2015年3月の読書記録

怒涛の3月でした。
毎年3月は私にとって精神的におかしくなる鬼門の月ですが、今回はあまり感じることはありませんでした。
というよりも、既に精神的に壊れているのかも。
それに自分自身で気づいていないだけかも。

何よりも救いになっているのは読書と親友の存在。
ありがたいことです。
3月の読書記録を残しておきます。


2015年3月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:2424ページ
ナイス数:722ナイス

魔法使いの嫁 通常版 3 (BLADE COMICS)魔法使いの嫁 通常版 3 (BLADE COMICS)感想
エリアスが姿を見せない間のチセの不安そうな姿が印象的。でも、ルツがいつも傍にいてくれるようになって心強いかも。エリアスと離れてドラゴンの国へ。次巻ではいよいよエリアスの過去が明らかになるのかな?
読了日:3月29日 著者:ヤマザキコレ
いつやるか? 今でしょ!いつやるか? 今でしょ!感想
TVですっかり有名になったフレーズ、その誕生の理由がわかり、なるほどと思いました。確かにこのフレーズを聞くと今、動こうと思えます。林先生の体験に基づいて非常に分かりやすく書かれてあります。ちょっと考え方を変えるだけで、なんとかなりそうだと思わせてくれました。前向きな気持ちにさせてくれる本です。
読了日:3月24日 著者:林修
日本一寝顔が酷い絶世の美猫セツちゃん日本一寝顔が酷い絶世の美猫セツちゃん感想
表紙のインパクトのある顔立ちにひかれて手にとりました。こんなにも可愛らしい猫ちゃんのギャップのありすぎる表情に参ってしまいました!思わず笑ってしまう写真の数々。楽しませてくれてありがとう!気持ちを明るくしてくれてありがとう!素敵な本です。
読了日:3月22日 著者:mino
世界の廃墟世界の廃墟感想
人はどうしてこんなにも廃墟に惹きつけられるのでしょう?廃墟という場所には好奇心やノスタルジアだけでは説明できない心地よさと緊張を同時にはらんだ、矛盾した感覚があるように感ぜられると佐藤氏は書かれています。私も又廃墟に惹きつけられている一人です。軍艦島を知った時から惹きつけれら始めました。この本にも日本からは軍艦島大久野島が掲載されてあります。日本だけではなく、世界にもこんなにも廃墟が存在するのだと知りました。廃墟に対するこの不思議ななんともいえない気持ち・感覚、きっとこれからも持ち続けると思います。
読了日:3月18日 著者:
式霊の杜 愚者の約束 (講談社X文庫ホワイトハート)式霊の杜 愚者の約束 (講談社X文庫ホワイトハート)感想
通院の時にしか読まなかったので、時間がかかりました。西緒が可愛らしいです。ダダに小ばかにされていてちょっと可哀そうだけれども、西緒が幼すぎるように思うので仕方のないことかもしれません。反対に理器は肝が据わっていて頼もしいですね。虞姫はますます恐ろしい。でも項羽に恋する一人の女性としてはまるで少女のような所があり、可愛らしさも感じられます。さてこれからどんな展開になっていくのか?次巻を待ちます。
読了日:3月16日 著者:いちだかづき
Dear,こげんた―この子猫を知っていますか?Dear,こげんた―この子猫を知っていますか?感想
2002年5月7日、1匹の子猫が公開虐殺される事件が発生しました。子猫の戒名は『こげんた』私はこの事件の事を全く知りませんでした。もしも知っていたら、この本に載っている方々と同じように行動できたのにと残念でなりませんでした。泣きながら読んだので時間がかかってしまいました。どうしてこんな酷い事が出来るのでしょう?同じ人間として心からこげんたちゃんに謝りました。たかが子猫1匹の事で、と言った人がおられたとの事。でもそれは違います。猫を虐待する人は必ずいつか人をも手にかける事になります。その時点で絶対止めない↓
読了日:3月15日 著者:mimi
街角で見つけた、デザイン・シンキング街角で見つけた、デザイン・シンキング感想
主にパリを中心とした工業デザインの数々。巨大なルイ・ヴィトンの仮囲いには驚いた。お洒落だと思う。スーパーの買い物袋が踊っている姿も可愛らしかった。自転車が優遇されているなんて良いと思う。自転車の信号が可愛らしい。日本ではなかなか自転車専用道路の整備が進まない。自転車の事故が多い昨今、なんとかならないものかしら?ショーウインドウに有色人種の子供のマネキンを置いている店主の、人種差別のない世界を願う理想の表明が素敵。
読了日:3月14日 著者:竹原あき子
空のおくりもの―雲をつむぐ少年のお話空のおくりもの―雲をつむぐ少年のお話感想
雲から糸を紡いで布を織る少年のお話。お母さんの言い付けを守って、いるだけつむぎ、いるだけ織っていたのに、王様の我儘のために大変な事になってしまいます。足るを知る事って大切ですね。現代の消費社会への警鐘のように思います。必要以上な物は持たない、望まない、その精神で暮らしていきたいと思います。
読了日:3月9日 著者:マイケルキャッチプール
ゆきひらの話 (安房直子名作絵童話)ゆきひらの話 (安房直子名作絵童話)感想
ゆきひらなべってそう言えば見かけないなあと思い、手にとりました。風邪で寝込んでいたおばあさんに、ゆきひらなべ自身が声をかけて、美味しいりんごの甘煮を作る優しいお話。ゆきひらなべが可愛らしくて愛しい。ゆきひらなべが欲しくなってしまいました。巻末にりんごの甘煮のレシピが載っているので是非作ってみたい。
読了日:3月8日 著者:安房直子
ダメなときほど運はたまる ~だれでも「運のいい人」になれる50のヒント~ (廣済堂新書)ダメなときほど運はたまる ~だれでも「運のいい人」になれる50のヒント~ (廣済堂新書)感想
面白かったです。運をためる、なんて考え方、思いもしませんでした。でも、言われてみれば思い当たる節がありました。ああ、そうか!あの時、私は運をためてたんだ!と思える事がありました。人間だからつい不平不満を言ってしまうものです。でもそれは運が逃げていってしまう行為だったのですね。気をつけるようにします。
読了日:3月8日 著者:萩本欽一
待ちつづける動物たち 福島第一原発20キロ圏内のそれから待ちつづける動物たち 福島第一原発20キロ圏内のそれから感想
『のこされた動物たち』のその後。表紙の猫の写真が衝撃的。この子はどうなったのだろう?と思い読んだのですが、保護出来ないまま行方不明になったとの事。無事に生き延びたのだろうか?くるみちゃんが警戒心が強すぎて保護できず、死んでしまったのが残念だった。可哀そうすぎる。ダチョウが街中を闊歩する姿に唖然。本当に異世界のよう。せっかく畜主さんが世話を続けてきた乳牛たちが、殺処分されてしまったのは切なかった。野生化した犬達、家畜達、その後どうなっているのだろうか?震災からもうすぐまる4年。今の状況を知りたい。
読了日:3月6日 著者:太田康介
のこされた動物たち 福島第一原発20キロ圏内の記録のこされた動物たち 福島第一原発20キロ圏内の記録感想
原発事故の後取り残された動物たちの記録。ペットたちだけでなく、家畜達のあまりに悲惨な姿に言葉を失いました。彼らがいったい何をしたというのでしょう。いずれ人間の食用になったとしても、それは食べる人間が感謝しながら食べればいいこと。でも、ただ餓死していく姿は酷すぎます。それに殺処分って酷すぎます。太田さんがドッグフードを与え、「頑張って生きるんだよ」と声をかけた豚達が、翌日の夜には殺処分されていた写真は衝撃的でした。彼らはいったい何のために生まれてきたのでしょう?
読了日:3月6日 著者:太田康介
ゴン太ごめんね、もう大丈夫だよ!ゴン太ごめんね、もう大丈夫だよ!感想
フリージャーナリストの山路徹さん、ボランティアの大網直子さん、フリーカメラマンの太田康介さんの各々の視点から、福島第一原発半径20キロ圏内に残された動物たちの現状と救出について語られている。とても胸が痛んだ。人間のせいでこんなにもたくさんの動物たちに迷惑をかけてしまったこと。まるで知りもせずに今まで過ごしてしまったことにとても罪悪感を持った。震災からもうすぐ4年。今はもう動物たちも落ち着いたのだろうか?それにしてもボランティアの方々がこんなにも頑張っているのに、行政は国はいったい何をしているのか!↓
読了日:3月6日 著者:
魔女の心臓(6) (ガンガンコミックスONLINE)魔女の心臓(6) (ガンガンコミックスONLINE)感想
『師承の話』ミカが魔女になったきっかけがわかった。でもなぜ血まみれで記憶を無くして倒れていたのかは分からない。ジュリアの事、もっと知りたい。『虹を待つ』アイリス、約束を果たしてユノと会えて良かった。『恋は盲目』この作品は好きではない。『小さな竜』可愛らしい作品。ただ、ニナと謎の少年の会話が気にかかる。番外編では相変わらずルミエールのミカへのラブ度が凄くて、切なくて好き。
読了日:3月4日 著者:matoba
実験犬シロのねがい―捨てないで!傷つけないで!殺さないで! (ドキュメンタル童話シリーズ犬編)実験犬シロのねがい―捨てないで!傷つけないで!殺さないで! (ドキュメンタル童話シリーズ犬編)感想
児童書ではあるけれども、しっかり現実を書いてくれてあります。ある国立病院で実験犬として脊髄の神経を削られたまま、何の手当もされずに放置されていたシロを救出し、保護したお話。同時に実験の為に繁殖されたビーグル犬のメリーも救出された。残念ながらシロはこれから幸せになれるという時に不慮の事故でまだ2歳の若さで亡くなってしまう。メリーは保護されてから9年生きる事ができた。後遺症はあったものの、穏やかな生活だったとの事。この本と出会うまで実験犬の事の現実を全然知りませんでした。特に驚いたのが、ウサギの目を↓
読了日:3月3日 著者:井上夕香
怪談狩り 市朗百物語 (幽ブックス)怪談狩り 市朗百物語 (幽ブックス)感想
夏に図書館に予約してようやく順番が回ってきました。色んな人の様々な不思議な体験談が、たんたんと綴られています。私自身も不思議体験はしたことがあるので、そういう事もあるよねと、普通に読み終えました。関西の身近な場所の話も多く、納得出来る話もありました。ただ、いただけないのは、面白半分でそういう場所に行くこと。決してしてはいけない事です。
読了日:3月2日 著者:中山市朗

読書メーター



実は、昨日、夫の伯父が亡くなりました。
日曜日にお見舞いに行った時、お医者様からここ数日がヤマですと言われていました。
そう言われてあっても、やっぱりショックです。
病院から遺体を運び出すとき、よくテレビドラマでやっているように、
お医者様や看護師さんたちが頭を下げて見送ってくださいました。
ドラマ通りなのですね…。
家族葬でおくる事になりました。
日曜日がお通夜、月曜日が告別式と決まりました。
寂しい桜の季節となりました。