2019年3月の読書記録

大分遅くなりましたが、3月の読書記録を残しておきます。

 

 

3月の読書メーター
読んだ本の数:23冊
読んだページ数:4073ページ
ナイス数:2472ナイス

悪魔(デイモス)の花嫁 (12) (秋田文庫)悪魔(デイモス)の花嫁 (12) (秋田文庫)感想
デイモスとヴィーナス、お互いを思いながらも、なおも、デイモスの心中には美奈子の存在が同じくらい大きくなってしまっている。デイモスって本当に罪作りだと思う。そして人はこうも簡単に悪魔になってしまうものだと、この巻でも散々見せつけられる。人は寂しさや忘れ去られる事など、孤独を意識したら絶望してしまう。そして『死』を意識する。自らに向けるのか?他者に向けるのか?の違いだけ。
読了日:03月31日 著者:あしべ ゆうほ
悪魔(デイモス)の花嫁 (11) (秋田文庫)悪魔(デイモス)の花嫁 (11) (秋田文庫)感想
『残酷な心臓』自業自得かな。生き物の命を簡単に奪う人は好きになれない。『人形の恋』『雪の約束』『恋の重荷』デイモスとヴィーナス兄妹の切ない思い。『鸚鵡のいる風景』鸚鵡の発する言葉が重い。この巻まで来ると、パターンが決まりだして、恋や成功の為に簡単に人を殺す人が多すぎてちょっと食傷気味。
読了日:03月31日 著者:あしべ ゆうほ
すごいね!みんなの通学路すごいね!みんなの通学路感想
世界の子供達の通学路。まさにタイトル通り凄い通学路が存在することに驚きを隠せません!子供達が命を落としかねないような通学路があるんですもの!高い崖を登ったり、壊れた橋を渡ったり、川の上にワイヤーをはっただけだったり、驚きの連続でした。でも、子供達の笑顔はとても素敵でした。そんな大変な思いをしても学校に行きたいのですよね。日本の子供たちはどうなんだろう?虐め問題などがあって、行けない子供たちも多い日本。こんな良い笑顔で学校に通えるようになってほしいなあ。
読了日:03月31日 著者:ローズマリー マカーニー
ばあちゃんのしべとろ―わたしのふるさとは「北方領土」ばあちゃんのしべとろ―わたしのふるさとは「北方領土」感想
北方領土の事、関西にいる私には遠い世界ですが、昔そこに住んで暮らしていた方々にとっては、大切な故郷。おばあちゃんのふるさとへの思いに溢れた本でした。とても美しくて暮らしやすい島だったのですね。日本の領土なんだから返してほしいですよね。なんとかならないのかなあとちょっと悲しくなりました。
読了日:03月31日 著者:みふね しよこ
憲法企画会議憲法企画会議感想
読メのオフ会で著者御本人から頂いた本。難しい内容を想像していましたがそんな事はありませんでした。憲法の事をこんなにも真剣に考える人がどれだけいるでしょうか?私も真剣に考えた事のない一人でした。今の国会議員に幻滅しながら自分の暮らしを守る事で精一杯。現行の選挙では確かに民意が反映されているとは思えません。点数制とは面白いと思いました。又、官僚が書いたものをただ読むだけの大臣、野次、悪口、居眠りが当たり前みたいになっている国会、恥ずかしい限りです。政治家ではなく政治屋です。私なりの憲法書いてみたくなりました。
読了日:03月30日 著者:神石直樹
九月の風九月の風感想
読メのオフ会で著者御本人から頂きました。女性の心を表した素敵な詩集でした。若い頃ならもっと胸がときめいただろうなあと思います。もっと狂おしい感情に心を揺さぶられただろうなあとも思います。残念ながら今の私は『恋』というものからは遠い所にいます。ただ、【命が消えた日】【女友達】は衝撃的でした。
読了日:03月28日 著者:坂本雨季
ひとりたりない (おはなしルネッサンス)ひとりたりない (おはなしルネッサンス)感想
読メのオフ会で読み友さんがお薦めしていた本。図書館で借りました。琴乃ちゃんの気持ちが痛いほどよく分かりました。ご両親の気持ちも。そして周斗君の気持ちも。義父を交通事故で亡くしているので『ひとりたりない』事の寂しさは身に沁みて知っています。さらにそれが子供となるともう気が狂いそうになる事は想像できます。おばあちゃんに助けを求めたのは正解だったと思います。忘れる事は出来ないし、悲しみはずっと心の中にあるけれども、たんたんと日常生活を続けながら、時間が心を癒してくれる事をおばあちゃんは教えてくれました。
読了日:03月27日 著者:今村 葦子
結果を引き出す 大人のほめ言葉 (DOBOOKS)結果を引き出す 大人のほめ言葉 (DOBOOKS)感想
口下手でなかなか人を褒める事が出来ない私。でも、この本の最終章に書かれてある、家族を褒める事は出来ていると思います。我が家はお互いに何かしてもらったら、必ず「ありがとう」と言うからです。結婚当初からずっとなので、息子も自然に「ありがとう」と言ってくれます。これが褒めることに繋がっていたとはちょっと嬉しかったです。後は、ビジネスシーンで、この本で学べたことを生かせられたらと思います。
読了日:03月27日 著者:西村 貴好
陰陽師 夜光杯ノ巻陰陽師 夜光杯ノ巻感想
読メのオフ会で譲って頂いた本。以前から興味はあったのですが、なかなか読めずにいたので嬉しかったです。映画を観たことがあったので、それを想像しながら読みましたが、長編ではなく短編なのですね。とても読みやすかったです。歴史上有名な人も登場して、人と神とあやかしが織りなす様々な現象を楽しみながら読むことが出来ました。他の巻も順次読んでいこうと思います。
読了日:03月25日 著者:夢枕 獏
わらういきものわらういきもの感想
笑っているわけではないけれども、動物や昆虫や植物の笑っているような顔に癒されました。体調不良の時にあまり難しい本は読めないので、こういう写真集には助かりました。感謝。
読了日:03月22日 著者:近藤 雄生
ぼくとニケぼくとニケ感想
生き物を飼う事はその全てにおいて重い責任を持つという事を、子供にも分かりやすく書いてある本でした。生き物を飼うと言う事は簡単な事ではない。けれども今の日本ではあまりにも簡単にペットショップで購入して、病気になったからとか、歳を取ったからとかいって捨てたり、可哀想だからとかいって避妊手術や去勢手術を受けさせずに子供がたくさん生まれてきたら簡単に捨てたり、多頭崩壊に至ったりする無責任な人が多すぎると思います。国はもっと厳しく法律で定めるべきだと思います。
読了日:03月21日 著者:片川 優子
もしも病院に犬がいたら こども病院ではたらく犬、ベイリー (講談社青い鳥文庫)もしも病院に犬がいたら こども病院ではたらく犬、ベイリー (講談社青い鳥文庫)感想
ハンドラーの森田優子さんとファシリティドッグのベイリーが日本で初めての試みとなった『病院で働く犬』を誕生させるまでのお話。ボランティアとしてではなく、医療の一環として働く犬。とても読みやすかったです。ベイリーは本当に賢くて、仕事の時とオフの時の切り替えが上手いし、ドッグランでも他の犬との距離の取り方が上手くて、それはもう持って生まれた天性としかいいようがない。ファシリティドッグになるべくして生まれてきたとしか思えないです。引退したベイリーが幸せな犬生を送れますように。
読了日:03月20日 著者:岩貞 るみこ
ベイリー、大好き  セラピードッグと小児病院のこどもたちベイリー、大好き  セラピードッグと小児病院のこどもたち感想
テレビでセラピー犬のベイリーの事を知り、本を読む事にしました。テレビではベイリーの引退までを伝えていました。こんな素敵な活動があったなんて全然知りませんでした。静岡県立こども病院とハンドラーの森田優子さん、そしてベイリーとの絆がだんだん出来ていく様子や子供達の笑顔と頑張ろうとする姿に感動しました。残念ながら亡くなってしまうお子さんもいますが、ベイリーと過ごした時間はとても幸せな時間だった事でしょう。途中で涙が出そうになりましたが堪えました。ベイリーのような犬が増える事と受け入れてくれる病院が増えますように
読了日:03月20日 著者:岩貞 るみこ
図解 老人の取扱説明書図解 老人の取扱説明書感想
お義母さんの事を少しでも理解したくて、良好な関係を築いて持続させていきたくて、読みました。高齢になるといろんな体の機能が衰えて、それで私たちには理解できない行動が増えるのですね。年寄りだから仕方がないで済ませてはいけないのですね。予防や改善するための方法も載っていました。ただ、義母が素直にやってくれるとは思えないので、夫から伝えてもらおうかなと思います。図解でとても分かりやすく書かれてありました。良かったです。
読了日:03月19日 著者:平松 類
会社に行きたくないと思った時に読む本―心が軽くなる言葉90会社に行きたくないと思った時に読む本―心が軽くなる言葉90感想
「うまい言葉の一言は、悪い本の一冊にまさる」ナルホドなあと思う言葉がたくさんありました。あのイチロー選手でさえ、グラウンドに行きたくないと思う事があるなんて驚きでした。人は皆悩む生き物なのですね。でも考え方ひとつで、ポジティブにもネガティブにもなれるものなのですね。
読了日:03月18日 著者:ビジネス格言研究会
はじまりのはなはじまりのはな感想
とても優しいお話でした。絵も可愛らしくて素敵です。わたりどりのローザが首に下げているバッグには<ほっぺのはな>の種が入っています。ローザが大好きな花です。でもそのバッグのせいで仲間とはぐれてしまったローザが、犬のミールに助けられ、飼い主のアンナと共に過ごした時間が優しくて好きです。出会いがあれば別れがある。でも一緒に過ごした大切な時と思い出は永遠です。友情も。『2019年花鳥風月読書会』参加にて読了。
読了日:03月17日 著者:マイケル・J. ローゼン
満天のゴール満天のゴール感想
夫に裏切られて息子を連れて実家に戻った奈緒。夏休みの間だけ、きっと夫は自分のところに戻ってくれると信じて…。私だったらこんな夫、こっちから願い下げだけれど。弁護士を立てて直ぐに裁判を起こすけどなあと思った。だってこっちには全然非がないんだもの。夫も最低だが夫の浮気相手も最低だと思った。きっとこの二人にはいずれしっぺ返しがあることだろう。息子の涼介君が良い。看護師として働きだした奈緒と過去の辛い出来事が繋がっていく。三上先生も奈緒も早川さんも皆誤解が解けて良かった。会いたい人に会えることは素晴らしい。
読了日:03月14日 著者:藤岡 陽子
それでも人を信じた猫 黒猫みつきの180日それでも人を信じた猫 黒猫みつきの180日感想
動物を虐待する人は大っ嫌いだ。みつきちゃんに酷い虐待をした人も同じ目に遭えばいいのに!と思わず思ってしまった。いやいやそんなことを思ったら駄目ですよね。そういう人にはきっと天罰が下るでしょう。酷い虐待を受けたにも関わらずみつきちゃんは人懐こくてとても可愛らしい猫でした。セリさん御夫婦に大切にされてきっと幸せだった事でしょう。
読了日:03月12日 著者:咲 セリ
悪魔(デイモス)の花嫁 (10) (秋田文庫)悪魔(デイモス)の花嫁 (10) (秋田文庫)感想
図書館本なので汚れとか仕方ないとしても、ページが抜けているのは結構辛いですね。古い本だから外れてしまったのか?故意に抜き取られたのかはわかりませんが…。人間の誤解、欲望、貧困、そして心優しかった人が悪魔に変貌する瞬間、相変わらず見せつけられる。悲しい。
読了日:03月11日 著者:あしべ ゆうほ
雨上がりの川雨上がりの川感想
良かったです。森沢さんの作品はやっぱり人間味があって良いですね。コールドリーディングって初めて知りました。興味を持ったので本を読んでみたいと思います。引きこもりになった春香ちゃんが実は一番しっかりしていたわけですね。すっかり騙されました。ただ、母親の杏子が、春香ちゃんが可愛がっていた亀を捨てた事だけは納得がいきませんでした。ペットは自然では生きていけないのだから、誰かに譲れば良かったのにと思ってしまったのです。
読了日:03月08日 著者:森沢 明夫
悪魔(デイモス)の花嫁 (7) (秋田文庫)悪魔(デイモス)の花嫁 (7) (秋田文庫)感想
「シデムシの鎮魂歌」こんな酷い父親っているのだろうか?かおるはその後幸せになれたのだろうか?「愛の化石」ヴィーナスの嫉妬によって幸せを奪われたカップル。酷いなあと思う。でもヴィーナスを幸せに出来ないデイモスも酷い。「天使の爪あと」ここに登場する天使はいつも酷いと思う。「裏切りの遺跡」男って自分の利益の為にどうしてこうも簡単に女性の愛を裏切るのだろう?「魔術の効用」何も知らない美奈子。「残酷な処方箋」誤解は人間の悲しいサガ。誤解の為にいつも苦しむ事になる。
読了日:03月03日 著者:あしべ ゆうほ
悪魔(デイモス)の花嫁 (3) (秋田文庫)悪魔(デイモス)の花嫁 (3) (秋田文庫)感想
「黄泉の国から」ヴィーナスのデイモスへの強い思い。それに対するデイモスの胸中は?「魔性の毒百合」こんな父親酷いと思う。最期は自業自得かな。「天才は早死にする」凄い皮肉。「闇の中の瞳」猫は好きだから猫に酷いことする人は嫌い。祟られてもしょうがないかな。「生き血に飢えた少女」哀れだけれども悪魔と取引すればそれなりの因果応報はあると思う。「悪魔より愛をこめて」美奈子の人を信じる気持ちの勝利。「耳を切る女」狼の強い思いが人を狂わせるなんて…。「叛逆の園」ジュピターなど天上の神々のなんと人間臭いことか。娘たちが哀れ
読了日:03月03日 著者:あしべ ゆうほ
視力回復によく効くファンタジー3D視力回復によく効くファンタジー3D感想
部屋を整理していたら出てきた本。自分で購入したのか全く記憶にない!でも丁度同じような本を読んだ(見た)ところだったので、こちらも試してみました。やっぱり時代が前の本なので、最近のものよりも絵がシンプルでした。でも両方楽しみながら見るようにして、視力回復を目指します。
読了日:03月01日 著者:中山 嗣朗

読書メーター

 

3月は全身の関節痛と倦怠感と微熱に悩まされました。

特に関節痛は酷くて、酷い時は起きられない事もありました。

内科で2度も検査してもらいましたが、原因は不明。

しまいにはお医者様が「2月に何かありましたか?」と尋ねられ

「大き環境の変化がありました」とお答えしたところ

「ストレスかもしれませんね」との事。

心療内科へいって事情を説明して漢方薬を処方して頂き、

ようやく痛みが落ち着いてきたところです。

また、昨年の12月から4月にかけてパワーストーンのブレスレットが

3回も切れるという事が起こり、

駄目になってしまったブレスレットの石は自然に還していただくことになり

新しい石のブレスレットと前から持っている瑪瑙のブレスレットは

修復可能との事でなおして頂くことになりました。

石たちが必死に私の事を守ってくれていたのだと思います。

感謝です。

 

今月、セキセイインコのユキが6歳になりました。

昨年は自分で自分の脚を咬んでしまい、長期間エリザベスカラーと薬のお世話になってしまいましたが、今年は元気にいてほしいと思います。