新しい年の幕開けと2016年12月の読書記録

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致しますm(__)m


足を痛めているので夫に車に乗せてもらって神社を回ってきました。
氏神さんの所は勿論、真田の抜け穴のある三光神社と、幸村最後の地と言われる安居神社にお参りしました。
すっかり真田丸ロスになってしまった私。
六文銭のお守りを購入しました。

三光神社安居神社もたくさんの方がお参りしていました。
心眼寺の前も通ってもらったのですが、車を止める所が無くて行きませんでした。


昨年の12月の読書記録を残しておきます。
年間目標の200冊は超える事が出来ました。
今年は毎月1冊は文豪の作品を読むことを目標にしようかと思います。
最近の作家さんの本ばかり読んでしまうので、たまには昔教科書で読んだような作品も読んでみようかと思います。
2016年12月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:2332ページ
ナイス数:1634ナイス

戦国24時 さいごの刻(とき)戦国24時 さいごの刻(とき)感想
そんな見方が出来るのですね、と驚きました。特に「お拾い様」は衝撃的でした。大河ドラマ真田丸』のせいもあるかもしれませんね。「山本勘助」も「足利義輝」も「徳川家康」も印象的でした。いいえ、全ての作品が印象的でした。私の歴史感がすっかり変わってしまいました。面白かったです。
読了日:12月28日 著者:木下昌輝
せかいをみにいったアヒルせかいをみにいったアヒル感想
ヒルの凄くポジティブな考え方と行動力が良いですね。いろんな動物達とふれあい、仲のいい犬の所に戻ってくるのですが、人々が歩く街中をアヒルが歩く姿がシュールです。鶏と楽しく歌う姿も可愛いです。どの写真も動物達が自然な感じで、こんなに上手く写真を撮るイーラさんて素敵だなと思いました。
読了日:12月25日 著者:マーガレット・ワイズブラウン
雪窓雪窓感想
とても静かで優しいお話でした。おでん屋さんのおじさんと助手のタヌキのやり取りが可愛いです。そして赤いかくまきの少女は美代ちゃんだったのかな?おじさんに会いに来てくれたのかな?結局雪窓の名前の由来は分かりませんでした。
読了日:12月25日 著者:安房直子
にっぽんスズメ歳時記にっぽんスズメ歳時記感想
雀ワールド満載で楽しませてもらいました。セキセイインコのハナが行方不明になってから、蔭膳ではないですがバルコニーに餌と水を置くようになってからというもの、毎朝雀がやってきます。全部餌を食べてしまいます。私が洗濯物を干している間も待ちきれないのか、手すりに止まって「まだですか〜?」という感じで覗き込む子もいて面白いです。部屋の中から観察しているといろんな性格の子がいます。皿のど真ん中に入り込んで独り占めしょうとする子、隣に入り込もうとする子をつついて追い出す子など様々。この本にも同じ事が書かれてありました。
読了日:12月24日 著者:
グソーからの伝言グソーからの伝言感想
『ラジオ文芸館』で聴いてとても興味を持ち、図書館で借りました。沖縄の不思議な風習というか、しきたりというのか、凄く神聖な気持ちになりました。沖縄ではあの世とこの世が近いものなのですね。でも御先祖様を大切に思ったり、神仏に畏敬の念を持つのは日本人ならある事だから、沖縄とそう違いはないのかもしれない。私も「嫌われ幽霊」にならないように毎日を精一杯生きるように努力しよう。
読了日:12月23日 著者:比嘉淳子
なぜ母親は娘を手にかけたのか―居住貧困と銚子市母子心中事件なぜ母親は娘を手にかけたのか―居住貧困と銚子市母子心中事件感想
千葉県銚子市の県営住宅で、家賃滞納による強制執行で明け渡し当日、母親が娘を手にかけてしまった、母子心中未遂事件のルポ。切ない。やるせない。お役所仕事丸出しの対応のまずさに腹がたった。どうしてもっと親身になって相談にのる事ができないのか?役所の人間は生活に困窮する事がないから、貧困という事がどういうことなのかを想像できないのだろう。この事件の後県や市が対応を改善したとの事だが、事件が起きないと改善できないのか!と怒りながら読んだ。役所は頭が良いだけの人を採用するのではなく、もっと常識のある人を採用すべきだ。
読了日:12月22日 著者:
ラスト・チャンス! ~ぼくに家族ができた日~ラスト・チャンス! ~ぼくに家族ができた日~感想
えびぞう君に家族が出来て良かった。今でも動物管理センターに収容された犬猫達が全て譲渡先がみつかっているわけではない。殺処分はゼロになっている訳ではない。えびぞう君みたいに新しい家族に恵まれる子は極めて少ない。どうか少しでも不幸な命を増やさない為にも、飼い主さんには去勢・避妊手術をきっちりしてもらいたいし、歳をとろうが、病気になろうが、最後まで責任を持って面倒をみてやってほしいと切に願う。そして新しく犬猫たちを家族に迎えたいと思う方は、どうか、保護されて譲渡先を探している子達の事を是非思い出して頂きたい。
読了日:12月18日 著者:児玉小枝
がまんしなくていいがまんしなくていい感想
『幸せホルモン』と『思いやりホルモン』この二つのホルモンをたっぷり出すことが出来れば、人生は楽しくなる。生きるのが楽になる。鎌田先生の優しい気持ちが伝わる文章で、ウルッときたり、ウンウンと頷いたりしながら読了。私自身、今、幸せホルモンのセロトニンを出す薬を服用しているが、思いやりホルモンのオキシトシンを出せるような、人を思いやれる人間になりたいと思った。薬に頼るのではなく、自分で感動できる事を見つけ、人を喜ばせる事を見つけ、実行する事で健康に生きていけるようになりたい。
読了日:12月17日 著者:鎌田實
あずかりやさん 桐島くんの青春あずかりやさん 桐島くんの青春感想
前作同様物(文机・オルゴール)達が語るお話が2篇。人(ある女性・桐島君)が語るお話が2編。あずかり屋さんをしている桐島君の青春時代の事がわかりました。やっぱり桐島君は優しい。ただ、桐島君とお母さんの話は辛かった。桐島君の想像通りだとしたら、お母さんはその後ずっと辛い思いをして生きているのではないかしら?と思った。続きはあるのかな?いつか桐島君はお母さんと再会できるのかな?人生にはどうすることも出来ない事故っておきる事があるけれども、生き方を決めるのは自分だと、桐島君の決断を読んで思いました。
読了日:12月15日 著者:大山淳子
くらべる東西くらべる東西感想
読み友さんの感想を読んで知った本。私は生まれも育ちも大阪なので子供の頃は銭湯に通っていました。ええ表紙のように湯船はド真ん中にあり、縁に腰かけられる段がついていました。その段に腰かけて体を洗ったりしたものでした。湯船が真ん中にある事を驚かれた事に驚いてこの本を手に取った次第です。桜餅やおでん、雛人形、ちらし寿司など知っている事もありましたが、知らない事もたくさんありました。ちなみにバスの乗降ですが大阪は後ろから乗って降りる時は前で、料金を払いながら運転手さんに「ありがとうございました」というのが私流です。
読了日:12月12日 著者:おかべたかし
オリエント急行の殺人 (創元推理文庫 105-16)オリエント急行の殺人 (創元推理文庫 105-16)感想
昔読んだから内容も犯人も全て知っているのに読みだしたら面白くて引き込まれていました。自分自身でもここが矛盾しているとか、セリフから推理した事をポワロが口にしてくれて喜んだり、見落としていた事をポワロが指摘したら、ああそうか!と思ったりして久々に楽しむことが出来ました。ただ、最後にポワロが示した二つの解決のどちらを選ぶのかをブーク達に委ねたのは、被害者を心底許せない人物だと思ったからだとは思うのですが、本当にそれで良かったのか、今は疑問に思ってしまいました。昔は単純にその解決方法に感心したのですが。
読了日:12月8日 著者:アガサ・クリスティ
ポプラの秋 (新潮文庫)ポプラの秋 (新潮文庫)感想
ステキなお話でした。突然父を亡くした千秋は母親とひょんな事から庭にポプラの木があるポプラ荘に引っ越す。大家のおばあさんの事を最初は怖がっていた千秋でしたが、やがてそのおばあさんと奇妙な約束を交わす事に。大人になりおばあさんの訃報を聞いてポプラ荘に向かう千秋の胸に幼い日々が甦る。おばあさんは約束を守ってくれたのだ。『夏の庭』がおじいさんと少年達ならばこちらはおばあさんと少女。でもおばあさんは千秋だけではなく、たくさんの人を救ってこられたのですね。こんな生き方もあるのだとしみじみとした気持ちになりました。
読了日:12月5日 著者:湯本香樹実
世界でいちばん素敵な夜空の教室世界でいちばん素敵な夜空の教室感想
綺麗な写真と分かりやすい解説で、夜空の星の事を教えて頂きました。凄く私みたいな初心者向きかなと思います。大阪の夜空は明るすぎてほとんど星は見えません。それでも子供の頃は、夜空に輝くオリオン座を眺めながらそろばん塾から帰って来ていた事を思い出しました。今はそのオリオン座すら見えません。寂しい事です。
読了日:12月1日 著者:世界でいちばん素敵な夜空の教室

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