2019年6月の読書記録

遅くなりましたが6月の読書記録を残しておきます。

 

 

6月の読書メーター
読んだ本の数:18冊
読んだページ数:3432ページ
ナイス数:2148ナイス

夜明けの図書館(5) (ジュールコミックス)夜明けの図書館(5) (ジュールコミックス)感想
『あの頃、風になって』「人はひとつの希望を失った後でも立ち上がって人生を生きて行く事が出来る」という言葉が一番心に残った。『芽生えるアイデア』空っぽと彼氏から言われた女子高生がアイデアを生み出し成長していく素敵なお話。『みんなのサイバーシティ前・後編』ヒューマンライブラリー、素敵な事ですね。ハイチの血を引く准君、専業主夫の望月さん、ヒューマンライブラリーでお話が出来て良かった。
読了日:06月30日 著者:埜納 タオ
夜明けの図書館(4) (ジュールコミックス)夜明けの図書館(4) (ジュールコミックス)感想
『蔵書一斉点検』『軒下の小さな希望』『小桜さんの誇り』『すべての人にすべての本を』の4編。蔵書一斉点検は大変だろうなあとは思っていましたが、本当に大変なんですね。そんな中、難しいレファレンスにみんなで協力して本を探し出して喜んでもらえて良かった。『軒下の小さな希望』良いお話でした。『小桜さんの誇り』確かに図書館の正社員は少ないと聞いています。でも誇りを持って頑張っている小桜さんのような方々がいないと図書館は成り立たないと思います。ラストのお話、学習障害をもっと広く知ってもらえるといいなあと思いました。
読了日:06月30日 著者:埜納 タオ
夜市夜市感想
とても私の好きな世界観のお話でした。ホラーですが、『夜市』も『風の古道』もノスタルジックな雰囲気のある、どこか懐かしい匂いのする作品でした。ハッピーエンドとは言えないラストですが、人間としての良心とか、愛とか、エゴとか、そういった物を突き付けられて、自分だったら?と考えさせられました。この作者の作品を読んでいきたいと思います。
読了日:06月28日 著者:恒川 光太郎
ウソをつく化粧品ウソをつく化粧品感想
化粧品の宣伝のうたい文句にすっかり騙されていました。思えばお化粧を初めて母に教えてもらった時、化粧落としはポンズのクリームを塗って柔らかいティッシュで拭きとってから石鹸で洗顔していました。母のやっていた方法は正しかったのですね。今は時間がなくて忙しくて、化粧落としはいつもお風呂で洗い流せるクレンジングを使っていました。自分で自分の肌を傷めつけていたのですね。20代の頃の元のやり方に戻す事にします。
読了日:06月26日 著者:小澤貴子
女子の武士道女子の武士道感想
武士の娘だった祖母の言葉を「女子の武士道」としてまとめて解説されてありました。おばあ様の言葉は確かに納得できるものもありました。でもなかなか実行するのは難しいです。それだけ私は甘いのでしょうね。
読了日:06月21日 著者:石川真理子
夜明けの図書館(3) (ジュールコミックス)夜明けの図書館(3) (ジュールコミックス)感想
「はじめてのレファレンス」ひなこが初めて経験したレファレンス。転校生の阿川君と仲良くできて良かった。「ヨウコの迷言」私の大好きなヨウムが登場してウキウキしながら読んだ。ヨウムのヨウコのお蔭でおじいさんの思いがケン坊に通じて良かった。「石森さんの腹の内」すれ違っていた母と娘が仲良くなれて良かった。「第二の人生を歩く」企業戦士だった人は定年すると暇になってこんなはずじゃなかったって思いますよね。でもひょんな事から生きがいが見つかって良かった。
読了日:06月16日 著者:埜納 タオ
中高年からのやわらか筋トレとストレッチ入門 (セレクトBOOKS)中高年からのやわらか筋トレとストレッチ入門 (セレクトBOOKS)感想
中高年向きに優しいストレッチや筋トレが載っていました。まだ、痛みがあるので、出来ませんが、治ったら少しずつやってみたいと思います。ただ、モデルの方々が水着で、ビキニの方もいらして、ちょっと目のやり場に困りました。もっと違う服装でも良かったのではないかしら?
読了日:06月16日 著者: 
ネコのジュピター (新しい日本の幼年童話)ネコのジュピター (新しい日本の幼年童話)感想
可愛らしいお話でした。登場する猫たちの名前が全て星に関する名前。そこからなんとなく読んでいる最中に、ラストの予想がつきました。でも皆良かったね。
読了日:06月16日 著者:茂市 久美子
人に必要とされる会社をつくる人に必要とされる会社をつくる感想
とても読みやすかったです。阪神淡路大震災で何もかもを失った著者が再起して素晴らしい会社、いえ、素晴らしい社員がいる会社を作った成功例。まがりなりにも夫も中小企業の社長なので、同じ事を言っていた箇所もあり、楽しく読めました。全ての企業が真似をすればいいわけではなく、その会社にあった方法を見つければいいと思いました。この本に出会えた事に感謝です。
読了日:06月13日 著者:松浦 信男
強運の持ち主強運の持ち主感想
瀬尾さんらしいお話でした。強運の持ち主である恋人と一緒に暮らしながら、日々占いを生業として過ごしているルイーズ。確かに占いなんてお客さんの気持ちを良くしてあげて帰すのがベターかも。ルイーズのいい加減な占いに笑ってしまいましたが、でも、根は良い人で相手にしっかり寄り添ってアドバイスしていました。人間関係が煩わしくて一人で出来る占い師になったものの、結局、人は人と繋がって頼り頼られて生きていくものなのだと気づくルイーズ。うん、そうだよね。お互い様の精神。
読了日:06月10日 著者:瀬尾 まいこ
夜明けの図書館(2) (ジュールコミックス)夜明けの図書館(2) (ジュールコミックス)感想
シリーズ2巻目。「ありがとうの音」姉の妹への愛情に納得。「男子の自立」葵の「無駄じゃなくてチャンスだよ」という言葉が良かった。「こおろぎや」良かった!人間って記憶違いはあるけれども本当に大切な事は覚えているものなのだなあ。「笑顔のバトン」クラスメイトと馴染めなかった転校生の少女。葵の自分自身の過去と繋がったアドバイスで笑顔になれて良かった。
読了日:06月09日 著者:埜納 タオ
夜明けの図書館 (ジュールコミックス)夜明けの図書館 (ジュールコミックス)感想
コミックなのでとても読みやすかったです。新米図書館司書の葵ひなこの成長物語。昔の資料や新聞を探しに、レファレンスをしてもらった事が遠い過去にあります。でも今は忙しくて、本を返して次の本を受け取って直ぐに帰ってくるだけになってしまっています。図書館でゆっくり書棚を見て回る余裕が欲しいものです。第3話に出てくる男の子が探している影が光る話は直ぐにブロッケン現象だとわかりました。これも数々の本を読んできたおかげ。やっぱり本て良いですね。
読了日:06月09日 著者:埜納 タオ
フォルトゥナの瞳フォルトゥナの瞳感想
人の死が見えるなんて考えただけでも恐ろしい。そんなフォルトゥナの瞳を持ってしまった木山。心優しい彼は人の命を救ってしまう。その行為で自分に恐ろしい事が跳ね返ってくる事も知らずに。やがて同じ瞳を持つ黒川と知り合い衝撃的な事実を知る。黒川を責める事なんて出来ない。自分だったら?と思うとやっぱり関わりたくないと思うから。木山と桐生葵との恋。推理してしまう癖があるから、あらゆる所に伏線が張ってあり最後のどんでん返しは驚かなかった。やっぱりそうだったかと思った。私が葵の立場だったら多分同じ気持ちだったと思う。
読了日:06月09日 著者:百田 尚樹
ハルカの空: 南アルプス山岳救助隊K-9 (文芸書)ハルカの空: 南アルプス山岳救助隊K-9 (文芸書)感想
夏実とメイに又会えました。今回は短編集。夏実だけじゃなく、静奈や関の話もありました。タイトルのハルカは山小屋で夏休みの間アルバイトをしている遙香の事。正義感が強くてマナーの悪い登山客への苛立ちは共感できました。夏実が一段と逞しくなっていて、独りで同僚を助けに行く話は大丈夫なのかとドキドキしました。又遙香の愚痴を聞いて大人の対応をする姿にも成長が伺えました。このシリーズ、好きです。引き続き読んでいこうと思います。
読了日:06月07日 著者:樋口明雄
おうちで、できたて!デパ地下サラダ―人気総菜店を徹底的に研究!おうちで、できたて!デパ地下サラダ―人気総菜店を徹底的に研究!感想
気になるメニューがいくつかあったので、作ってみようと思います。ドレッシングも載っていたので、今まで買う事が多かったのですが、自分で作ってみたいと思います。
読了日:06月05日 著者:岩﨑啓子
軍艦島の生活<1952/1970>:住宅学者西山夘三の端島住宅調査レポート軍艦島の生活<1952/1970>:住宅学者西山夘三の端島住宅調査レポート感想
端島軍艦島)での生活状況を写真と論文等で表した本。徹底的に会社によって管理がなされていたので、外部からの来客には常に監視の目がつき、思うように住民に話を聞くことも難しかった時代があったそうです。でも閉山間近になるとそれも緩くなってきたとの事。それでも僅かの人数にしかアンケートは取れなかったようです。ましてや、古い時代に強制的に連れてきた韓国人や中国人捕虜を働かせていた状況については、台風で資料が流されてないとの企業側の返事に、時代の暗い部分を感じました。
読了日:06月05日 著者: 
キッパリ!―たった5分間で自分を変える方法キッパリ!―たった5分間で自分を変える方法感想
どうしてもやる気の出ない時はあります。そんな時は掃除や整理整頓をして、気持ちを整えてから仕事をしていました。表紙のポーズ、なかなかのインパクト。今度やる気が失せた時にやってみようかな?本当に誰でも出来るちょっとした事が60項目。ちょっとした事からやってみます。
読了日:06月04日 著者:上大岡 トメ
「時間がない」から、なんでもできる!「時間がない」から、なんでもできる!感想
3人の子供を連れてハーバード大学院へ留学って凄い人なんだろうなあ、だから出来たんだろうなあと思って手に取りました。タイトルに魅かれたのもあります。実際とてもバイタリティあふれる方でしたが、共感できたのは、人に頼る事=迷惑をかけるという考え方を捨てる事。これは骨折していた時に知人に同じ言葉を掛けられました。お互い様だと。やるべきことを一気に片づけようとしない、できるしか見えないメガネをかける、自転車は走り続けるから倒れないなどユニークな発想も参考になりました。
読了日:06月04日 著者:吉田穂波

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