ファミレス

ファミレスの草分けであった『すかいらーく』が営業を終えましたね。
1970年から営業されていたという事で、テレビのインタビューに答えられている方々は、皆さんその思い出を語っておられました。
申し訳ないのですが、私は『すかいらーく』へ行った事がありません。
ですから、何の感情も湧いてこないので、ただ皆さんのインタビューを見ながら、そんなにも慕われているお店が、なぜ姿を消さなければならないのだろう?とぼんやり考えていました。


私の母は、昭和の母が皆そうであったように料理は全て手作りでした。
家で冷凍食品を見る事はありませんでした。
パンもお出汁もめんつゆも全て手作り。
鰹節が田舎から送られてくるので、それをあの木の箱の削り器で削るのが楽しみでした。
カップケーキやクリスマスケーキは元洋菓子職人の父が手作り。
だから、大人になって職場の人に市販のめんつゆを見せられた時は、いったいこれは何?と驚いたものでした。
そんな両親でしたので、ファミレスなんて一度も連れて行ってもらったことはありませんでした。
外食すらめったにする事はありませんでした。


初めてファミレスへ行ったのは結婚してからでした。
当時は正直あまり美味しいとは思いませんでした。
たぶん今はもっと美味しくなっているのでしょうね?
今でもほんのたまに、決まったお店に行く程度なので、あまり多くのお店を知りません。


時代の流れと共に人々の好みも変化していくので、これから先、ファミレスはどんな道を辿るのでしょう?
ここまで書いてくるとなんだかちょっと寂しさみたいな感情が湧いてきました。。。