大阪地裁であった裁判の傍聴に息子が行きました。
傍聴券は抽選の為、朝から並んで、さらにはくじ運が強くないと駄目です。
果たして普段くじ運の強い息子の結果はいかに?
程なくメールが届きました。
「当たった」
さすが、くじ運だけは強い息子です。(怒られるかな?)
息子が傍聴した裁判は、昨年9月に大阪市中央区の弁護士事務所に押し入り、
事務員さんをハンマーで数十回殴打して殺害した男性の、建造物侵入及び
強盗殺人を問われた事件の判決でした。
裁判官が3人おられる大きな法廷だったとの事。
テレビでは開廷前の撮影を見てはいたものの、2分間テレビの撮影があります
と言われた時はドキッとしたそうです。
カメラに映りたくない方は撮影の間外へ出ていいそうです。
記者もたくさん来られていたとの事。
息子の隣の席の人が法廷内のスケッチをされていたそうです。
判決は求刑通りの無期懲役でした。(皆さんニュースで既に御存知の事でしょう)
息子は
「傍聴に行くと、ニュースでは報道されてない事も知ることができるんやな」
と言っていました。
判決理由として読み上げられた中に、加害者の残虐な行為に触れられていた
箇所があってぞっとしたそうです。
被害者の弟さんが「もっと早く罪を認めてほしかった。これからは姉に
ごめんなさいという思いをもって日々暮らしてほしい」と話されたという
報道がありました。
被害者の方の御冥福をお祈りいたします。