2017年10月の読書記録そして競馬の事

10月の読書記録を残しておきます。
10月の読書メーター
読んだ本の数:24冊
読んだページ数:4254ページ
ナイス数:2660ナイス

小鳥の先生、ただいま診療中! (おはなしノンフィクション)小鳥の先生、ただいま診療中! (おはなしノンフィクション)感想
SF作家としての横田順彌さんは存じ上げていましたが、子供向きにこんな本を書いていらっしゃったのですね。高橋先生は小鳥専門の病院の先駆けでいらっしゃったのですね。先生も奥様もとても優しくて、鳥の事を真剣に考えてくださっていてたくさん研究して鳥たちの命を救ってくださったのですね。ありがたい事です。今だからこそ鳥を診てくれる病院も増えましたが、それでもまだまだ少ないです。病気でお体が御不自由でいらっしゃっても運転免許を取得して奥様とドライブに出かけたり、とてもアクティブな方でもいらっしゃって素敵な方でした。
読了日:10月29日 著者:横田 順弥
猫マンガ「ねこまき1」猫マンガ「ねこまき1」感想
兄弟猫のゆる〜い日常が描かれてあります。しかも関西弁。笑ってしまいました。穏やかでのんびり。ハムスター登場にはどうなることかと思いましたが、大丈夫でしたね(笑)
読了日:10月26日 著者:ミューズワーク
マージナル (5) (プチコミックス)マージナル (5) (プチコミックス)感想
新しいマザ、ハレルヤ。彼女のところに飛んできた図書にいた鳥。指に泊まり言葉を喋る。その姿に微笑むハレルヤ。そうか、鳥は伏線だったんだ。飛び立った鳥を追ってしまったハレルヤが憐れだ。都市を管理していた塔が破壊され水没していく都市。逃げ惑う人々。水流に引っ張られ海へと流されていったキラ。海と共鳴してしまった。そうか、地球が海がキラを必要としていたのだ。甦る為に。メイヤードも憐れだった。でも彼の子どもは生きる。どんな未来が待っているかわからないけれども、でも、希望は見えた。
読了日:10月25日 著者:萩尾 望都
マージナル (4) (プチコミックス)マージナル (4) (プチコミックス)感想
キラを中心に、グリンジャ、アシジン、メイヤード、ゴー博士、ミカル、ネズ、エドモス、エメラダ、皆が皆、翻弄されていく。キラは魔物なのか救世主なのか。地球の未来は?新しいマザのお披露目と新市長となったミカル。民衆がその登場を待っている。不穏な空気漂う中このまま平穏に終わるはずはないよね。
読了日:10月24日 著者:萩尾 望都
マージナル (3) (プチコミックス)マージナル (3) (プチコミックス)感想
だんだん話が難しくなってきた。脳や子宮が夢を見るやら遺伝子の話はもう何が何だか…。でもキラが目的を持ってイワンによって作られた子どもだという事は分かった。そして父親が誰かも…。病んだ地球を舞台にした計画も。その管理者メイヤード。彼もまた可哀想な人なのかもしれない。
読了日:10月24日 著者:萩尾 望都
漫画家の猫漫画家の猫感想
漫画家さんが飼っている猫ちゃん達の写真集。どの子も可愛らしかったです。そして漫画家さんらしく漫画でエピソードが表現されてある場面もあり、良かったです。思わず笑ってしまったエピソードも。野良猫を保護したり保健所から殺処分寸前の猫ちゃんを引き取られた方が多かったのが印象的でした。22日のニャンコの日に読了。
読了日:10月22日 著者:
99のなみだ・雲―涙がこころを癒す短篇小説集 (リンダブックス)99のなみだ・雲―涙がこころを癒す短篇小説集 (リンダブックス)感想
「弟の背中」「親父になった日」「お母さんは人気ブロガー」「婚活中」「なりそこない2号」「鋸山へ父と」「ずるいよ、姉ちゃん」「恋文(ラブレター)」「六ヶ月のプレゼント」「母の魔法」「放課後のセッション」「おめでとうございます」の12編。今回はどれも私好みで良かったです。特に「おめでとうございます」は涙があふれてきて止まりませんでした。出産がどれほど大変な事か。又妊娠中どれだけ気を付けていても悲しい事は起きてしまう現実もある。この目で見てきたし出産も赤ちゃんの先天性の病気も経験してきたからこそ泣けました。
読了日:10月21日 著者:
くらべる時代 昭和と平成くらべる時代 昭和と平成感想
表紙のオムライス。確かに昭和と平成で変わりましたよね。でも私は昭和のオムライスの方が好きです。家で作る時はくるっと卵で巻きます。我ながら昭和の人間だなあと思います。印象深かったのはデパートの屋上。確かに子供の頃は屋上に小さな観覧車や乗り物がありましたね。今は緑に囲まれた休憩所みたいになっています。ポストはいうまでもなくその形が大きく変わりました。携帯電話も車も。ガムも板状から粒になりましたね。ラムネもガラス瓶ではなくなりました。公衆電話の使い方を知らないお子さんが増えているのですね。なんだか寂しいですね。
読了日:10月19日 著者:おかべ たかし
瓦礫の下の小説―阪神大震災が押し潰した二十歳の夢と青春瓦礫の下の小説―阪神大震災が押し潰した二十歳の夢と青春感想
読み友さんに教えて頂いた本。阪神淡路大震災で命を落とした関西学院大学生だった重松克洋さんの遺稿。下宿していた若葉荘が倒壊して亡くなられた。わずか二十歳だった。友達が瓦礫の中から掘り出した原稿用紙には彼の書いた小説が残されていた。震災から1年後に出版された。序文はなんと野坂昭如氏。あとがきは関西学院大学教授武久堅氏。どの作品も彼の不思議な感性が感じられる。人とは何か?幸せとは何か?生きる事とは何か?純粋に悩み苦しみ作品にしたのだろうと思う。合掌。
読了日:10月18日 著者:重松 克洋
マージナル (2) (プチコミックス)マージナル (2) (プチコミックス)感想
氷づめになっていたもう一人のキラ。新しいマザを選ぶメイヤード。図書の家の美しいエメラダ。小鳥が良い。市長の息子のミカルとエメラダの会話と、密入国者のゴーとメイヤードとの会話から地球がどうなってしまったのか、なんとなく見えてきた。同じく密入国したイワンとアーリンとキラとはおそらく関係があるのだろう。グリンジャにしか対応しないと発言するキラ。体に変化が現れ、こらからの展開に目が離せない。早く続きが読みたくなった。
読了日:10月18日 著者:萩尾 望都
マージナル (1) (プチコミックス)マージナル (1) (プチコミックス)感想
男しか存在しない未来都市。唯一の母であるマザから子どもを受け取る為に男たちはモノドールへ赴く。しかし、マザは年老いてしまった。不思議な少年キラ、管理されている謎多き社会。目まぐるしく展開していく話に引き込まれた。
読了日:10月17日 著者:萩尾 望都
日本の最も美しい図書館日本の最も美しい図書館感想
日本にもこんなにも美しい図書館があるのですね。私が通っている区立の図書館とつい比べてため息が出てしまいました。廃校になった小学校をリニューアルしてある図書館やヴォーリス氏の設計した建物は印象的でした。京都府立植物園きのこ文庫も可愛らしくて良かったです。大阪府中之島図書館は一度も行った事がありません。あの重厚な姿は外からは観た事はあるのですが、やっぱり地元の図書館の方が通いやすいのでなかなか足を運ぶ事はありません。大学の図書館は学生の事を考えて工夫されてありますね。ちょっと羨ましかったです。
読了日:10月17日 著者:立野井 一恵
コンパニオンバード No.27: 鳥たちと楽しく快適に暮らすための情報誌 (SEIBUNDO Mook)コンパニオンバード No.27: 鳥たちと楽しく快適に暮らすための情報誌 (SEIBUNDO Mook)感想
ようやく読了。表紙のセキセイインコの幼鳥の表情が可愛らしくてたまりません。バードセラピーがあるとは知りませんでした。素敵な事ですね。もっと広まると良いなあと思いました。鳥さんにまつわる法律は勉強になりました。【(。・ө・。)酉年に鳥本を読もう】イベント32冊目。
読了日:10月15日 著者:
じゃりン子チエ (10) (双葉文庫―名作シリーズ)じゃりン子チエ (10) (双葉文庫―名作シリーズ)感想
お好み焼き屋さん、詳しくは描かれてないけれども、奥さんから言われた事で深く傷ついてヤケ酒を呑んで大暴れしてしまったけれども、息子さんと今後も会える事になって良かったです。良い息子さんですしね。テツの頭には笑ってしまいました。でも確かに似合ってる!チエちゃんに札束を見せびらかせられて店を手伝うテツの姿も笑えました。客に何を言われようとガマン、ガマン、と耐えすぎて倒れてしまうなんて。それにしてもヨシ江さんの「やめなさい!」凄かったです。正に鶴の一声。喧嘩が一発でおさまりました。
読了日:10月14日 著者:はるき 悦巳
花々花々感想
カフーを待ちわびて』よりもこちらの方が好みでした。女性達の境遇や気持ちがとてもリアルに心に響きました。特に純子さんは何もかも投げ出して逃げて良かったと思います。一生懸命働いてお母さんの世話をしてお金の面倒までみていたのに兄は全部純子さんに押し付けて知らん顔。逃げ出さなければ純子さんが壊れてました。お母さんが危ないと知って戻った時、なぜ兄に頬を叩かれなければならないのかと腹が立ちました。自分が妹を追い詰めたくせに酷い。まずは「すまなかった」と謝罪すべきでしょう?明青と幸のその後が知られて良かったです。
読了日:10月12日 著者:原田 マハ
じゃりン子チエ (9) (双葉文庫―名作シリーズ)じゃりン子チエ (9) (双葉文庫―名作シリーズ)感想
案の定ラグビーの試合は奇想天外、ルール違反も関係なしのメチャメチャな試合になりました。テツが絡むともう滅茶苦茶ですね。しかしミツルがヨシ江さんの事を未亡人だなんて部長に説明したばかりに部長の恋が始まってしまった…。お疲れ様でしたm(__)m 懲りないあの人は市会議員の選挙に立候補。テツは当選を阻むべく投票しようとするも投票案内状を小鉄に隠されて投票できず。笑えました。お好み焼き屋さんの息子さんが会いにきた話は、お好み焼き屋さんの気持ちを思うと切なかったです。
読了日:10月11日 著者:はるき 悦巳
この空の下で (あさがく創作児童文学シリーズ)この空の下で (あさがく創作児童文学シリーズ)感想
平凡に丁寧に日常を生きていた普通の人々。広島であの日、原子爆弾が落ちた後、全てが変わってしまいます。原子爆弾で顔を焼かれた姉は弟に自分のその悲惨な姿を絵に描いて残せと言います。弟は躊躇します。でも姉に自分が浴衣を縫うのと競争だと言われやり遂げます。又姉の婚約者も原爆の被害を受けます。二人は愛し合っていながらお互いの事を思ってなかなか結婚の言葉を口に出来ません。とても哀しくて辛いお話でした。でも、転んでも又立ち上がり一歩進む。転んでも転んでも又立ち上がる。ダルマさんのように…。人の逞しさを教えてもらった。
読了日:10月10日 著者:井上雅博
じゃりン子チエ (番外篇) (双葉文庫―名作シリーズ)じゃりン子チエ (番外篇) (双葉文庫―名作シリーズ)感想
じゃりン子チエの番外編。小鉄とアントンJr.が中心。まるで人間と同じような世界が広がっていて、そんあアホな!と思いつつも、楽しみました。タバコをふかしながら(実際の猫ではありえない)「輪ッ、輪ッ、輪が三ツ!!」には笑ってしまいました。それこそ、そんなアホなと思いながら。
読了日:10月09日 著者:はるき 悦巳
99のなみだ・秋 (リンダパブリッシャーズの本)99のなみだ・秋 (リンダパブリッシャーズの本)感想
「見守りポット」「夜のラジオ」「一歩半のとなり」「死装束を縫う女」「理想の家」「欲張りジジイと花盗人」「おもいでフォトグラフ」「私は待つ子」「ササキのためじゃない」「僕らイクメンの三日間戦争」「消したい過去」「ユウタくんのせい」の12話。「私は待つ子」は泣きました。戦死した父親の為に一生懸命生きる待子さんの気持ちに泣けました。「消したい過去」はあり得るだろうなあと思いました。ただ、虐められていた田中君の方が人間的に器の大きな人に成長していて素晴らしいと思いました。「欲張りジジイと花盗人」も良かったです。
読了日:10月07日 著者:リンダパブリッシャーズ編集部
日本懐かしジュース大全 (タツミムック)日本懐かしジュース大全 (タツミムック)感想
母があまりジュースの類を買わない人だったので、知っていても飲んだ事のない物が多かったです。唯一飲んでいたのがプラッシーキリンレモン。確か配達してもらっていたと思います。あとはヤクルト。カルピスは確かに高級品でお中元とかで頂いたらとても嬉しかった事を覚えています。フルーツサワーは時々スーパーで買ってもらってました。子供心に嬉しかった事を覚えています。だんだん進化していってもはや飲料じゃないでしょう?なんてものが登場した時は驚きました。代表格がおしるこ。いまだに飲んだ事はありません。
読了日:10月06日 著者:清水 りょうこ
真夜中のパン屋さん 午前5時の朝告鳥 (ポプラ文庫)真夜中のパン屋さん 午前5時の朝告鳥 (ポプラ文庫)感想
あらから5年も経ってしまったのですね。斑目氏、多賀田氏、ソフィアさん、こだま君、孝太郎、宏基、希実、美作氏、暮林さん、それぞれにいろんな思いを抱えていて、それでも前に進んでいて良かったです。希実はやっぱりかなり心に傷を受けていたのですね。宏基と一緒に幸せになってほしいなあ。それにしても久瀬篤人はいったい何を考えているのか?最後までわかりませんでした。榊さんが希実を猫可愛がりする様は凄いですね。良い人たちに囲まれて本当に良かった。真夜中のパン屋さんへやってきた居候の少女が数々の困難を乗り超えた良きお話でした
読了日:10月04日 著者:大沼 紀子
ほっとくだけで味が決まる 漬けたら、すぐおいしい! (講談社のお料理BOOK)ほっとくだけで味が決まる 漬けたら、すぐおいしい! (講談社のお料理BOOK)感想
確かに簡単で美味しそうなのですが、にんにくが嫌いな私はちょっと困ったレシピが多かったです。それとお酒も飲めないのでワインとかも常備していないので、これも却下。結局家で出来る料理は限られてしまいました(>_<) でも美味しそうなので出来るものは作ってみようと思います。
読了日:10月03日 著者:堤 人美
ハトにうんてんさせないで。 (にいるぶっくす)ハトにうんてんさせないで。 (にいるぶっくす)感想
ハトは可愛かったのですが、結局ハトはバスに恋していたのかしら?なぜ運転したいのかがわかりませんでした。だから、恋していたのかなと思いました。そしてバスが行ってしまったから、後にやってきたトラックに今度は恋したのかしら?【(。・ө・。)酉年に鳥本を読もう】イベント31冊目。
読了日:10月01日 著者:モー ウィレムズ
こんなしっぽでなにするの? (児童図書館・絵本の部屋)こんなしっぽでなにするの? (児童図書館・絵本の部屋)感想
いろんな生物のしっぽを含め体の一部が出てきます。いったいそれで何するの?と読者に問いかけてきます。次の頁でその答えが登場します。でもその動物を知ってないとその役割を考える事が出来ません。ホシバナモグラを知らなかったので、一部を見た時にこれはいったい何?と思ってしまいました(^_^;) 【(。・ө・。)酉年に鳥本を読もう】イベント30冊目。
読了日:10月01日 著者:スティーブ ジェンキンズ,ロビン ペイジ

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息子が趣味で競馬をしているのですが、私も少額だけ買うようになりました。
馬券の買い方は知らないのでもっぱら息子に買ってもらっています。
変に当たってしまったものですから、はまってしまって毎週買いました。
10月は全勝でした。
その陰で、引退した馬たちはどうしているのだろう?という疑問がわいてきました。
調べてみて衝撃を受けました。
なんとほとんどの馬が殺処分されるとの事。
人間によって生み出され、人間を喜ばせる為に走らされ、最後は殺処分だなんて酷すぎます!
ただ、引退馬を助けようという試みも始まっていると知り、早速、当選金の一部を息子と一緒に寄付しました。
引退馬連絡会      http://www.intaibaren.jp/member/index.html
Thanks Horse Project  http://www.thankshorseproject.com/
NPO法人引退馬協会    http://www.rha.or.jp/
これからも馬券を購入して勝ったら、その一部を寄付しようと息子と話しました。
ひと月やってみて、勝っていたらその中から寄付しようと決めました。
11月3日の最初のレースは勝ちました。ただ、オッズが低かったので大勝とはいきませんでした。
さて11月、結果を残せるのか?
ただ楽しんでやっていたのとは違ってちょっとプレッシャーがかかってしまったので、10月みたいにそう簡単には勝てないでしょうね…(^_^;)