親って単純

昨日、息子がアルバイトで担当したのは、60歳代位のお母様方の茶話会でした。
和服姿の方もおられ、粗相をして汚さないように気をつかったとのことでした。


「いやあ、こんな若いお兄さんに給仕してもらってよかったわ」
と言われた息子は、ただ、笑顔で会釈することしかできなかったそうです。
内心、どこかで聞いた台詞だと思いながら…。
というのも、義母が出かけた先で、若い店員さんやウェイターさんによく、
その台詞を言うのです。 (;^_^A


これは大阪のおばちゃんの常套句です。
コミュニケーションの一環です。
ですから、地方から来られた若い皆さん、この台詞に驚かないでくださいね。
その場の雰囲気を和ませようと、自然に出てくる台詞なのです。


又、土曜日に得意先の結婚披露宴に出席した主人は、ホテルの宴会場のボーイさんの姿を
思わず暖かい目で見守ってしまったとの事です。
息子と姿が重なってしまい、心の中で(頑張りや!)と声をかけながら…。


親って本当に単純だと思います。
常に子供の事を思ってしまいます。
古今東西、親とはそういうものなのでしょうね。