。へぇ〜、そうだったのか!と。ハチドリも一日中蜜を吸う理由を知らなかったのでそんなに大変だったのかと驚きました。知る喜び、驚く喜びを味わうことが出来ました。続きもでているようなので読んでいきたいと思います。
読了日:12月30日 著者:
ちょっとだけ・こっそり・素早く「言い返す」技術 (王様文庫 C 47-3)ちょっとだけ・こっそり・素早く「言い返す」技術 (王様文庫 C 47-3)感想
嫌味を言われた時に知らん顔をした事はあったけれども、それで良かったのですね。嫌味を言う人は不満が心に溜まっているのだからと思ってやり過ごしたのです。他には頭ごなしに怒鳴りつけてくる人がいるのだけれども、いつも頭を下げて素直に聞いてやり過ごしています。落ち着いてから「ここはこうだと思うのですが…」と言ったら「そうやな」と返事を返してもらえたこともあります。要は相手の出方を見てこちらは冷静に対処すればいいのですよね。そして我慢の限界が来たら一度だけやり返す。これで行きます(笑)
読了日:12月28日 著者:ゆうきゆう
続 ガクの冒険続 ガクの冒険感想
カヌー犬ガクの写真集。だいぶ歳をとってからのガクの姿。でも、旅に出ると生き生きしてくる。本当に男前だと思う。カッコいい。
読了日:12月25日 著者:佐藤 秀明
ガクの冒険ガクの冒険感想
カヌー犬ガクの写真集。本当に自由で野性的なガクの姿を見ていると、本来の犬ってこんな風なのだろうなあと思います。良いワンちゃんですね!
読了日:12月24日 著者:佐藤 秀明
うちのオットはちょっとヘン!?うちのオットはちょっとヘン!?感想
オットさんもですが、作者もちょっと変って思ってしまいました。でもどこの家にも癖みたいなものってあると思うので、我が家も傍から見たら変な事が多いかもしれませんね。
読了日:12月24日 著者:ほしの ゆみ
ファラオの墓 (1) (小学館叢書)ファラオの墓 (1) (小学館叢書)感想
小国エステーリアの第2王子サリオキスと妹のナイルキア姫。ウルジナに滅ぼされ離ればなれになった二人の数奇な運命。とりわけサリオキスの過酷な状況にはハラハラしぱなっし。そしてウルジナの国王スネフェルとナイルキアとの運命の出逢い。滅ぼした側と滅ぼされた側との皮肉な恋。物語は壮大だ。砂漠の鷹となり、民を引き連れて突き進むサリオキスとスネフェルとの戦いが目前に迫る。
読了日:12月23日 著者:竹宮 惠子
死にたい、ですか死にたい、ですか感想
虐めに遭い自殺してしまった兄。残された母は裁判で虐めた側に謝罪させようと躍起になり、父はアルコール依存症で二人とも妹の由愛の事を気に留めない。崩壊してしまっている家族の再生を願う由愛の姿が切ない。母から依頼を受けて取材する新聞記者の要も又父親を自殺で失った辛い過去を持ち、その為に恋人との事で悩んでいる。要と由愛の二人がそれぞれ一歩を踏み出した事に拍手。虐めた側は絶対虐めを認めない。私も身近で見てきた。学校もしかり。辛いけれども由愛の言う通り前を見て、これからを大切に生きていく事の方が大切だと思う。
読了日:12月21日 著者:村上 しいこ
エリザベスの友達エリザベスの友達感想
認知症の母親3人とその娘たちのお話。そうかあ、日本租界という所があって、そこは満州よりも豊かだったのですね。知りませんでした。認知症の人の頭の中で起こっている事をこんな風に書いて頂くと分かりやすかったです。そうなんですね。認知症の人は自由にいろんな時間といろんな場所に行けるのですね。娘たちが認知症の母親にとても優しいのが良かったです。施設の人たちも優しくて特に大橋看護師の対応が凄く良くてこれから後の参考にさせて頂きます。
読了日:12月20日 著者:村田 喜代子
マーク・トウェーン短篇全集〈第1巻〉キャラヴェラス郡の蛙が跳びはねて評判になる (1959年)マーク・トウェーン短篇全集〈第1巻〉キャラヴェラス郡の蛙が跳びはねて評判になる (1959年)感想
漸く読み終えました。マーク・トウェインの初期の短編集。文字が小さくて老眼には答えました(笑)ユニークな発想や皮肉がちりばめられてあり、笑えました。中には凄くバカバカしいと思えるものもありますが、これが彼の作品の特徴なのだろうと思いました。イベント『マーク・トウェイン誕生日読書会’18』に参加の為読了。(ひと月遅れになりました)
読了日:12月19日 著者:
魔法使いの嫁 10 (BLADE COMICS)魔法使いの嫁 10 (BLADE COMICS)感想
学院編スタート。なんだか登場人物がいっぱい過ぎて追いつかない…。チセが学ぶのは良いことだけれども、不穏な空気も見えてちょっと心配。エリアスも。
読了日:12月17日 著者:ヤマザキコレ
おかめなふたりおかめなふたり感想
ひょんな事から仔猫を飼うことになった作者。しいちゃんと名付けられたそのメス猫は女王様猫だった…(笑)お転婆でわがままなしいちゃんと群さんとの日常がとても可笑しくて楽しく読むことが出来ました。お隣の猫のビーちゃんも登場して、しいちゃんとのからみも良かったです。
読了日:12月12日 著者:群 ようこ
おちゃめな老後おちゃめな老後感想
あの可愛らしいイラストをこの方が描いていらっしゃったのですね。写真からはとても75歳(当時)には見えません。お母様と妹さんの自宅介護、どんなに大変だったろうと思いますが、感謝の気持ちを忘れず、息抜きもしつつ、仕事もこなし、さらっと書かれてあって驚きました。なんて素敵な方なのでしょう。心の中にもう一人の自分を持ち、その自分に相談するって良い方法だと思いました。子供の頃、鏡に映った自分に話しかけて一人遊びをしてたっけと思い出しました。あの要領で辛い感情や怒りの感情を処理してみようと思います。
読了日:12月11日 著者:田村セツコ
世界文化遺産 軍艦島 (Japan Deathtopia Series)世界文化遺産 軍艦島 (Japan Deathtopia Series)感想
美しいと思いました。なんの言葉も説明もなく、ただ、廃墟の写真が載っているだけなのですが、日の光を受けて建っている姿が美しかったです。後半、生活感のある、人形などが出てきた写真はちょっと怖かったです。人形が嫌いだから余計にそう感じたのかもしれません。
読了日:12月09日 著者:小林 伸一郎
ついに、来た?ついに、来た?感想
認知症を発症した親を抱える家族のお話8編。どれもあり得ることだし、自分の身にも降りかかってくることはわかっているので、さらっと書かれてはあるのですが、かなりしんどかったです。実家の両親もいずれはと思うと、義母と実家の両親の両方の面倒を見るのは大変だなあと思いました。作品の主人公たちの事が他人事ではないなと強く思いました。
読了日:12月08日 著者:群 ようこ
生きていることを楽しんで (ターシャ・テューダーの言葉 (特別編))生きていることを楽しんで (ターシャ・テューダーの言葉 (特別編))感想
ターシャさんの言葉がとても自然で、素直に心に響きました。特に「生きていれば落ち込むこともあります。状況を好転できると思ったらぜひ努力すべきです。でも、変えられないのなら、それを受け入れて歩み続けるしかありません。何があっても生きていることを楽しもうという気持ちを忘れないで」とう言葉が胸を打ちました。ターシャさん、ありがとうございます<(_ _)>
読了日:12月06日 著者:ターシャ テューダー
大穴 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 12-2))大穴 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 12-2))感想
障害レースで怪我を負い、二度と騎手に戻ることが出来なくなったシッドは探偵社に就職して無為な日々を送っていた。そんなある日事件に巻き込まれる。撃たれて重傷を負い、退院した彼は義父宅に招かれる。義父の自宅に招かれた客の中にこそ事件の黒幕がいた…。毎回ハラハラドキドキなのはもうパターンでわかっているのですが、慣れないのが主人公が痛めつけられる場面。暴力はやっぱり耐えられないですね…。反対に馬が登場する場面は好きです。馬は良いですねぇ…。可愛い。しかしこうも毎回人格が壊れた犯人を登場させられるものですね(笑)脱帽
読了日:12月06日 著者:ディック・フランシス
おじいちゃんのタイム・マシンおじいちゃんのタイム・マシン感想
おばあさんを亡くしたルナとおじいさんの優しいお話。古い車を『タイムマシン』と名付けてルナはその中でおじいさんにいろんなお話を聞かせてもらっていた。でも、今はおばあさんを亡くした事で悲しくて仕方がない。おじいさんも疲れているようだ。目を開けないおじいさんを心配して声をかけて起こしたルナはおじいさんにお話をせがむ。それは在りし日のおばあさんからおじいさんが聞かされたお話だった。核家族化が進みなかなかおじいちゃん子やおばあちゃん子のいない時代になってきたけれども、少しでもこういう交流があればいいなあと思います。
読了日:12月02日 著者:今村 葦子

読書メーター


昨年骨折したおかげで三が日はゆっくり過ごす事が出来ました。
元日は炬燵で食べてはテレビを見たり読書したりゆっくり過ごしました。
2日は実家へ行ってきました。妹一家も来ていて楽しく過ごす事が出来ました。
3日、息子はM君の所に遊びに行き、夫と義母は初詣に京都まで出かけて行きました。
私はトワとユキと遊びながら家でゆっくり過ごしました。
本当に何年ぶりかの、落ち着いたお正月を過ごす事が出来ました。感謝です(*^_^*)


皆様も、良い年をお迎えのことと思います。
幸多き素晴らしい1年となりますように…。