2018年9月の読書記録

遅くなりましたが、9月の読書記録を残しておきます。


9月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:2948ページ
ナイス数:1215ナイス

じゃりン子チエ (17) (双葉文庫―名作シリーズ)じゃりン子チエ (17) (双葉文庫―名作シリーズ)感想
真夏のエンドレス▪カブ、面白かったです。いつもチエたちを虐めるマサルに、今回はちょっと同情しました。母親の過保護がマサルの気持ちを傷付けているのですね。餃子試食会も良かったです。
読了日:09月30日 著者:はるき 悦巳
ある晴れた夏の朝ある晴れた夏の朝感想
アメリカの高校生たちが原爆肯定派と否定派とに分かれてディベートを展開するお話。とても読みやすかったです。高校生ながらに一生懸命調べて、お互いを称えあいながら議論を戦わせていく展開に引き込まれました。広島の平和記念公園原爆資料館へ行った事があるので、あの碑に刻まれている言葉は知っていました。『安らかに眠ってください 過ちは 繰返しませぬから』この言葉の意味をアメリカの高校生がそんな風にとらえたのか!と思うとショックでした。でも主人公メイが日本人である母親から本当の意味を教えてもらった時、ほっとしました。
読了日:09月27日 著者:小手鞠 るい
3月のライオン 12 (ヤングアニマルコミックス)3月のライオン 12 (ヤングアニマルコミックス)感想
忠犬エリザベス、可愛い!あかりさん三姉妹の甘いものへの想像力や美味しいものへの発想力と食べっぷりには脱帽です(笑)私にはとても真似できません(汗)藤本雷堂棋士のキャラ、面白すぎます。反対に土橋棋士の冷静沈着な事。滑川棋士、怖すぎます。桐山君が勝てて良かったけれども、対局中に悲鳴をあげるのもわかります。
読了日:09月25日 著者:羽海野チカ
翼に息吹を翼に息吹を感想
知覧で特攻隊の飛行機の整備にあたる須崎少尉の物語。とても心ある少尉だと思いました。機械が好きで整備することに一生懸命で、でも、自分が整備した飛行機で特攻に向かう人たちに対して後ろめたさをも感じている。そんな中何度出撃しても機体の不備を理由にして戻ってくる者がいた。有村少尉。基地の中では機体のせいにしてワザと戻ってくる人間として白い目で見られ始める。須崎少尉は理由を尋ねるが有村少尉の本心はわからない。須崎少尉をバカにするような態度、そして民間人を巻き込んでの墜落死。続く
読了日:09月23日 著者:熊谷 達也
賢者の贈りもの: O・ヘンリー傑作選I (新潮文庫)賢者の贈りもの: O・ヘンリー傑作選I (新潮文庫)感想
『賢者の贈り物』『春はアラカルト』『ハーグレーヴズの一人二役』『二十年後』『理想郷の短期滞在客』『巡査と讃美歌』『水車のある教会』『手入れのよいランプ』『千ドル』『黒鷲の通過』『緑のドア』『いそがしいブローカーのロマンス』『赤い酋長の身代金』『伯爵と婚礼の客』『この世は相身互い』『車を待たせて』の16篇。『賢者の贈り物』はあまりにも有名ですがこうやって改めて読んでみると意外に呆気なく書かれてあったのですね。最後にどんでん返しやあっと思わせる展開が多く面白かったです。【o・ヘンリー誕生日読書会'18】
読了日:09月23日 著者:Oヘンリー
ひと月9000円の快適食生活ひと月9000円の快適食生活感想
ひと月9000円の食生活とはいったいどういうものなのだろう?と疑問に思いながら読みました。理解できました。とにかく手作りにこだわっていらっしゃって、さらに、朝食の支度をしながら夕食の段取りまでしてしまう技など、工夫がいっぱいです。とても面白かったです。炊飯器の中に卵を入れてご飯を炊きながら一緒にゆで卵をつくるなんてまさに目からうろこでした!豆腐そぼろは気に入ったので作ってみようと思います。
読了日:09月19日 著者:魚柄 仁之助
食事で治す心の病―心・脳・栄養 新しい医学の潮流食事で治す心の病―心・脳・栄養 新しい医学の潮流感想
精神的な病を栄養面からアプローチした本。今までにない視点で書かれてあってなかなか面白かったです。やっぱりバランスのとれた食事は体だけではなく、心(精神)にも影響を及ぼすのですね。昨今、贅沢な料理の紹介番組が多いですが、家で毎日食べる食習慣がやっぱり大切だと感じました。食事を抜いたり、偏食をしたり、カップ麺などのインスタント食品やお菓子や清涼飲料水ばかりでは、心身共におかしくなっても不思議はないですよね。
読了日:09月18日 著者:大沢 博
感情の整理ができる女(ひと)は、うまくいく感情の整理ができる女(ひと)は、うまくいく感想
自分の感情に手を焼く事はしょっちゅうありました。でも、いろんな本を読み、最近の経験などで大分、うまく付き合えるようになってきました。この本ではそんな私のやり方と一致する点も多かったです。そして何よりも「怒ったり泣いたり落ち込んだりするのも生きている証拠。そこから立ち上がっていく事もまたこれからの生きる力になる」という著者の言葉に励まされました。
読了日:09月16日 著者:有川 真由美
「掃除が苦手」と思っていたけれど。「掃除が苦手」と思っていたけれど。感想
毎日がとても忙しくてつい手抜きになり、日曜にまとめて掃除や洗濯をするのですが、何かもっと方法はないかしら?と思い、この本を手に取りました。平日5秒の小掃除から月1回の大掃除まで段階をふんで説明してあり、わかりやすかったです。とくに私も古着を切って雑巾がわりにつかっているのですが、同じ大きさに切って揃えてカゴなどにいれると、取り出しやすく、ササッと掃除も出来るというのは、そうなんだ!と納得できました。
読了日:09月10日 著者:東 いづみ
患者さんに伝えたい医師の本心 (新潮新書)患者さんに伝えたい医師の本心 (新潮新書)感想
とても正直に御本人の本音を語ってくださっていると感じました。ご自身の奥様の闘病の事もお辛いでしょうに、赤裸々に語られていて胸を打ちました。お医者様も人間ですものね。患者さんの命を一人で背負いきれるものではないと思います。でも患者や患者の家族の立場だと、なんとしても助けてほしいと強く願うのもわかります。私自身が経験しているので。お医者様とトコトン話し合う事、疑問に思うことはしっかり質問する事、それで怒るような医師だったら、見限って他のお医者様を探す事。この著者のお医者様のような方を。
読了日:09月06日 著者:高本 眞一
蒼のファンファーレ蒼のファンファーレ感想
瑞穂と緑川厩舎の面々に又会えました。今回は謎の風水師や緑川の後輩女性騎手の冴香や誠の母親の登場で、様々な困難が降りかかってきましたが、一致団結して乗り切って良かったです。相変わらずフィッシュアイズは魅力的で可愛い!そして誠の馬に対する愛情と観察眼には驚かされました。ラストG1への挑戦でも、レース直前まで困難が襲ってきてどうなることかと気をもみましたが、何の心配もありませんでしたね。良かった。これからも瑞穂とフィッシュアイズと緑川厩舎、そして地方競馬の発展を願うばかりです。
読了日:09月06日 著者:古内 一絵
スガンさんのやぎ (世界のおはなし絵本(18))スガンさんのやぎ (世界のおはなし絵本(18))感想
絵本にしてはなかなか厳しい内容でビックリしました。たいてい最後は幸せな終わり方をするものですが、この絵本は違っていました。自然の厳しさをたんたんと教えてくれました。スガンさんのやぎは自分の生きたいように生きたのだからきっと悔いはなく、満足だったのではないでしょうか。人もそんな風に生きられるといいなあと思いました。当然厳しい現実と戦う事にはなりますが。
読了日:09月02日 著者:きしだ えりこ
本命 (ハヤカワ・ミステリ文庫 12-4 競馬シリーズ)本命 (ハヤカワ・ミステリ文庫 12-4 競馬シリーズ)感想
読み友さんに教えて頂いた、競馬が登場するシリーズ本。面白かったです。イギリスの競馬事情は全然知らず(日本の競馬でさえ初心者)アマチュアの騎手だという主人公の立場が最初は理解出来ませんでした。障害レースは好きなのでレースの場面はワクワクしながら読みました。そして殺人事件が起きる。親友の死の謎を解こうとするアランの行動にヒヤヒヤものでしたが、一緒に謎解きを味わう事が出来、アランとほぼ同じタイミングで犯人の目星も付き、楽しませてもらいました。引続きシリーズを読んでいこうと思います。読み友さんに感謝です。
読了日:09月01日 著者:ディック・フランシス

読書メーター


9月は大変な月でした。
台風21号で被災して夫の従姉が我が家へ避難してきて、一緒に暮らす事になりました。
さらに夫が病気を発症し、入院待ちの為、1か月間自宅で食事療法をして乗り切りました。
無事に10月3日に入院して4日に手術が済みました。
7日には退院してきたのですが、じっとしてられない性分なので、翌日から仕事を始め、
腹腔鏡手術の4つの穴の内の1つから出血し、担当医に連絡を取り、ガーゼを当てておくようにと指示を受けました。
それでも酷くなるようならば病院に来てくださいとの事でした。


義母は神経質なので、自分の姪である、夫の従姉と一緒に暮らす事にも神経をとがらせ、
さらに夫が病気を発症した為に、余計に不安でイライラを募らせ、姪に辛く当たることが多く、
間に入ってしんどかったです。
夫が無事に退院してきてからは、辛く当たることはなくなりました。


今までは自宅兼事務所で仕事をしていたのですが、別の場所に事務所を移転した為、
電車通勤をしています。
職場環境が変わった事、家庭環境が変わった事、夫の病気などがストレスになったのか、
昨日持病の診察を受けたところ、状態が良くなく、上腕内側の柔らかいところにセンサーを付けられ
2週間、私の情報がクリニックへ送られる事になりました。


そんな中、唯一良かったのは、無事にトワが9月で6歳になった事です。
そしてユキも自咬症が全快した事です。
この子たちが元気でいてくれることが救いです。