経費削減とエコ

このままいくと来年は今までとは比べようもないくらい
とんでもない不景気になりそうです。
お客様のご事情も考えると仕事の金額が減る可能性は大です。
そこで、経費削減を考える必要がでてきます。
まず身近で出来る事から始めようと思い、皆に提案をしました。
文房具の見直しです。


実は前社長(義父)は昔気質の人でしたので、それは大切に
道具を使用していました。
捨てる事ができずに、たくさんの物を保存していました。
その社長室は3年前からほとんど手をつけず、そのままの状態で
残っています。
現社長(主人)は普段は事務所で私達と机を並べて仕事をしていて
社長室は、何か考え事をする時に使用するくらいなのです。


今はシャーペンの時代ですが、実は古い鉛筆が山のようにあるのです。
その鉛筆を使用しようと提案してみたのです。
そうすれば、鉛筆の在庫が減っていきますし、シャーペンの芯を
購入する必要がなくなります。
ボールペンもマジックもクリップも綴り紐も、社長室にはたくさん
残っています。
それを使わせてもらおうと提案したのです。


この提案に、社長も従業員さんもすぐに乗ってくれました。
早速、古い鉛筆削りを引っ張り出してきて削っていました。
そうです。
その鉛筆削りも手動なのです。
電動なんていいものではありません。
でも、彼女は
「私、この方が、削っているという感触があって好きです」
と言って楽しんで削っていました。
どんなことでもまずは取り組んでみようという、遊び心のある
従業員さんに感謝です。

 
今までにも、うちの会社は『もったいない精神』で色々な工夫を
してきました。
1.送られてきた封筒は裏返して使う。
2.仕入先が納品書や請求書を入れて持ってきた封筒はその場で返す。
3.コピー用紙は一度使った物で不用になったものは裏返して、裏側を利用する。
  (社内文書や自分だけの資料に使うのなら全てこの裏使用で済まします)
4.夏の冷房は全員がつけようと言わない限りつけない。
  窓やドアを開けて風通しをよくして過ごす。
5.冬の暖房にエアコンは使わない。
  灯油ストーブ1台だけを使っています。
  上にやかんをのせて加湿しながら、それだけで充分暖かいです。
  やかんのお湯は洗い物に使います。  
  おまけにそのストーブは不用品として捨ててあった物を拾ってきたものです。
  でも何の問題もありません。
6.あらゆる物の注文は事情が許す限り、締め日の翌日に発注します。
  そうすれば、支払いが2ヶ月延びます。
7.お茶の葉は近所のスーパーで3割引で販売される時に買う。
  インスタントコーヒーも同じです。
8.ファイルは硬い紙を残しておいてそれで手作りする。
  カレンダーや厚紙を残しておいて使っています。
9.新聞に折り込まれている広告紙やチラシ、セールスマンが持参されたチラシ等は
  掃除や生ごみの処理に使います。
  (飛び込みのセールスの方すみません)
10. 切手や収入印紙・葉書や地下鉄回数券等は、安売りチケット店で購入。
  申し訳ないけれど、郵便局等では購入しません。

というような感じです。
これらの事はエコにもなっているのではないでしょうか?
そんな気がします。


とにかく、まずは出来る事から始めて、経費削減に取り組んでいこうと
思います。