2014年9月の読書記録

まさか御嶽山が噴火するとは思いませんでした。
そしてここまで大事になるなんて。
まだ不明者がいらっしゃるとの事。
早く見つかりますように。


今年は災害の多い年のように感じる。
なぜこんなことに…。
やっぱり地球温暖化が原因なのかな?


人間同士の争いも絶えないし…。
人間がいなくなれば地球は平和になるのでしょうね。
自分たちが生きて暮らしている地球を大切にしないと
本当に罰が当たると思う。
自分のエゴばかり通そうとせずに、感謝の気持ちをもって譲り合って暮らせばもっと平和に暮らせるだろうに。
切ないね…。


9月の読書記録を残しておきます。
2014年9月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:3236ページ
ナイス数:550ナイス

世界の夢の図書館世界の夢の図書館感想
思わずため息が出る。世界にはこんなにも美しくて荘厳な図書館があるのですね。自分がいつも通っている地域の図書館と比べて余計にため息が出た(--;)ブランデンブルグ工科大学コトブス校の図書館の外観が好きです。とても不思議な形をしていますね。中はちょっと落ち着かないけれども…。日本の図書館は載っていなかった。日本には世界に誇れる図書館がないのかと思うと寂しい。
読了日:9月30日 著者:
奈良発 オレたちシカをなめるなよ!奈良発 オレたちシカをなめるなよ!感想
奈良の鹿の事を鹿目線で書かれてある。面白かった。タメ口?俺様?の鹿の説明が面白い。鹿達も奈良の人達も歴史に翻弄されてきたのだ。三作の石子詰の話は、話上手な小学校の担任から聞いた事があった。ただ、三作はこっそり生かされていて、身代りの物を石子詰にしたと聞かされていた。おそらく担任が子供達の気持ちを考えて創作したのだろう。奈良の鹿愛護会の方々の活動には頭が下がります。
読了日:9月28日 著者:有本隆
「はい」と言わない大阪人「はい」と言わない大阪人感想
面白かった!題名の意味は、「はい」と言ってしまうとそこで会話が終わってしまうから、「はい」とは言わないという事。たとえば「このお菓子食べる?」と聞くとする。「はい。ありがとうございます」と返事すると後が続かない。関西人は「このお菓子めっちゃ好きやねん」とか「食べる、食べる。何これ?」と言う。だからそのあとも「あ、そんなに好きなん?」とか「腹減ってたんかい!」などと会話が自然に続く。全くその通りだ。大阪人は相手を独りにしたくないのだ。かまいたくてしょうがない。寂しがりやなのです。
読了日:9月23日 著者:わかぎゑふ
ブラック・ジャック(9) (手塚治虫漫画全集 (159))ブラック・ジャック(9) (手塚治虫漫画全集 (159))感想
『ナダレ』人間は動物をさばく権利があるのかね?というブラック・ジャックの言葉が重い。『海賊の腕』古河さんの友情こそが本物の友情だと気付いた一ノ関。心暖まるお話。『二人三脚』父の愛の深さ。『助け合い』ブラック・ジャックがなんとしても蟻谷さんを助けようとする姿に感動。
読了日:9月21日 著者:手塚治虫
忘れ物が届きます忘れ物が届きます感想
とても良かった。『沙羅の実』は真相が分かった時目頭が熱くなった。正に親友だったのですね。『君の歌』は途中で謎が解けました。やっぱり!といった感じかな。『雪の糸』は晴香がいたずら心を出して祥吾をだましたおかげで先輩の運命が変わってしまった。でも先輩が祥吾にお礼を言ったように、それで良かったのだ。本当に。『おとなりの』は少年たちの友情が爽やかです。真沙美さん、素敵な方ですね。私も真沙美さんのようになりたい。『野バラの庭へ』は時を経て復讐をするお話。その後の香留と統子の事がちょっと知りたい。
読了日:9月20日 著者:大崎梢
いのちをいただくいのちをいただく感想
普段忘れてしまっている事に気づかせてもらいました。命を頂いて生きているという事。お肉もお魚も野菜もお米も、全て命あるもの。それを頂いているという事。決して忘れてはならないと思いました。食事ができる事に感謝して、食材をムダにせず、料理を残さず、謙虚に暮らしたいと思います。『はなちゃんの味噌汁』に出てきた高取保育園も紹介されてあります。題字は、はなちゃんの書との事。はなちゃんのお父さんの安武信吾さんも編集に関わっていらっしゃいます。みいちゃんの涙を忘れません。
読了日:9月16日 著者:内田美智子
吾輩は看板猫である吾輩は看板猫である感想
もう可愛くて可愛くてたまりません!看板猫達。結構高齢の仔達が多い。撮影顛末記で、喫茶アカシヤのチャーが亡くなった事を知り、寂しくなりました。チャーちゃん、お疲れ様でした。お店に猫がいるだけで、どうしてこんなにも癒されるのでしょうね。
読了日:9月15日 著者:梅津有希子
新耳袋―あなたの隣の怖い話新耳袋―あなたの隣の怖い話感想
怖い話が堪らなく読みたくなって図書館で借りました。小学校の担任が話上手で、時々怖い話をしてくれたので、その時に百物語の事も教えてもらいました。百本目のロウソクの火を消した時…。ぞっとしたものでした。人間長く生きていれば不思議な体験のひとつや二つ経験するものです。そんなお話をただ、たんたんと書いてある作品です。でもそれだからこそ、ぞっとします。
読了日:9月15日 著者:木原浩勝,中山市朗
「さよなら」が知ってるたくさんのこと「さよなら」が知ってるたくさんのこと感想
初読みの作家さん。う〜ん、驚いた!家族連れをそんなふうな見方するなんて!考えた事もなかった。『さよなら』についてのさまざまな事が書かれてあるのだけれども、当然共感できる部分と出来ない部分があった。だって違う人間なんだもの。当たり前ですよね。そういう部分も含めて書かれてある所がちょっと気に入ったかも。
読了日:9月12日 著者:唯川恵
偉大なる、しゅららぼん偉大なる、しゅららぼん感想
面白かった!『プリンセス・トヨトミ』に続き万城目さんの作品は2冊目。馴染みぶかい関西の話なので、奇想天外な世界でもすぐに入り込む事が出来た。湖西の方が子供の頃良く行っていたので、湖東の事は知らなかった。だからカロムが湖東のみ人気がある事も知らなかった。竹生島は何回か行った事があったので、かわらけ投げはしたこ事があり、そうそう、ちゃんと飛んでくれないのよねと懐かしく思いだしながら読んだ。犯人にも驚いたけれども、最後の展開にも驚くとともに切なくなった。でも最後の最後にもしや?の展開が!ちょっと嬉しくなった。
読了日:9月10日 著者:万城目学
魔女の心臓(5) (ガンガンコミックスONLINE)魔女の心臓(5) (ガンガンコミックスONLINE)感想
『剣と姫君』切ないですが未来があって良いお話でした。『刑戮の娘』は悲しいお話でした。グリースとブラン、これからどんな人生を歩んでいくのか?『真昼が夢』はコミカルで心が温かくなりました。『猫耳恋々』は、猫耳を見た途端にもう萌え〜状態でした。ミーシャとルミエール、案外似合ってたかも。でもルミエールはミカ一筋ですものね。リツカもよく活躍してましたね。猫達の前ではちょっと危なかったですが…。
読了日:9月7日 著者:matoba
世界の美しい飛んでいる鳥世界の美しい飛んでいる鳥感想
鳥好きにはたまりません。飛んでいる鳥の姿を写真に撮るってとても難しいです。実際うちのセキセイインコたちの写真を撮ろうとしても、一時もじっとしていてくれないので撮れません(>_<)自分の腕が悪いせいもあるけど…。シロアジサシのヒナがスックと立って短い羽根を広げている姿が可愛らしくていじらしくて好きです。インコやオウムの写真はあったのですが、セキセイインコの写真がなかったのでちょっと残念でした。野生のセキセイインコの飛ぶ姿の写真が見たかったです。
読了日:9月7日 著者:澤井聖一
いい階段の写真集いい階段の写真集感想
螺旋階段が好きで表紙を見た途端に読みたい!となり図書館で借りた。表紙のUSEN大阪ビル旧館の螺旋階段、本当に素敵で見惚れてしまった。残念ながらこの階段は姿を消してしまうかもしれないとの事。残念だ。大丸心斎橋店本館の階段はレトロで良いなあと思っていたので、やっぱりと思った。大阪駅前第2ビルは良く利用するのだけれども、階段にそんなに注目していなかった。写真で見るととても豪華に見えるのはなぜ?(^_^;)北浜レトロビルヂングの階段も一目惚れしてしまいした。紅茶専門店との事なので一度行ってみたいものです。
読了日:9月6日 著者:BMC
ためない心の整理術―もっとスッキリ暮らしたいためない心の整理術―もっとスッキリ暮らしたい感想
「それどころではない」ときにこそ、の頁の【不安のあるままに共存を】が心に響いた。最近不安の種がつきなくて、平常心を保てず、仕事にも集中できず、失敗ばかりしていたので。『不安をなくせはしないけれど、不安がありながら、ふだんどおりのことをした。している間は、不安に支配されていない時間。そうした時間を一日のうち三十分、一時間、三時間と増やしていくのが、不安と共存しつつ克服することなのでは』という作者の言葉に救われた。
読了日:9月2日 著者:岸本葉子

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