氏神様のお祭りの夜に、息子の幼馴染みの女の子、Rちゃんと出会いました。
先月S君のお通夜や告別式の時にも会いましたが、
その時はゆっくり話をする事はできませんでした。
この日はゆっくりと話をする事ができました。
私達の顔を見るなり
「(息子の名前)ちゃんは?」
と尋ねられました。
「誘ってんけど行かへん!って言われてしもたんよぉ〜」
と答えると
「なんやあ。残念やわぁ。誰も知った子来てへんのよ」
と言いました。
子供達が枕太鼓をたたく姿を見て
「いやあ〜、懐かしいわあ」
を連発しているその姿がとても可愛かったです。
「Rちゃんと一緒にYちゃんやうちの息子と枕太鼓やったよねぇ〜」
と話しながら、子供達をしばらく見ていました。
その内、RちゃんがS君の事を話し始めました。
Rちゃん「S君とは小中高大(小学校・中学校・高校・大学)とずっと一緒やったから」
私 「そうやよね」
Rちゃん「私、お通夜でも告別式でもわんわん泣いてしもたから、
親戚の人が彼女と誤解したんと違うかしら?って
(息子)ちゃんに言うてたんです」
主人 「S君が向こうから、『違う違う!彼女と違う!』って必死に言うてたんと違う?」
Rちゃん「きっとそうやと思うわ。でもS君言うてくれてたんですよ。
結婚まではよう面倒みやんけど、就職までは面倒みたるって。
その約束いったいどないしてくれるん?て思うわ」
私 「へぇー、そうやったん?」
その後3人でまるで親子みたいに一緒に夜店を見て回りました。
楽しいひと時でした。
帰宅してから息子に話すと
息子「そうやで。RがSに彼氏の事とか相談してたみたいやで」
私 「そうやったん!S君って面倒見がよかったんやね」
S君の知らない一面を教えてもらった夜でした。