2021年12月の読書記録

12月の読書記録を残しておきます。

 

12月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:3645ページ
ナイス数:1672ナイス

ふしぎ遊戯 4 (フラワーコミックス)ふしぎ遊戯 4 (フラワーコミックス)感想
翼宿と軫宿が登場。鬼宿が人質として囚われてしまった。青龍の巫女となった唯の傍に置かれる。鬼宿を取り戻し唯の誤解を解くために美朱は柳宿と七星士を探す旅に出る。しかし居ても立っても居られずに星宿(皇帝)が美朱に同行する事になる。少華さんが哀れ。
読了日:12月26日 著者:渡瀬 悠宇
ふしぎ遊戯 (3) (少コミフラワーコミックス)ふしぎ遊戯 (3) (少コミフラワーコミックス)感想
四神天地書の中で再会出来た唯に降りかかった災難。美朱の事を誤解して敵対することになる。井宿登場。好きなキャラクター。この巻から人が死ぬ事が増え始める。自分のせいで犠牲者が増える事が美朱には辛い。
読了日:12月26日 著者:渡瀬 悠宇
ふしぎ遊戯 (2) (少コミフラワーコミックス)ふしぎ遊戯 (2) (少コミフラワーコミックス)感想
『四神天地書』の中に吸い込まれて朱雀のが巫女となった美朱。衰弱したため一度現実社会へ戻ってきたが、今度は親友の唯が行方不明になる。本の中に吸い込まれたと確信した美朱は再び四神天地書の中へ戻っていく。とにかく美朱が破天荒過ぎてハラハラする。
読了日:12月26日 著者:渡瀬 悠宇
ふしぎ遊戯 (1) (少コミフラワーコミックス)ふしぎ遊戯 (1) (少コミフラワーコミックス)感想
昔、テレビで途中から見て面白く思った事を思いだし、心が疲れている今読もうと思い、図書館で借りました。なるほど、こういう始まりだったのですね。面白いです。美朱、けっこう腕っぷしが強い。引続き読んでいこうと思います。
読了日:12月26日 著者:渡瀬 悠宇
ねことじいちゃん(5) (メディアファクトリーのコミックエッセイ)ねことじいちゃん(5) (メディアファクトリーのコミックエッセイ)感想
厳じいちゃん、倒れてビックリしたけど元気になってよかった。そして奥さんと離れて暮らしていた事にもビックリ。でもとても素敵なご夫婦でした。若田先生も島が好きと言ってくれる気持ちが可愛いです。島に移動スーパーが来るようになって良かったですね。
読了日:12月25日 著者:ねこまき(ミューズワーク)
ゾウに魅かれた容疑者 警視庁いきもの係ゾウに魅かれた容疑者 警視庁いきもの係感想
今回は海外にまで飛び出したいきもの係のお話でした。象は好きな動物です。象牙の密輸で象が殺されている現実を以前テレビで見たことがありました。酷いことをするものです。薄さんの変な日本語の言い回し、ちょっとくどすぎてやり過ぎに感じました。種明かしされてみれば単純なお話でしたが、やはり欲に目が眩んだ人間ほど恐ろしい存在はありませんね。白い道、見てみたいものです。
読了日:12月24日 著者:大倉 崇裕
銀河の森、オーロラの合唱 (文春文庫)銀河の森、オーロラの合唱 (文春文庫)感想
宇宙人と暮らしている身寄りのない子供達。宇宙人は彼ら彼女らの『ママ』で子供たちと暮らす理由がある。子供達の心の闇や孤独、不安、そして成長していく姿が描かれてある。宇宙人自体はあまり物語に登場しないので、意味があるのかな?と思ったけれども、地球人ではこの物語は成り立たなかったのだろう。どんな時代にも場所にも汚い大人、ズルい大人はいるものだ。そんな大人を信用しない子供達。深く傷ついた心。でも宇宙人のママと周囲の優しい大人達のおかげで少しずつ気持ちは変わっていくのかもしれない。次郎がそうだったように。
読了日:12月21日 著者:太田 紫織
完全版 いじめられている君へ いじめている君へ いじめを見ている君へ完全版 いじめられている君へ いじめている君へ いじめを見ている君へ感想
『いじめられている君へ』自分自身のいじめられた経験や息子が受けたいじめを思い出してちょっと辛かったけれども、私も彼も学校とは違う世界を持つことで乗り越えた。同じアドバイスがあった。『いじめている君へ』いじめている側への呼びかけ。届くといいなあと思う。少なくともこの本を読むような子には通じる可能性はありそうだ。『いじめを見ている君へ』いじめを見ているだけなのもいじめをしているのと同じだ。いじめられている人にとっては同じ加害者だ。許されるとは思わない方がいい。皆さん、自分の世界を広げよう❗
読了日:12月19日 著者: 
くろうまブランキーくろうまブランキー感想
読メで知った絵本。図書館で借りました。くろうまブランキーは一生懸命働いたのに、あんまりです。さんたくろーすさんが声をかけてくれて良かった。動物だって豊かな感情があります。我家の小さなセキセイインコだって感情があり個性があります。共に暮らす以上、家族として大切にしてやってほしいです。
読了日:12月18日 著者:伊東 三郎
本能寺の変 生きていた光秀本能寺の変 生きていた光秀感想
う~~ん、面白かったのですが、ラストは、それはこじづけでは?と思える展開でちょっと引いてしまいました。途中までは面白かったんだけどなあ。明智光秀が生きていたなんてロマンですものね。
読了日:12月16日 著者:井上慶雪
赤いろうそくと人魚 (パール文庫)赤いろうそくと人魚 (パール文庫)感想
表題作は子供の頃読んだきりだったので、こんな話だったか!とちょっと驚いた。切ない。この作品集は暗い北の国の話が多い。読んでいて辛い話が多かった。
読了日:12月13日 著者:小川 未明
言いまつがい (新潮文庫)言いまつがい (新潮文庫)感想
笑わせてもらいました。言いまつがい(言い間違い)は私にも経験があります。だからこそ壷にはまってしまって笑いを抑えられなかったものもありました。笑って免疫力があがったかしら?
読了日:12月11日 著者:糸井 重里,ほぼ日刊イトイ新聞
クリムゾンの疾走: 南アルプス山岳救助隊K-9 (徳間文庫)クリムゾンの疾走: 南アルプス山岳救助隊K-9 (徳間文庫)感想
空手の大会の為東京へ出てきていた静奈と曽我野がシェパードばかりが誘拐されて殺害される事件に巻き込まれ、あろうことかバロンが誘拐されてしまう。必死に追いかける静奈さんの凄まじいカーチェイスや闘いに息つく暇もない。前半は読むのがしんどかったです。事件も解決しバロンも無事でしたが、今回は山での話は少なかったです。どちらかといえば、山でのお話を読みたいです。けれどもウイルスが絡むお話だったので、新型コロナと重ねてしまいました。
読了日:12月08日 著者:樋口 明雄
葬儀屋が教える ココだけの怖い話 (宝島SUGOI文庫)葬儀屋が教える ココだけの怖い話 (宝島SUGOI文庫)感想
葬儀屋さんの体験談だけあってリアルに感じられました。亡くなられた方に対する真摯な気持ちや対応に好感が持てました。そして決して人を怨んだり怨まれたりすることのないように生きていきたいと思いました。
読了日:12月05日 著者:オフィス・サンガ・編著
あしたはれたら死のう (文春文庫)あしたはれたら死のう (文春文庫)感想
「あしたはれたら死のう」SNSの日記にそう書き残した遠子は翌日同級生の男子、志信と橋から飛び降りた。遠子は生き残り志信は亡くなった。だが病院で目が覚めた遠子は数年分の記憶と感情の一部を失っていた。読み友さんお薦めの本。物語の始めから謎に満ちていて、その謎が解き明かされていく過程が良いです。自殺未遂をする前の遠子はかなり嫌な性格だったみたいですがその後の遠子はいいなあと思いました。志信の秘密が分かってくるにつれ辛い気持ちになりましたが、彼からのメッセージを受け取った遠子には力強く生きていってほしいと思います
読了日:12月02日 著者:太田 紫織
日本の美しい庭園図鑑日本の美しい庭園図鑑感想
お庭はどれも個性があって美しい。その中でも龍安寺の方丈庭園に一番魅かれました。一度見に行きたいものです。あとは岸和田城庭園(八陣の庭)も行ってみたいです。やっぱりここでも枯山水や石と砂で表現されたお庭に魅かれました。
読了日:12月02日 著者:大野 暁彦,鈴木 弘樹

読書メーター

2021年10月の読書記録

10月の読書記録を残しておきます。

体調不良でほとんどコミックしか読めず。。。

11月はまともな読書がしたいです。

それにしてもこの疲れはどこからきているのか?と思っていたら

原因が分かりました。

いつも何か夢を見ているのですが、起きたら全て忘れていました。

ところが先日、目覚めてもおぼろげながら覚えていました。

夢の中で、仲間と一緒に作戦を考えて戦っていました。

寝ていても戦っているのですから、十分休息できていなかったのでしょう。

リアルの世界でも闘い、夢の中でも私は闘っていたのか、と

ちょっと自分が可哀想になりました。

 

 

10月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:3223ページ
ナイス数:1420ナイス

ひかげで育つ花・草・木ひかげで育つ花・草・木感想
坪庭に植えたい植物を見つけることが出来ました。可憐な日陰の花や草や木の写真に癒されました。葉っぱだけでも花器に生けるやり方など、知らなかった事が分かって良かったです。
読了日:10月31日 著者:岡井 路子
せんせい、誤診です!  ~ホラー漫画家の本当にあった怖い闘病~せんせい、誤診です! ~ホラー漫画家の本当にあった怖い闘病~感想
怖い話の漫画で有名な作者。緑内障と診断された後、本当の病気が分かるまでの大変さ。しかもお母さままで病に倒れてそのお世話もあって、本当によく頑張っていらっしゃったのだと思いました。お医者様もレアなケースには気づかれない事もあるのだなと改めて思いました。中にはこちらが疑問に思うことを尋ねると機嫌を悪くする医者もいるようですが、自分や家族の命が大切だから怯まずに尋ねるか、医者を変えることも大切ですね。
読了日:10月30日 著者:山本 まゆり
日陰の庭を楽しむ!成功実例集 (主婦と生活生活シリーズ すてきなガーデンデザイン)日陰の庭を楽しむ!成功実例集 (主婦と生活生活シリーズ すてきなガーデンデザイン)感想
庭の写真が見たくて図書館で借りました。皆さんそれぞれお庭に個性が現れていて良かったです。
読了日:10月29日 著者: 
ネコになる本ネコになる本感想
猫の事が詳しく丁寧に書かれてありました。猫が好きですが 年齢的にも生活環境からも、飼う事は出来ません。でも勉強になりました。
読了日:10月29日 著者:大石 孝雄
おじさまと猫(8) (ガンガンコミックス pixiv)おじさまと猫(8) (ガンガンコミックス pixiv)感想
まさか、おじさまに娘だけじゃなく、息子までいたなんて❗驚きでした。娘の空子さん、面白すぎて素敵です。息子の星鳴さん、お母さまの為によかれとした事が原因で猫嫌いになっていたのですね。でもふくまるのおかげで克服できそうですね。ただ人間不振の方は手強そう。でもこちらも森山君との今後の絡みでちょっと期待できそうです。
読了日:10月23日 著者:桜井海
夜明けの図書館(7) (ジュールコミックス)夜明けの図書館(7) (ジュールコミックス)感想
学校図書館へようこそ』『雨の中の光明』『お父さんお母さんと一緒』『私の夜明け』の4編。学校図書館の司書さんも大変だ。関心が薄い教員の気持ちを動かしたのは凄いです。災害の被害者が自分の辛い体験を後世の為に証言しようと決心される過程が丁寧に描かれてあって良かったです。子育ては夫婦でするもの。その原点を思い出して良かったです。現実はまだまだ難しいのかな?大野さん、相変わらずプロフェッショナルです。皆で夜明けを見て、各々の明るい未来が想像できるラストでした。
読了日:10月18日 著者:埜納 タオ
新和風の庭実例集 (ブティックムックno.1113)新和風の庭実例集 (ブティックムックno.1113)感想
お庭はいいですね。庭のない家に暮らしていると羨ましくなる。けれども庭があったらあったで手入れが大変なのだろう。この本に登場する方々も手入れが少なくていい庭を要望されている方が多かったです。やっぱり日本人なのだなと思ったのは和の庭に惹かれたから。before、afterの写真がもっと欲しかったです。
読了日:10月17日 著者: 
死と彼女とぼく(5)<完> (講談社漫画文庫)死と彼女とぼく(5)<完> (講談社漫画文庫)感想
最終巻。トオル君の話が切ない。ゆかりと杏子さんの話が好き。杏子さんと優作との繋がりに納得です。
読了日:10月16日 著者:川口 まどか
死と彼女とぼく(4) (講談社漫画文庫)死と彼女とぼく(4) (講談社漫画文庫)感想
死者にも様々な事情がある。勿論生者にも。雨乞いの犠牲になった子供の話は辛かった。「開かれた死の夢」は好きな話です。ジュリアさんの背負い投げには笑ってしまった。ジュリアさん、カッコいい。
読了日:10月16日 著者:川口 まどか
死と彼女とぼく(3) (講談社漫画文庫)死と彼女とぼく(3) (講談社漫画文庫)感想
スエちゃん、寂しかったのですね。きっと救われたのですよね。暗く悲しい話が多い中で、『小鬼の願い』は最後コミカルで笑わせてもらいました。
読了日:10月14日 著者:川口 まどか
死と彼女とぼく(2) (講談社漫画文庫)死と彼女とぼく(2) (講談社漫画文庫)感想
優作の両親の出会いが素敵。優作の母親も同じ能力を持っていたのですね。そして父親は悪い物を全て跳ね飛ばす力を持っていて凄い。最強の二人の間に生まれていたのですね。優作の父親、いいですね。それにしても見えるからと言って死者に酷い事をする水原女史はいただけないですね。優作が懲らしめても懲りないみたいなので、いつか痛い目に遭うのではないかしら?
読了日:10月12日 著者:川口 まどか
ゾウと旅した戦争の冬ゾウと旅した戦争の冬感想
介護施設に入所しているリジー。彼女はある日、看護師とその息子カールに若き日のゾウとの体験を話し始めるのだった。ドイツも日本も同じ。戦時中の動物園の悲劇は胸が痛い。でもこの物語ではリジーの母親が園長を説得した事により子ゾウのマレーネの命が救われた。空襲から命が助かった一家はマレーネを連れて命がけの旅に出る。戦争の残酷な所は善良な人でも疑心暗鬼になる点と、命を奪う事しか起きない点。もう二度と戦争は起きてほしくない。
読了日:10月12日 著者:マイケル モーパーゴ
死と彼女とぼく(1) (講談社漫画文庫)死と彼女とぼく(1) (講談社漫画文庫)感想
死者が見える能力を持つゆかり。そして死者の声や動物の声が聞こえる能力を持つ優作。優作は彼女の助けを求める声がきこえるようになってからずっと探し求めてきてついに出会う。ふたりのコンビが良い感じ。でも酷い死者が多すぎる。悲しすぎる。
読了日:10月10日 著者:川口 まどか
あずかりやさん まぼろしチャーハンあずかりやさん まぼろしチャーハン感想
「ラブレター」好みの作品です。「ツキノワグマ」ちょっと切ない。「まぼろしチャーハン」そんなに美味しいチャーハン、ぜひ食べてみたい❗「高倉健の夢」いやあ、正直者には福があるのですね。夢が叶って良かった。「文人木」イトさんだけは孫の章人の事を見抜いていたのですね。新たな生き方が文人木に良い影響を与えたようで良かったです。
読了日:10月07日 著者:大山 淳子

読書メーター

2021年9月の読書記録

9月の読書記録を残しておきます。

事務所や部屋の引っ越しがあり疲れてしまってコミックばかりになってしまいました。

おまけに8月の読書記録を残せませんでした。。。(T_T)

 

9月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:1807ページ
ナイス数:1656ナイス

なんて素敵にジャパネスク 人妻編 11 (花とゆめCOMICS)なんて素敵にジャパネスク 人妻編 11 (花とゆめCOMICS)感想
ついに最終巻。瑠璃姫が帥の宮を止められず万事休すという時に高彬が駆けつけて帥の宮を殴り倒して止めることに成功した。高彬、格好いい。そこからは高彬の手筈通りに行動した瑠璃姫。無事に帥の宮と桐壺女御を逃がしたが、高彬が大火傷をおってしまった。知らせを聞いた瑠璃姫は気を失ってしまう。ヤキモキしたけれどもなんとかハッピーエンドになりました。良かった。
読了日:09月26日 著者:山内直実
なんて素敵にジャパネスク人妻編 第9巻 (花とゆめCOMICS)なんて素敵にジャパネスク人妻編 第9巻 (花とゆめCOMICS)感想
負けを認めた帥の宮に出家して都を離れる事を約束させた瑠璃姫。しかし帥の宮の愛する姫がいるために少し時間が欲しいと告げる。
読了日:09月20日 著者:山内 直実,氷室 冴子
なんて素敵にジャパネスク人妻編 第10巻 (花とゆめCOMICS)なんて素敵にジャパネスク人妻編 第10巻 (花とゆめCOMICS)感想
大弐を問い詰めてすべてを聞き出した瑠璃姫。帥の宮と桐壺女御との秘密は驚愕するものだった。最後のかけに出た帥の宮を止めるべく瑠璃姫は急ぐ。しかし帥の宮は瑠璃姫を気絶させて去っていく。どうなるか?
読了日:09月20日 著者:山内 直実,氷室 冴子
なんて素敵にジャパネスク人妻編 第8巻 (花とゆめCOMICS)なんて素敵にジャパネスク人妻編 第8巻 (花とゆめCOMICS)感想
帥の宮の陰謀を止めたかのように思われたが、そんな甘いものではなかった。そして桐壺女御につかえている大弐が怪しいと気づいた瑠璃姫は彼女と対峙する。人殺しも厭わない帥の宮に愛してきた姫がいると告げられ、その姫こそ桐壺女御と気づいた瑠璃姫。人間模様が複雑になってきました。
読了日:09月19日 著者:山内 直実,氷室 冴子
なんて素敵にジャパネスク人妻編 第7巻 (花とゆめCOMICS)なんて素敵にジャパネスク人妻編 第7巻 (花とゆめCOMICS)感想
東宮と生母桐壺女御を守る為に文使いとして牛車に乗った瑠璃姫。ところが、帥の宮に全てバレていて捕らえられてしまう。それにしても帥の宮は酷すぎる。どうしてそこまで残酷になれるのか?本当に宮なのか?と思ってしまうほど、悪党にしか見えない。果たして瑠璃姫は帥の宮の企みを阻止できるのか?続きが気になります。
読了日:09月14日 著者:山内 直実
なんて素敵にジャパネスク人妻編 第6巻 (花とゆめCOMICS)なんて素敵にジャパネスク人妻編 第6巻 (花とゆめCOMICS)感想
大皇の宮計らいで後宮に女房として入った瑠璃姫。そこへ帝がやってきたので御簾の影に隠れて驚かせようとするが、そばには帥の宮が。そして高彬までやってきて登場する機会を失ったかのように思えたが、そこは瑠璃姫。怒り心頭で思わず飛び出してしまう。しかしそのせいで高彬の妹の由良姫の入内の話が動き始めてしまう。瑠璃姫の画策が始まる。
読了日:09月13日 著者:山内 直実,氷室 冴子
なんて素敵にジャパネスク人妻編 第5巻 (花とゆめCOMICS)なんて素敵にジャパネスク人妻編 第5巻 (花とゆめCOMICS)感想
帥の宮に反撃する為に守弥、煌姫を巻き込んで動き出した瑠璃姫。大皇の宮の女房として忍び込んだ瑠璃姫。早速大皇の宮と東宮の母君である桐壺女御に挨拶に向かうが・・・。さてどうなることやら。
読了日:09月12日 著者:山内 直実,氷室 冴子
なんて素敵にジャパネスク (人妻編4) (花とゆめCOMICS (3009))なんて素敵にジャパネスク (人妻編4) (花とゆめCOMICS (3009))感想
やはり罠が完璧すぎて帥の宮に見破られ、瑠璃姫はピンチに。それにしても瑠璃姫のお腹を殴るなんて酷い❗でもこれで帥の宮の正体が分かったように思う。帝の信頼を得ながら影で次の帝の座をめぐって暗躍しているのだと思う。お腹を殴られて倒れた瑠璃姫を心配して助けてくれた煌姫をちょっと見直しました。
読了日:09月05日 著者:山内 直実
なんて素敵にジャパネスク (人妻編3) (花とゆめCOMICS (2900))なんて素敵にジャパネスク (人妻編3) (花とゆめCOMICS (2900))感想
煌姫を引き取りたいという人物が現れた。なんと帝の叔父の帥の宮だった。煌姫と協力して帥の宮に罠をかけることになった。考えたのは勿論守弥。しかし敵もさるもの。一人になった瑠璃姫に不審な影が忍び寄る。
読了日:09月05日 著者:山内 直実
なんて素敵にジャパネスク人妻編 第2巻 (花とゆめCOMICS)なんて素敵にジャパネスク人妻編 第2巻 (花とゆめCOMICS)感想
食えない煌姫ですね。でも瑠璃姫も負けていません。瑠璃姫の所へ刀を持って乗り込んできた高彬。隠れていたのは守弥であって遠野ではなかった。そして吉野での事を話してなんとか誤解は解けたけど、まだまだ波乱は続きそうな予感。
読了日:09月05日 著者:山内 直実
なんて素敵にジャパネスク人妻編 第1巻 (花とゆめCOMICS)なんて素敵にジャパネスク人妻編 第1巻 (花とゆめCOMICS)感想
無事に結婚した瑠璃姫と高彬。幸せに過ごしているのかと思いきや、母上が新妻の心得を毎日説きにきて瑠璃姫はうんざり。そこへ高彬が守弥の思い人と思い込んでいる煌姫を三条邸で面倒をみて欲しいと連れてくる。吉野で拾った記憶喪失の男、峯男が実は守弥だと分かり、吉野での事は高彬には内密にすることになる。煌姫がやってきた事で又騒動が起きそうな雰囲気。次巻が気になる
読了日:09月03日 著者:山内 直実,氷室 冴子
雨降る森の犬雨降る森の犬感想
良かったです。母がアメリカへ男性と行ってしまった為、伯父の道夫の家に世話になる中学生の雨音。道夫の家にはワルテルという犬がいた。ワルテルに子分扱いされ馬鹿にされる雨音。でも次第にワルテルと心を通わせていく。別荘地の為隣家に休みの時にやってくる国枝家。息子の正樹は雨音の事を覚えていて、すぐに呼び捨てにして妹扱いされる。腹を立てながらも正樹とも心を通わせていく。正樹も又家庭に問題を抱えていた。少年少女と犬が信州の美しい自然の中で成長していく物語。ワルテルが大好きな森が素敵です。ワルテルの最期には涙がこぼれた。
読了日:09月03日 著者:馳 星周
丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。6 (角川文庫)丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。6 (角川文庫)感想
吉原不動産の第六物件管理部が株式会社第六リサーチとなっていよいよ始動。会社の入っているビルのオーナーが又凄い経歴の持ち主で変わり者。でも第六にとっては心強い味方になるかもしれない。井原さんは変な依頼ばかり持ってくるけれども、双子の妹の事ではちょっと可哀想でした。もっと早く次郎に打ち明けていればもしかしたら?と思うのは罪な事ですよね。
読了日:09月02日 著者:竹村優希

読書メーター

2021年7月の読書記録

遅くなりましたが、7月の読書記録を残しておきます。

 

7月の読書メーター
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:4328ページ
ナイス数:2383ナイス

祝祭と予感祝祭と予感感想
蜜蜂と遠雷』のスピンオフ。各々の登場人物たちの側面を知る事が出来て良かった。「春と修羅」の曲にそんなエピソードがあったなんて。。。風間塵は相変わらずで笑ってしまった。
読了日:07月31日 著者:恩田 陸
怪談実話 終 怪談実話シリーズ (竹書房文庫)怪談実話 終 怪談実話シリーズ (竹書房文庫)感想
今回は既読の話が多かったので、自分のチョイスにちょっとがっかりした。話自体は色々あって良かったのですが。ただ、『落下』だけは話者に対して腹が立った。飼い猫でしかも老猫に対してどうしてそんな残酷な事が出来るのか?いくら子供でも言い訳にしか思えない。おまけに未だに猫に対して謝罪も供養もしていないようなので腹が立ったのです。動物の命も人の命も大切にしてほしい。
読了日:07月30日 著者:黒木あるじ
怪談実話 叫 (恐怖文庫)怪談実話 叫 (恐怖文庫)感想
今回もぞっとする話が多かったです。そんな中、『満月』だけはほっこりしました。村人をだましてばかりいた狐にも情と言うものがあったのですね。なんにせよ、見えない物への畏怖の心は忘れないようにしようと思った。
読了日:07月29日 著者:黒木 あるじ
百物語 (3) (新潮コミック)百物語 (3) (新潮コミック)感想
シリーズ最後の3巻目。今回は怖いというよりは可哀想に思う話が多かった。無事に御隠居さんが99話を聞き終えて、最後のお線香をあげたところで終了。その99話目の『杢兵衛の孫の話』が一番印象に残った。
読了日:07月25日 著者:杉浦 日向子
百物語 (2) (新潮コミック)百物語 (2) (新潮コミック)感想
シリーズ2巻目。やっぱり幽霊というよりは奇妙な話が多い。人の力ではどうしようもない辛い話もある。
読了日:07月24日 著者:杉浦 日向子
おたがいさま れんげ荘物語おたがいさま れんげ荘物語感想
コナツさんもチユキさんも問題を抱えていたが解決して良かった。それにしてもコナツさん、母性溢れる人だったのですね。彼の息子さんを可愛がっているみたいで。そしてチユキさんにはビックリ。山の彼の所とれんげ荘を行ったり来たりの生活。二人とも事実婚。確かに女性が姓を変えるのは不便ですよね。クマガイさんは相変わらず颯爽としていてカッコイイです。キョウコはまるで今はやりのFIRE( 「Financial Independence(経済的自立), Retire Early(早期退職)」のはしりみたいですね。
読了日:07月21日 著者:群ようこ
太陽の子 文芸書新装版 (理論社の文芸書版)太陽の子 文芸書新装版 (理論社の文芸書版)感想
ずいぶん昔にNHKのドラマで見た覚えがあり手に取りました。当時の沖縄はこんなにも差別されていたのか?と驚きました。ふうちゃんのご両親のお店[てだのふぁ・おきなわ亭]は温かくて素敵なお店です。そこに集う沖縄出身の人々は陽気で優しい人たちですが、戦争の悲惨さ残酷さと差別を知った上でのことでした。12歳の少女ふうちゃんが父親の病気が良くなる事を願いながら、悲しみを抱えながら生きている沖縄の人々の幸せを願いながら、沖縄の事を知ろうと努力する姿が健気です。
読了日:07月19日 著者:灰谷 健次郎
百物語 (1) (新潮コミック)百物語 (1) (新潮コミック)感想
江戸時代、御隠居さんが退屈しのぎに会う人に珍しい話を聞かせてくれと頼み、百物語を集めようとしだす。それほど怖いとは思わないが、奇妙な世界観は好きです。
読了日:07月18日 著者:杉浦 日向子
あかいふうせんあかいふうせん感想
文字のない絵本。赤い風船がどんどん形を変えていきます。次は何になるのかを想像しながら見ました。
読了日:07月17日 著者:イエラ・マリ
怪談実話 震 (竹書房文庫)怪談実話 震 (竹書房文庫)感想
怪談実話。色々な事があるものですね。遭遇したくないようなお話が多い。『寺猿』は無縁仏の為にとった猿の群れの行動が不思議だ。人間よりも人の心を持っているかのようだった。『逆爺』は切なかった。C子さんに謝る為に出てこられたのが律儀すぎて。『花火』もお爺さんの孫への思いが切なかった。
読了日:07月16日 著者:黒木 あるじ
怪談実話 痕(しるし) (竹書房恐怖文庫)怪談実話 痕(しるし) (竹書房恐怖文庫)感想
既読のものも含まれていたが、今回も中々なものでした。特に『猫目』はこういっては体験者に失礼かもしれないけれども、そんな非道な事をするから因果応報の目にあったのだとちょっと溜飲が下がった。『根絶』も同じ。そんな酷い事をしておきながらのうのうと生きている事。詫びもせず贖罪もせず許されるはずがないと思う。自業自得だ。ちょっと辛目になってしまったが、要は生きとし生けるものの命を尊ぶこと、目に見えない存在への畏怖を忘れないことが大切なのだと思う。
読了日:07月15日 著者:黒木 あるじ
みつばちと少年みつばちと少年感想
発達障害を疑われている少年雅也。養蜂家のおじさんの所へ一人で泊まりに行く事になった。ところがおじさんの所では泊まれなくなり、北の太陽という家に預けられる。そこは身寄りのない子供など訳アリの子供たちが暮らしている家だった。発達障害は難しい。本人も分かってもらえない苦しさがあり、周囲も理解できないとまどいがある。作中でも雅也の言動にヒヤヒヤした。でも北の太陽の家で暮らすうちにだんだん成長していく様子が見えて良かった。少なくとも心を通い合わせることができる友達が出来て良かった。普通に生きるってどういう事だろう?
読了日:07月12日 著者:村上 しいこ,高山 裕子
時をさまようタック (児童図書館・文学の部屋)時をさまようタック (児童図書館・文学の部屋)感想
森の中の泉の水を飲んだ為に不老不死になってしまったタック一家。萩尾望都様の『ポーの一族』を思い浮かべた。死があるから、命に限りがあるからこそ、命が輝き生に意味を見つけられるのかもしれない。
読了日:07月11日 著者:ナタリー バビット
怪談を書く怪談 (幽ブックス)怪談を書く怪談 (幽ブックス)感想
作者の怪異体験談。特に『船玉さま』は形は違えど何時なんどき我が身に降りかかってくるかもしれない怖さがある。『島の髑髏』はヤシガニの所業がユーモラスだった。ただお骨を島の外に持ち出して弄ぶのはいただけない。身近に潜む怪談実話。とても恐ろしいわけではないけれども、気をつけようと思えるぐらいには残った。
読了日:07月11日 著者:加門七海
きのうの神さまきのうの神さま感想
『1983年のほたる』『ありの行列』『ノミの愛情』『ディア・ドクター』『満月の代弁者』の5編。個人的には『ノミの愛情』が好みです。優秀な小児外科医の夫、外面のいい夫を内助の功で支える元看護師の妻。この妻になんとなく共感出来て、ちょっと面白がっている自分がいました。閉鎖的な村の事。へき地の医療の現実。重いのですが、どこかユーモラスでした。
読了日:07月08日 著者:西川美和
神様には負けられない神様には負けられない感想
義肢装具士を目指し専門学校に通うさえ子、真純、戸樫の3人のお話。3人のキャラが良い。こんな素敵な仲間、羨ましいです。義手や義足の製作って本当に細かい作業が多くて専門用語もたくさん出てきて目が回りそうでした。尊敬します。無器用な私にはムリです。バリアフリーと最近はよく耳にしますが、浸透するのはなかなか厳しそうですね。ひとりひとりの意識が変わっていき、世間が変わっていくのにはまだまだ遠い道のりのようです。でも戸樫君の言うように、ある日突然には無理だけど、毎日ほんの少しずつならば変えることが出来るはず。
読了日:07月06日 著者:山本 幸久
あの日の交換日記 (単行本)あの日の交換日記 (単行本)感想
面白かったし良かったです。交換日記で紡がれる人と人の心の交流。『入院患者と見舞客』『教師と児童』『姉と妹』私も入院していた妹と交換日記をしていたので懐かしく思い出した。『母と息子』『加害者と被害者』先生の事が衝撃的でした。そして誠心誠意謝る彼が素晴らしい。義父を引き殺して逃げている加害者に読ませてやりたいし、爪の垢を煎じて飲ませたい。『上司と部下』『夫と妻』夫婦の危機が免れてホッとした。アクアマリンのペンダント、やっぱり幸せな結婚のシンボルでしたね。
読了日:07月04日 著者:辻堂 ゆめ
なんで私が適応障害!?: 暗闇の中で光を見つけた私。なんで私が適応障害!?: 暗闇の中で光を見つけた私。感想
作者が適応障害になった経緯と寛解するまでをマンガで非常に分かりやすく書かれてありました。会社の対応は酷すぎる!とても辛かっただろうなあと思いました。でも彼氏が理解があって良かったです。私も子供の声や外のちょっとした音にイライラしたり、前は出来たのにどうして出来ないのか?情けないと自分を卑下したり、何をするのも億劫で仕方がない時があったので、共感出来ました。夫に対しても、しゃべりかけないでくれ、ひとりにしてほしい、私が話しかけるまでほっておいてほしい、なんて言っていた時期もあったので。治って良かったですね。
読了日:07月03日 著者:乃樹愛
私、コスモの目になる!―盲目の馬と少女のこころの交流私、コスモの目になる!―盲目の馬と少女のこころの交流感想
タカラコスモスと華苗さんの事は随分前にニュースで知りました。映画にもなり、当時話題になっていました。今回この本で華苗さんが失明して苛立っていたタカラコスモスとどのように心を通わせていったのかがよく分かりました。華苗さんの事を尊敬します。本当に馬が好きで努力家で凄い人です。私だったら途中で挫けていたと思います。華苗さんの御両親も良い方で華苗さんへのアドバイスに娘さんと馬への愛が感じられます。コスモの出産と子育て、そして別れ、目の奥がじわっと熱くなりました。
読了日:07月02日 著者:橘内 美佳
「しあわせ」になれないのは、あなたのせいじゃない!――人生を覚醒にみちびく「たましい」の秘密 (スピリチュアルの教科書シリーズ)「しあわせ」になれないのは、あなたのせいじゃない!――人生を覚醒にみちびく「たましい」の秘密 (スピリチュアルの教科書シリーズ)感想
今まで読んだスピリチュアル本の中でもちょっと違う雰囲気の本でした。でも仰っている事は共感できる部分もありました。宇宙のシステム(かみさま)はしあわせになりたいというストレートな言霊はそのまま認識するけれども、不幸せになりたくないでは、不幸せだけが認識されて、なりたくないは否定文なので認識されないーという点です。言葉には力があるから、否定的な言葉よりも肯定的な言葉の方が良いと思ってきたので、それは納得できました。とても独自の世界観をお持ちの方と思いました。
読了日:07月02日 著者:真仲 桃ノ介

読書メーター

 

8月12日から一泊二日で四国へ行ってきました。

緊急事態宣言中でしたが、義母の分骨の為、私たち家族と夫の従姉の4人で行ってきました。

義母の実家のお墓なので、従妹の許可を貰わないといけない為、一緒に行って貰いました。

時々雨脚が強くなる中、3年近く行ってなかったので、荒れ放題のお墓を掃除して

無事に分骨を終えました。

宿は『旅宿にった』さんでした。

旅宿にった  tabiyado-nitta

やはりキャンセルが相次いだとの事で、私たちの他にもう一組のお客様だけでした。

高台にある為、海を見下ろす事が出来て良かったです。

ロフトのあるお部屋で、とても気持ち良かったです。

 

 

2021年6月の読書記録

6月の読書記録を残しておきます。

 新型コロナワクチンの予防接種ですが、なかなか思うように進みませんね。

実家の両親は2回とも済みましたが、我が家では夫が1回目を終わったばかりです。

私は7月に1回目、8月に2回目の予約をかかりつけ医にしてありますが、

ここへきてワクチンが足りないなんて話も出てきて

いったい政府は何をやっているのでしょう?

オリンピックもいいけれども、もっと国民の事を考えてほしいものです。

 

6月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2032ページ
ナイス数:1812ナイス

怪談実話傑作選 磔 (竹書房怪談文庫)怪談実話傑作選 磔 (竹書房怪談文庫)感想
怖かったです。久しぶりに怖さを感じられる本に出会えました。実話との事で、筆者なりにルールをもうけて書かれてあるだけに今まで読んだ事のないお話が多かったです。ただ、『草爺』だけは切なかったです。この方の作品を引き続き読んでみたいと思います。
読了日:06月30日 著者:黒木 あるじ
丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。5 (角川文庫)丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。5 (角川文庫)感想
とうとう一哉さんの事と吉原家の呪いの件が解決しましたね。まさか白砂神社と繋がっていたとは。途中から何となく犯人の予想はついていましたが、悲しいですね。そして次郎と澪は新しい一歩を踏み出しました。良かった。巻末の晃くんと美優さんの話は切なかったですね。
読了日:06月27日 著者:竹村優希
写真集「ねことじいちゃん」写真集「ねことじいちゃん」感想
ねことじいちゃんの映画があったなんて知りませんでした。しかも監督が岩合さん!この写真集はその映画に登場した大吉さんやタマや島の風景などで、とても癒されます。それにしてもタマ役のベーコン、落ち着いたものですね。立派な役者ですね。良かったです。
読了日:06月26日 著者:岩合光昭
ひきこもり図書館 部屋から出られない人のための12の物語ひきこもり図書館 部屋から出られない人のための12の物語感想
今の時期にピッタリだと思い、読みました。引きこもりにちなんだ作品のアンソロジー萩尾望都さんの『スロー▪ダウン』とエドガー▪アラン▪ポーの『赤い死の仮面』は既読でした。その他の作品は初めて読んだものばかりでした。その中でも『フランケンシュタインの方程式』には笑ってしまいました。『私の女の実』は衝撃的でした。
読了日:06月25日 著者:萩尾 望都,萩原 朔太郎,フランツ・カフカ,立石 憲利,星 新一,エドガー・アラン・ポー,梶尾 真治,宇野 浩二,ハン・ガン,ロバート・シェクリイ,上田 秋成
ねことじいちゃん(4) (メディアファクトリーのコミックエッセイ)ねことじいちゃん(4) (メディアファクトリーのコミックエッセイ)感想
島のお店が閉店し店主夫妻が島を出ていかれた。大吉さんが島外へタマの餌を購入しに行こうとしたら、島の皆から頼まれた物をたくさん買う羽目になってしまって、過疎とか、高齢者ばかりの地域の現状はたぶん同じなのだろうと思った。じいちゃんとばあちゃんと猫の島。自然が豊富で素敵だけれどもそれだけではどうしようもない現実もある。子供たちがテグスで魚釣りをしている場面では、息子が幼い時に四国でやったことを懐かしく思った。大吉さんがキンパをお裾分けされた場面では、昨夕食べたばかりだったので偶然にちょっと驚いた。
読了日:06月20日 著者:ねこまき(ミューズワーク)
無名騎手無名騎手感想
『女騎手』の続編。夏海が騎手としてストイックに頑張っている姿には偉いと思った。しかし、時代背景のせいなのか?女性騎手に対する周囲の対応があまりにも酷く感じられた。厩務員までわざと夏海が落馬するかもしれない手抜きをするなんて酷すぎる。天才と言われながら落馬事故で体を壊して姿を消した騎手の自殺から始まった一連の事件。今回も犯人の動機とトリックになんだかなあと思ってしまいました。そんな事出来るの?というのが正直な感想です。それにしてももっと夏海には競馬で活躍してもらって父親の鼻を明かしてもらいたいと思います。
読了日:06月17日 著者:蓮見 恭子
老犬たちの涙 “いのち”と“こころ”を守る14の方法老犬たちの涙 “いのち”と“こころ”を守る14の方法感想
年老いたから、病気になったから、身勝手な理由で犬たちを死に追いやる。酷いです。私は年齢的にも環境的にも無理なので犬や猫を飼う事はありません。最後まで責任をもって飼えない以上それが正しいと思っています。私たちに出来る事。終生飼養の覚悟。介護サポーターを見つける。困ったときは早めに相談。犬の為の貯蓄。犬の健康管理。正しいしつけ。鑑札と注射済票、迷子札をつける。行方不明になったらすぐに捜索。犬の老化現象や老犬がかかりやすい病気、介護サポートについて学ぶ。老犬の気持ちを理解する。続く
読了日:06月13日 著者:児玉 小枝
ねことじいちゃん3 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)ねことじいちゃん3 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)感想
大吉さんとタマの日常に癒されます。タマは賢いね。大吉さんを上手く利用している。都会育ちのイケメン先生(お医者さん)、島の女性に大人気ですね。ただ、島の人から頂いた食材に苦戦されていますが。
読了日:06月13日 著者:ねこまき(ミューズワーク)
ねことじいちゃん (2) (メディアファクトリーのコミックエッセイ)ねことじいちゃん (2) (メディアファクトリーのコミックエッセイ)感想
相変わらず良いですね。大吉さんとタマのゆったりとした日常。ただ、タマが行方不明になった時は心配しました。戻ってきた時はほっとすると共にその後の展開に笑ってしまいました。
読了日:06月12日 著者:ねこまき(ミューズワーク)
空色バトン空色バトン感想
母親を突然亡くした兄妹。その亡くなった母親のお通夜にやってきた同級生たちから、中学生時代にマンガの同人誌を作った事を知らされる。母親と同級生たちの過去の話。夢見る中学生たちの同人誌作り。各々に青春だなあと思える。マンガや絵の事が出てくるので、色々な『色』が登場します。
読了日:06月11日 著者:笹生 陽子
さくらいろのりゅうさくらいろのりゅう感想
役に立たないと村人から言われ、こいしと呼ばれていた少女。いつもひとりぼっちだった。ある日山の中のいずみで龍と出会います。「なんてきれいなりゅう!」とこいしがりゅうの鼻先をなでます。その日から少女はひとりぼっちではなくなりました。それにしても欲に目のくらんだ村人たちの酷い事。龍とこいしが可哀想だ。龍とこいしはその後どうなったのだろう?幸せに過ごせたのだろうか?少し切ないラストだった。
読了日:06月05日 著者:町田 尚子

読書メーター

2021年5月の読書記録

毎日暑いですね💦

5月の読書記録を残しておきます。

ゴールデンウイークは調子よく読めていたのですが、途中で失速してしまいました。

 

 

5月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:1760ページ
ナイス数:2863ナイス

Roman 2 (ヤングジャンプコミックス)Roman 2 (ヤングジャンプコミックス)感想
アナタが 今 生きている それが『私が生きた物語の証』イヴェールの長い物語の終わりと始まり。どんな状況であれ、女性は子供へと命を繋ぐ。大切な我が子。そこにロマンはあると思う。
読了日:05月28日 著者:桂 遊生丸
Roman 1 (ヤングジャンプコミックス)Roman 1 (ヤングジャンプコミックス)感想
生まれてくる朝と死んでいく夜の物語。イヴェールから始まってイヴェールにつながる物語。人々の儚くも強く輝く命の歴史。つなげていこうとする意志。ロマンですね。
読了日:05月28日 著者:桂 遊生丸
おじさまと猫(7) (ガンガンコミックス pixiv)おじさまと猫(7) (ガンガンコミックス pixiv)感想
ジョフロワさん、見た目でちょっと怖かったんだけど、良い人でした。まさか子猫を拾う事になるとは。。。ジョフロワさんのお父さんも素敵な方ですね。父子の関係がこれから良くなりそうですね。それにしてもラストには驚いた!おじさま、娘さんがいたの?詳細を早く知りたい。次巻が待ち遠しいです。
読了日:05月18日 著者:桜井海
四文字の殺意 (文春文庫)四文字の殺意 (文春文庫)感想
義母の本棚から借りました。『ひめごと』『ほころび』『ぬれぎぬ』『うらぐち』『やぶへび』『あやまち』の6編。不倫がらみの話が多い。『ひめごと』私にとってはあり得ない話。『ほころび』は家庭を顧みない夫にたいしてした妻のいたずらにちょっと溜飲が下がった。『ぬれぎぬ』柴犬のタローに拍手。『うらぐち』それは御利益がないと思われても仕方がない。『やぶへび』は慎重な人ほど陥るものに面白さを感じた。『あやまち』平凡な日常ほど幸せな事はないと、私には思えるのだけれどもそれでは満足できない種類の人がいるのだなと思った。
読了日:05月15日 著者:夏樹 静子
おじさまと猫(6) (ガンガンコミックス pixiv)おじさまと猫(6) (ガンガンコミックス pixiv)感想
森山君、良かったね。まさか冬樹(おじさま)が手助けしてくれるとは。奏さんも影中さんも。セッション、楽しそうでした。仲間の為ならば舞台に立てると知ることが出来て良かった。ふくまるもマリンと一緒に過ごせて幸せそう。マリンも優しい。マリンにゾッコンの奏さんも可愛いです。森山くんの弟の雅人君。兄弟のわだかまりがとけて良かった。ジョフロワさんという新たなキャラが登場。次巻が気になります。
読了日:05月13日 著者:桜井海
陰陽師 太極ノ巻 (文春文庫)陰陽師 太極ノ巻 (文春文庫)感想
義母の本棚から借りました。『二百六十二匹の黄金虫』『鬼小槌』『棗坊主』『東国より上る人、鬼にあうこと』『覚(さとる)』『針魔童子』の6編。読みやすかったです。源博雅は色々な事に不思議を感じる、感受性の強い人ですね。安倍晴明は彼のそんな所が好きなのかもしれませんね。二人のやり取りが面白いです。
読了日:05月10日 著者:夢枕 獏
女騎手女騎手感想
2009年横溝正史ミステリ大賞優秀賞受賞作。『薔薇と言う名の馬』から改題。今でこそ女性騎手が複数誕生して活躍もしていますが、数が少なかった頃の競馬界での女性騎手の立ち位置が分かりました。ミステリとしてはイマイチですが、競馬界の事を知る上では良かったと思います。競走馬は経済動物なので仕方がない面もありますが、だからこそ引退馬たちに目がいくようになってきたことが少し嬉しいです。
読了日:05月06日 著者:蓮見 恭子
写真集「Merci ALMOND EYE」写真集「Merci ALMOND EYE」感想
アーモンドアイの写真集。本当に可愛い顔をしています。彼女の活躍の裏には、チームアーモンドアイの素晴らしい連携と惜しみない愛があったのですね。彼女の初仔が楽しみです。
読了日:05月02日 著者:シルク ホースクラブ
優しい音楽優しい音楽感想
『優しい音楽』亡くなった兄にそっくりな人を恋人に出来るものだろうか?永居さんが嫌な気持ちになったのは分かる。けれどもその後の展開がしっくりこない。ちょっと残念。『タイムラグ』不倫相手の女性に子供を預ける男の気が知れない。でも深雪さん、人が良すぎる。千波ちゃんの願いを聞き入れて、恋敵の奥さんの弁護までしてしまうのですから。深雪さん自身の幸せを掴んでほしい。『がらくた効果』絶対あり得ない。全くの他人のホームレスのおじさんを家に連れて帰ってくるなんて!小説だからこそのお話だと思います。
読了日:05月02日 著者:瀬尾 まいこ

読書メーター

2021年4月の読書記録

5月になりましたね。

4月の読書記録を残しておきます。

 

 

 4月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:3142ページ
ナイス数:2338ナイサウ

花まんま花まんま感想
『トカビの夜』『妖精生物』『摩訶不思議』『花まんま』『送りん婆』『凍蝶(いてちょう』の6篇。どれも大阪を舞台にしたノスタルジーあふれる作品だった。差別や貧困、DVなど暗い部分もあるけれども、そういった事と不思議な事が同居していた時代だったと思う。朱川さんらしいお話でした。
読了日:04月29日 著者:朱川 湊人
幸福な食卓幸福な食卓感想
いきなり父親が父親であることを辞めると宣言する所から始まり、戸惑ったけれども、だんだん事情が飲み込めた。皆がバラバラでいるようで繋がっている不思議な家族。母親が家を出たわけも私は理解できた。でも兄の直ちゃんは綱渡りしているような生き方だなあと感じた。途中で変わってきたけれども。小林ヨシコさんのお蔭で。強烈なキャラクターの持ち主だけれども、救世主なのかもしれない。佐和子と大浦君とのやりとりは微笑ましくて好きだ。だから突然の事に呆然としてしまった。
読了日:04月28日 著者:瀬尾 まいこ
聞こえているのに聞き取れないAPD【聴覚情報処理障害】がラクになる本聞こえているのに聞き取れないAPD【聴覚情報処理障害】がラクになる本感想
APD (聴覚情報処理障害)という症状を全然知りませんでした。読んでみて自分はたぶん違うだろうと思いました。「聞こえているのに聞き取れない」事があるので読んでみたのですが、チェック項目には当てはまりませんでした。元々左耳の聴力が弱かったのですが、今年の検査では更に悪くなっていました。ストレスで発症した耳鳴りの影響もあるようです。APD の人も周囲の協力を得られれば、普通に暮らせると書かれてありました。APD の事がもっと広く知られるようになれば、生きづらさを抱えて悩む人も減るのだろうと思いました。
読了日:04月26日 著者:平野 浩二
ねことじいちゃん (メディアファクトリーのコミックエッセイ)ねことじいちゃん (メディアファクトリーのコミックエッセイ)感想
大吉じいちゃんと猫のタマの日常。とてもほっこりしました。お料理上手ですね。奥さんの三回忌に息子さんだけしか帰ってこないなんて薄情では?、と思ってしまいました。猫の集会はあるあるですよね。大吉さんが倒れたときはどうなることかと気をもみましたが助っ人登場でほっとしました。
読了日:04月25日 著者:ねこまき(ミューズワーク)
今日もお疲れさま パンとスープとネコ日和今日もお疲れさま パンとスープとネコ日和感想
相変わらずしまちゃんはシオちゃんに手厳しい!もう少し優しくしてあげてもいいのにと思うのはいけない事でしょうか?仕入れ先のパン屋さんが諸事情で閉めることになり、新しくお付き合いすることになったパン屋さんがとても素敵です。個人経営は【人】が頼りだから難しいですね。アキコもしまちゃんが休んだ時にそれを痛感する。うちも零細企業だから誰かが倒れたら本当に大変なので。住職の訃報はちょっと複雑でしたね。奥様は元気そうでホッとしましたが。
読了日:04月25日 著者:群ようこ
すぐわかる水墨画の見かたすぐわかる水墨画の見かた感想
『線は、僕を描く』を読んで水墨画に興味を、ほんの少しですが持ったので、図書館で借りました。とても初歩的な説明をされてあるのですが、やっぱり私には難しいです。『線は、僕を描く』でも出てきますが、筆遣いを体感できないと理解は難しいと感じました。そんな中にあって、久隅守景(くすみもりかげ)の「納涼図屏風」の親子3人の絵には心魅かれました。家族が崩壊して自身も破門になりながら描いたこの絵には、彼の家族団らんへの思いが感じられ切なかったです。
読了日:04月22日 著者: 
廉太郎ノオト (単行本)廉太郎ノオト (単行本)感想
音楽の授業で瀧廉太郎さんの事を本の少し習う程度でよく知りませんでした。作曲家としての瀧さんの方を習った程度でピアノ奏者としての瀧さんを知りませんでした。若き天才の喜びや悲しみ、悲嘆、絶望が胸に迫ります。又幸田露伴の妹の延や幸が天才バイオリニストだった事も知りませんでした。明治の時代に凄いですね。作詞家東くめと作った幼稚園唱歌、いいですね。皮肉屋の新聞屋に廉太郎の気持ちが伝わって良かった。
読了日:04月21日 著者:谷津 矢車
続々・怪談和尚の京都怪奇譚 (文春文庫)続々・怪談和尚の京都怪奇譚 (文春文庫)感想
『天眼』『嘘』『孤独』『憑依』『現身』の5つのテーマで書かれてありました。怪談ですが、仏様の教えでもあります。今この世で努力して完成できずとも、来世でその続きが出来るのならばいいかもしれませんね。今の努力は決して無駄ではないのだと思えると希望がもてます。
読了日:04月16日 著者:三木 大雲
散歩するネコ れんげ荘物語散歩するネコ れんげ荘物語感想
シリーズ4作目。キョウコの母親は脳内出血で認知症になってしまった。キョウコの事を全く覚えていない事に返ってほっとしながらお見舞いに行く姿になんだかなあと思ってしまった。コナツさんの我儘ぶりには呆れてしまったが、最後はまあなんとかなったようで良かった。ただ、おまけがついてきて驚いたが。問題はキョウコだと思う。母親の花器を義姉にお願いして勝手に持ち出して使うなんていいのだろうか?実の娘だから母親の許しが無くてもいいのだろうか?いくら認知症になっているからといってそれはないんじゃないの?と思ってしまった。
読了日:04月12日 著者:群ようこ
ネコと昼寝―れんげ荘物語ネコと昼寝―れんげ荘物語感想
シリーズ3作目。部屋にやってくるようになった猫に萌えるキョウコ。気持ちは分からないでもない。コナツさんには困ったものだと思った。でも適材適所ということもあるからね。コナツを食事に誘うキョウコはお人好しにも思えるけれども、基本的には世話好きなのかもしれない。キョウコの母親が倒れ、これからどうなるのかが気になるところで次巻へ。
読了日:04月11日 著者:群 ようこ
しょうたとなっとう (ふしぎいっぱい写真絵本)しょうたとなっとう (ふしぎいっぱい写真絵本)感想
しょうた君は納豆が嫌いです。私も納豆は苦手だったので気持ちはよく分かります。おじいさんがしょうた君を畑に誘います。おじいさんの畑仕事を手伝っていくうちに納豆がどうやって出来るかを知ります。しょうた君、納豆が好きになって良かったね。私もお酢をかけると納豆を食べられるようになりました。
読了日:04月11日 著者:星川 ひろ子,星川 治雄,小泉 武夫
あおあお感想
可愛らしいお話でした。青いものが大好きなバーティー。可愛い犬と出会って飼う事になったけれども、犬は青くない。困った。どうしよう?彼が考えた事が可愛らしいです。想像はつきますが。。。
読了日:04月11日 著者:ポリー ダンバー
働かないの―れんげ荘物語働かないの―れんげ荘物語感想
れんげ荘での生活も3年となり、すっかりその生活に馴染んだものと思いきや、そこは真面目なキョウコ。悩みつつ生活していました。東日本大震災にもれんげ荘は無事で新しくチユキさんが入居。彼女もまた素敵な女性です。それにしても月10万円で、家賃3万円は固定費で出ていく残額で国保や年金も払いつつ生活できるものなのだろうか?役所から電話がかかってきた時はその件かと思ったら、働いて税金を納めてほしいという事だったか。ただ、今は健康でもいつ怪我や病気をするか分からないから、やっぱり備えは大切だと思ってしまう心配性の私です。
読了日:04月11日 著者:群 ようこ
線は、僕を描く線は、僕を描く感想
とても良かったです。高校生の時に両親を亡くし、叔父夫婦に良くしてもらいながらも、心の中が真っ白になって生きる気力を無くしていた青山霜介。大学に入って唯一出来た友達の古前君からある展示会のパネル設置のアルバイトを頼まれる。そこで出会ったのが水墨画の大家、篠田湖山だった。全くの素人の霜介になぜ声をかけたのか?それは物語を読み進めるうちに分かってきます。一人の孤独な青年の成長物語。生きるということを取り戻した青年のお話でした。
読了日:04月08日 著者:砥上 裕將
フラミンゴボーイ (児童単行本)フラミンゴボーイ (児童単行本)感想
戦争と差別と障害。とても良かったです。ヴィンセントと同じ気持ちでケジアに早く続きを語ってもらいたくて、はやる気持ちを抑えて、仕事や家事の合間に読みました。フラミンゴボーイ、素敵な言葉です。ロレンゾの不思議な能力(フラミンゴや動物の気持ちが分かる力と傷ついたものを癒す力)を羨ましく思いました。戦争や差別と戦った家族と、人の心を失わなかった兵士との素敵なお話でした。
読了日:04月04日 著者:マイケル モーパーゴ
動物警察24時動物警察24時感想
Tokyo Animal Police 通称TAPのメンバー璃々と涼太。そして警察官の天野。この3人が動物たちを救うために必死に行動する姿が描かれてある。璃々が熱くなりすぎるきらいがあるけれども、気持ちは凄くわかる。モノ言えぬ動物たちを酷い目に遭わせることは、私も許せないと思うから。無償の愛を注いでくれる動物たちは愛しい存在だ。
読了日:04月01日 著者:新堂冬樹

読書メーター