2016年1月の読書記録と義父の事故その後

1月の読書記録を残しておきます。
目標冊数の16冊には届きませんでした。
2月は頑張りたいと思います。


2016年1月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:2179ページ
ナイス数:1771ナイス

廃墟ディスカバリー〈2〉廃墟ディスカバリー〈2〉感想
『廃墟ディスカバリー』に引き続きこちらも手に取りました。ホテルや旅館の廃墟はやっぱり不気味でありながら、栄えていたころはどんなだったのだろう?と気になります。荒れ果てようにせつなくなります。友ヶ島戦跡は、以前テレビで紹介されていました。行ってみたいと思っている場所です。
読了日:1月31日 著者:小林哲朗
おじいさんとヤマガラ―3月11日のあとでおじいさんとヤマガラ―3月11日のあとで感想
毎年ヤマガラの為に巣箱を作っていたおじいさん。ところが3月11日あの大地震が起き、原子力発電所が破壊され、放射能が飛び散りました。その後、放射能の事は知らないヤマガラがせっせと虫を運び雛たちに食べさせて子育てする姿に、巣箱を作ったおじいさんは胸を痛めます。私も胸に痛みを感じました。とても切ない。おじいさんはヤマガラが食べられる実がなる木をもっと植えよう、これからも巣箱を作り続けよう、自分に出来ることを続けようと決心します。とても胸に迫る物語でした。
読了日:1月31日 著者:鈴木まもる
村井さんちのぎゅうぎゅう焼き おいしい簡単オーブン料理 (シュシュアリスブックス)村井さんちのぎゅうぎゅう焼き おいしい簡単オーブン料理 (シュシュアリスブックス)感想
ぎゅうぎゅう焼きって名前が面白いです。何回か見よう見まねで家でも作ってみましたが、このレシピ本を見て、組み合わせる素材の基本がわかりました。後は同じ素材をひたすら並べて焼くのもOKなのだと知りました。面白かったです。
読了日:1月30日 著者:村井理子
むかしのはなしむかしのはなし感想
ラジオ文芸館で『たどりつくまで』を聴いて興味を持った為読みました。昔話を下敷きに独特な世界観で綴られた7編のお話。3ヶ月後に隕石が地球に衝突する、選ばれた者しか脱出ロケットに乗れない。そんな状況になった時、人はどうするのだろう?『入江は緑』の主人公の態度が、一番私の思い描く姿に近かった。もう十分生きたし淡々と日常生活を愛する家族と共に過ごしたい。それが私の願いだ。ただ、息子には出来ればロケットに乗って生きてもらいたいと思うかもしれない。息子には恋をして結婚して子供を持つ幸せを味わってもらいたいから。
読了日:1月30日 著者:三浦しをん
廃墟ディスカバリー廃墟ディスカバリー感想
廃墟ってなぜか心惹かれるのですよね。栄えていた頃を想像するとなんだかとても物悲しくなってくるのも惹かれる要因かもしれません。診療所に薬が残っているのがちょっと怖かった。処分した方がいいのでは?危ないと思うのですが…。
読了日:1月24日 著者:小林哲朗
とびます!とびます!とびます!とびます!感想
いろんな動物達の飛んでいる一瞬の姿を捉えた写真集。中にはそんな無理な体勢でどうして?と思うようなものもあります。川を飛び越えようとしている写真ではちゃんと飛び越えられたのかな?と思えるものもあります。かと思うと断崖絶壁を飛び越えようとしている猛獣の姿も。落ちたら一巻の終わりなのに本当に大丈夫なのかしら?と心配になりました。でも、ちゃんと飛び越えたのでしょうね。まさか“飛ぶ”とは思ってなかった動物の姿もありました。楽しませてもらいました。
読了日:1月24日 著者:アフロ,アマナ
コンパニオンバード No.24: 鳥たちと楽しく快適に暮らすための情報誌 (Seibundo mook)コンパニオンバード No.24: 鳥たちと楽しく快適に暮らすための情報誌 (Seibundo mook)感想
表紙のキンカチョウ、まるで人形のようです。可愛らしい。トリ雑貨も色々載っていて癒されました。中には欲しいものもありました。飼ってみたい!人気の鳥さんで、やっとセキセイインコが1位を獲得しました!やったあ!\(^o^)/『鳥さんと私の感動ストーリー』には泣きそうになりました。良いお話でした。
読了日:1月23日 著者:
ねこ柄まにあねこ柄まにあ感想
表紙の猫ちゃんの背中が可愛らしい。そういえば猫の模様って色々あるなあと思い読みました。著者が集めた3600匹の猫のデータを著者なりに分類して写真付で解説してあります。猫って毛柄を決める遺伝子が20以上もあるとの事。おまけに複数の相手の子供を同時に産むことが出来る上に、隔世遺伝などもあり柄が複雑になるとの事。驚きでした。それもこれも子孫を残すためと知ると、なんだか外猫たちが愛おしくなりました。最後の三毛猫の母猫が毛色や柄の違う3匹の子猫たちに授乳している姿は、母親として本当に幸せそうな表情をしている。
読了日:1月22日 著者:南幅俊輔
小鳥を愛した容疑者小鳥を愛した容疑者感想
面白かったです。動物が出てきて私好みの作品です。第一線で活躍していた須藤刑事が重傷を負い、現場復帰を望んだものの叶わず、配属された先が『警視庁総務部総務課』そこからさらに警察博物館へ行かされ、風変わりな薄巡査と出会う事に。彼女と共に容疑者のペットの世話をしながら事件の謎を解いていく。薄巡査の、人間よりも動物の方が大事というスタンスには笑えます。動物愛が半端なくて、須藤との会話がかみ合わない所も笑えます。でも、事件を一つずつ一緒に解決していく内にとても良いコンビになってきたように思います。次も読みたいです。
読了日:1月21日 著者:大倉崇裕
子犬工場 いのちが商品にされる場所子犬工場 いのちが商品にされる場所感想
読友さんの感想を読んでこんな衝撃的な題名の本がある事を知りました。ホームセンターのペットショップでケースに入れられている子犬達を見るのはいつも辛かった。だってケースにいた子犬がやがて外のケージの中に入れられ、値下げされていくのですもの。なんだか物扱いされているようで辛かった。なんとなく背景を感じていましたが、この本を読んでやっぱりそうだったかと思いました。ただ、こんなにも酷かったとは思いませんでした。そして我が家のインコ達もそこで購入したので、まさかインコも同じなのだろうか?と不安になりました。続く
読了日:1月18日 著者:大岳美帆
玩具修理者玩具修理者感想
玩具修理者』は昔映画を観たことがあり、読友さんが感想を書いていて原作があることを知った。映画とは少しストーリーが違っていたけれども大筋は一緒で、しかも描写が細かくて結構グロテスクだった。ラストは映画の方が好みかな。『酔歩する男』は私の鈍い頭では理論についていけず、途中でそこはただ読むだけにして(理解しようという努力はせず)ストーリーを楽しむ事に専念した。ラストはちょっとゾッとした。ストーリー自体は好みかも。
読了日:1月15日 著者:小林泰三
人生最後のご馳走 淀川キリスト教病院ホスピス・こどもホスピス病院のリクエスト食人生最後のご馳走 淀川キリスト教病院ホスピス・こどもホスピス病院のリクエスト食感想
淀川キリスト教病院は昔息子を連れて通院する電車から眺めていました。その病院のホスピスでこのようなケアがなされていたとは驚きました。『リクエスト食』という発想は凄いです。食べる事は生きる事、というセリフは今まで読んだ本の中にも何度か登場しましたが、ホスピスで過ごされている方々にとっては正にその通りだと感じました。管理栄養士、看護師、調理師、医師が一丸となってケアされている姿に頭が下がり、又気持ちが温かくなりました。私がもしホスピスに入る事になったとしたらこちらのホスピスでお願いしたいと思いました。
読了日:1月13日 著者:青山ゆみこ
こん虫のことば (こん虫のふしぎ)こん虫のことば (こん虫のふしぎ)感想
子供向けの図鑑です。写真も豊富ですごく丁寧に解説してあってわかりやすかったです。子供の頃は昆虫相手に遊んだものですが、昨今、蟻でさえ、見かけることが少なくなりました。現代の子供たちは昆虫観察をどこでしているのかな?知りたくなりました。
読了日:1月10日 著者:ネイチャー・プロ編集室
あん (一般書)あん (一般書)感想
【誰にも生まれてきた意味がある】嬉しい言葉です。徳江さんみたいに過酷な人生を歩んできた人の言葉だからこそ胸に迫ります。ハンセン病の事は子供の頃からなんとなくは知っていました。でも子供だったから深く考えることはありませんでした。この作品の中ではたんたんと取り上げられていて、それ故に【差別】について考えさせられました。千太郎さんやワカナちゃんは勇気があると思いました。徳江さんから受け継いだあんの作り方と道具によって、塩漬けの桜を使ったどら焼きを千太郎さんはいつか完成させるだろうと思います。
読了日:1月8日 著者:ドリアン助川

読書メーター


義父の事故の加害者の母親宛に手紙を出してから2週間が経ちました。
案の定、加害者からも母親からも何の連絡もありません。
そのことを、今日、主人に話したら、主人は主人で、今日のことに加害者の母親の携帯電話にかけてみたそうです。
すると、この電話はお繋ぎできませんというメッセージが流れたそうです。
「拒否された」と夫が話してくれました。
子が子ならば、親も親です。
まったく┐(-。ー;)┌ヤレヤレ