私は過去に幾つもの腕時計を壊してきました。
ですから、腕時計をはめる事はあまりありません。
今は携帯電話があるので、それで時刻がわかる為助かっています。
携帯電話を使用できない場所へ行く時は、しぶしぶ腕時計をはめます。
でも、用がなくなるとすぐに腕から取り外します。
なぜ、腕時計を壊してしまったのか?
10代後半から20代前半の頃、腕時計をはめていると、ある日、
時刻が狂っている事に気がつきました。
時刻が早くなっているのです。
針が進んでいるといえばおわかりでしょうか。
時刻を合わせなおしても、しばらくすると又、針が進んでいました。
そんな事が続くうちに、腕時計は突然止まり、動かなくなってしまいます。
けっして電池の問題ではなく…。
そんな私を見てSF好きの友人は
「サードニックスの腕の周りだけ磁場が発生して時計を狂わせるんじゃない?」
と笑いながら言ったものです。
時計の針が遅れる事はあっても、進む事なんてありえないとも言われました。
キーホルダー式の時計や懐中時計などに替えて、鞄に取り付けるようにすると
狂わなくなりました。
どうやら身に着けるとダメなようでした。
果たして今でも腕時計を長くはめていると狂ってしまうのか?
それはわかりません。
思春期等の、一番感受性の強い時期だからこその珍事だったのではないか?
と今では思っています。