2018年1月の読書記録とユキの怪我

1月の読書記録を残しておきます。
読書メーターで、戌年にちなんで犬本を読もうというイベントに参加しました。
その為『犬本』が増えました。
引き続き、馬に関する本も読んでいこうと思います。


1月の読書メーター
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:4715ページ
ナイス数:1879ナイス

「あげまん」になる36の方法―「あげまん」に選ばれる男が成功する「あげまん」になる36の方法―「あげまん」に選ばれる男が成功する感想
読み友さんの感想を読んで知った本。早速読んでみましたが、あまり参考にはなりませんでした。残念ながら私には合わなかったようです。
読了日:01月29日 著者:中谷 彰宏
駄犬道中おかげ参り駄犬道中おかげ参り感想
面白かったです。渡世人の辰五郎、奉公先を抜けてきた三吉、入水自殺を図ろうとしたお沙夜、代参犬の翁丸の3人と1匹のロードムービーのような江戸からお伊勢さんまでの道中のお話。最初は辰五郎をどうしようもない男だと思っていたけれども、根は悪くなくて、三吉やお沙夜や翁丸の為に一生懸命考えて窮地を切り抜ける姿が良かったです。そしてなによりも辰五郎と翁丸の絶妙なコンビ技に笑えました。3人と1匹の旅がこれからも続く余韻を残しているので、出来れば続きが読みたいものです。【戌年に犬本を読もう】6冊目
読了日:01月28日 著者:土橋 章宏
バルト: 氷の海を生きぬいた犬 (児童書)バルト: 氷の海を生きぬいた犬 (児童書)感想
実話。氷の上に乗ったまま川を流されバルト海に出てしまい、丸二日たってようやく発見された犬。海洋調査船に助けられて本当に良かった。よくぞ無事でいてくれました。巻末に写真が載っていますがとても賢そうな良い犬です。海洋調査船の航海技師に引き取られ、海洋調査船バルト号で乗組員と一緒に過ごしているとの事。良かった。幸せにね、バルト。【戌年に犬本を読もう】5冊目
読了日:01月28日 著者:モニカ カルネシ
ずっと犬が飼いたかったずっと犬が飼いたかった感想
成毛さんって漫画家さんだったのですね。それも私の好きなオカルト的なお話を描かれていらっしゃるのですね。そんなことも知らずに、タイトルだけ手に取りました。飼い猫を失った悲しみから抜け出せない所に、保護犬と、友人が拾った捨て猫を一緒に飼う事になった作者。とても温かい視線で書かれてあって読みやすかったし、親しみやすかったです。犬のれい子さんと猫の吉之助君。厚子さんと幸せになれて良かった。方や簡単に捨てる人がいて多くの命が奪われてしまっている事も訴えかけていらっしゃいます。本当に早く捨てさせない対策を取ってほしい
読了日:01月27日 著者:成毛 厚子
2化け猫レストラン[図書館版] (怪談レストラン[図書館版])2化け猫レストラン[図書館版] (怪談レストラン[図書館版])感想
シリーズ2作目。猫が好きだし、動物も好きなので、やっぱり猫や子猫を殺す場面は嫌でした。案の定、復讐をされましたね。猫って不思議な生き物だと思います。化け猫や魔女の使いとされても不思議はないくらい、神秘的な生き物だと思います。だから、こういう怖い話が数多く書かれるのですよね。話のネタに事欠かない。楽しませてもらいました。猫は大事にしましょう!
読了日:01月25日 著者:
またも負けたか100連敗―負けるが勝ち!ハルウララ物語またも負けたか100連敗―負けるが勝ち!ハルウララ物語感想
負け続けた事で有名になった競走馬ハルウララ。名前がとても可愛い。高知競馬場の救世主となった彼女ももう高齢馬。でも幸せな余生をおくれているようです。彼女は幸運だったと思います。多くの競走馬が負け続けると処分される中で、こんなにも愛されて幸せを掴んだのですから。前と違って今は少しでも引退した馬を救おうという動きがでてきました。喜ばしいことです。確かに競走馬は経済動物かもしれません。でも元来経済動物には名前がありません。名前のある馬たちの幸せを願う事は間違っているのでしょうか?と自問自答する日々です。
読了日:01月24日 著者:岡本 弘
幸せをつかんだ犬たち (幻冬舎文庫)幸せをつかんだ犬たち (幻冬舎文庫)感想
少しずつ読み進め漸く読了。やっぱり捨てられていた犬たちの境遇が辛くて読むのがしんどかったです。特に猟犬の足を折ってさらに猟銃で撃って捨てるなんて酷すぎます!泣けてきました。叔父が猟をしていたのでビーグル犬を飼っていました。子供の頃その犬たちと遊んだ事を思い出しました。主人に従順でとても賢くて良い犬たちでした。猟の相棒である猟犬にそんな酷い事をする人には猟をする資格がないと思いました。そんな人に猟銃を持つ許可を与えないでほしいものです。北浦さんたちの努力で幸せになった犬たち。本当に良かったです。
読了日:01月24日 著者:北浦 清人
伝える力 (PHPビジネス新書)伝える力 (PHPビジネス新書)感想
私は至って話し下手で、いつも夫から「もっと相手にわかるような話し方をするように」と注意を受けている。どうしても頭の中でうまく整理が出来ていないうちに、焦って伝えようとするからダメなようだ。この本を読んで勉強しようと思ったのですが、なかなか難しいです。本に書いてあるように実行する自信がありません。せめて最終章に書かれてある「この言葉・表現は使わない」は実行しようと思いました。
読了日:01月23日 著者:池上 彰
ちいさなてのひらでもちいさなてのひらでも感想
やなせさんの温かい言葉の数々。「一寸先は闇といいますが、一寸先は光かもしれない」全くその通りだと思いました。「あっさり絶望してあきらめない方がいい」この言葉に励まされました。『絶望のとなり』も素敵な詩です。『石』も『蝶』もどれもこれも、あきらめない、希望を持つこと、一人じゃないという事を訴えかけてきます。アンパンマンに通じるやなせさんのお人柄がうかがえます。お薦めです。
読了日:01月22日 著者:やなせ たかし
ななしのごんべさんななしのごんべさん感想
1945年、大阪府堺市を襲った大空襲。命を落とした名もなきたくさんの人々。切ない。苦しい。子供向きの絵本だけれども、その絵の迫力に圧倒される。身元のわからないご遺体を「ななしのごんべさん」と表現されていらっしゃって、本当に切ないです。皆、名前のある人たちなのに。戦争さえなければななしのごんべさんになることはなかったのに。やるせないです。
読了日:01月22日 著者:田島 征彦,吉村 敬子
しあわせ4コマ 豆柴センパイと捨て猫コウハイしあわせ4コマ 豆柴センパイと捨て猫コウハイ感想
豆柴センパイと捨て猫コウハイ。まるで4コマ漫画のように2匹の様子とセリフが並んでいて、それが又ピッタリで可愛らしくてたまりませんでした。仲のいい姿に癒してもらい、笑わせてもらいました。ありがとうございました。【戌年に犬本を読もう】2冊目
読了日:01月18日 著者:石黒 由紀子
猫から出たマコト猫から出たマコト感想
猫に関する言葉や諺などを独特な解説で紹介してある作品。巻末には猫に関する質問に答えていらっしゃるのですが、その回答も独特。確かに仰る通り、猫が出てくる諺にはあまり良い意味でつかわれているものはありませんね。猫がちょっと可哀想かもしれません。
読了日:01月16日 著者:赤瀬川 原平
しばわんこの和のこころしばわんこの和のこころ感想
しばわんことみけにゃんこが四季折々の『和』の行事の由来やそのやり方をやさしく教えてくれる本。日本人以上に日本人らしいしばわんこに感心することしきり。『和』の意味が列挙されてあるのが良いですね。1、穏やかなこと 2、仲良くすること 3、ほど良く整うこと 4、調子を合わせること 5、数個の数を加えた値 6、日本 【戌年に犬本を読もう】1冊目。
読了日:01月15日 著者:川浦 良枝
じゃりン子チエ (13) (双葉文庫―名作シリーズ)じゃりン子チエ (13) (双葉文庫―名作シリーズ)感想
今回はチエちゃんよりも小鉄とアントニアジュニアの話が中心。それにしても猫のボクシングとは…。「世界ニャニャ級タイトルマッチ」とはそういう事だったのか。それにしても相手が3匹いるのだから当然そういう流れになるよね。お好み焼きのおじさんとチエちゃんが隠れて観戦していたので、まあ、そういう結果になるよねとも思いました。
読了日:01月14日 著者:はるき 悦巳
ふしぎやさん (おはなしさいた)ふしぎやさん (おはなしさいた)感想
児童書。動物たちと不思議な世界とのお話。「春の女神さま」「たんぽぽたんさたい」「魔女の夜店」「夏の朝」「流れ星の夜」「森のあかり屋」「どんぐりまつり」そして表題作「ふしぎやさん」の8編。表題作は子リスのキチと母親との会話からその正体がすぐにわかった。ふしぎやさんとは、とても素敵な表現ですね。
読了日:01月10日 著者:林原 玉枝
イズァローン伝説 (3) (Chuko★comics)イズァローン伝説 (3) (Chuko★comics)感想
いよいよルキシュとティオキアが対決。ルキシュたちを守る為にティオキアが出した結論が凄い。又ティオキアを愛しずっと付き添ってきたカウスの永い旅が始まる。いつかティオキアと再会する為に。このお話も両生体の人間を登場させる事によって、『風と木の歌』のような少年愛の要素も含んでいた。切なくて壮大なファンタジーでした。
読了日:01月08日 著者:竹宮 惠子
イズァローン伝説 (2) (Chuko★comics)イズァローン伝説 (2) (Chuko★comics)感想
魔王となってしまったティオキア。苦しみながらも己の運命と向き合う決心をする。又王となったルキシュ。フレイアと心を通わせられない事に寂しさを覚えながらも必死に国を守ろうとする姿が痛々しい。ティオキアとルキシュは決して憎み合っているわけではない。お互いを大切に思っている。だからこそ、もしかしたら敵対しなければならない運命に苦しむ。切ない。そもそもなぜティオキアは魔王にならなければならなかったのか?導師が封印したものをわざわざ開け放つ必要があったのかがよくわからない。
読了日:01月07日 著者:竹宮 惠子
ともだちをたすけたゾウたち (絵本・ほんとうにあった動物のおはなし)ともだちをたすけたゾウたち (絵本・ほんとうにあった動物のおはなし)感想
多摩動物公園で実際にあったお話。インド象のオスのアヌーラが病気でもうダメかもと思われた時、メスのタカコとガチャコがアヌーラをずっと支え続け、ついには病気を完治させてしまった心温まるお話。なんの血縁関係もない象が助け合う姿に、象も心があるのだ、感情があるのだと改めて思いました。やっぱり全ての生き物に感情はあるのですね。人間だけがあるわけじゃない。もっと動物たちを大切にしてやりたいと思いました。
読了日:01月07日 著者:わしお としこ
イズァローン伝説 (1) (Chuko★comics)イズァローン伝説 (1) (Chuko★comics)感想
竹宮恵子さんの壮大なファンタジー。イズァローン国にまつわる秘密に迫っていく話の展開にドンドン引き込まれていきました。はたしてティオキアとルキシュ、ソレイアの運命は?次巻へ。
読了日:01月05日 著者:竹宮 惠子
1幽霊屋敷レストラン (怪談レストラン)1幽霊屋敷レストラン (怪談レストラン)感想
子供向きの主に幽霊屋敷がメインの怖いお話。確かに怖いですが、子供向きなのでそれほどでもありません。ただ、「夢の館」はちょっとぞっとしました。「おいで」は母親が自分の子供にそんな事するなんて!と憤りを感じました。「地下室のある家」は可哀想だなあと思いました。このシリーズは全部で50巻あるのでこれから順番に読んでいこうと思います。
読了日:01月03日 著者:_

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1月はバタバタと落ち着かない月でした。
ユキが足に怪我をしてしまい、なかなか治らないので観察していると、自分で怪我した箇所をかじっていました。どうりで治らないはずです。
動物病院へ連れて行き、抗生物質の飲み薬を頂き、エリザベスカラーをつけて頂いて帰宅しました。
ところがです。
カラーが小さくてユキの嘴が傷にとどいていました。
再び病院へ行き、カラーを一回り大きくして頂きました。
なのにです。今度はカラーの端が足の傷に届いていて、新たな傷をつけてしまいました。またまた動物病院へ行き、カラーを前方へ少し倒して角度をつけていただきました。さらに傷にはテープを巻いて頂きました。カラーを前方へ倒す事により、餌が食べにくくなるので、別居していたトワとの同居が許されました。トワから餌をプレゼントしてもらい、補おうという作戦です。
トワはその役目をしっかり果たしてくれて、ユキは体重が増えました(^_^;)
再診に行き、足のテープを外してもらったのですが、やっぱりカラーの端が足の傷にとどいていたので、病院へ引き返して又テープを巻いてもらいました。
鳥の足は細いので、テープをグルグル巻きにすると、足が壊死してしまうことがあるそうです。
だから、正しくはテープを巻くではなく、テープで足を挟み込むようにつけるという事になります。
ユキの怪我が早く治りますように。